Shoot At The Devil

―All evil bitches will see the two lights.

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
02


Spn S10-18 Book of The Damned

こちらは自己満足で書いてみたエピまとめです。
意訳・誤訳・直訳が多いです。
とりあえずストーリー・あらすじ・ネタバレが知りたい方のみどうぞ。

じぇいこぶじぇいこぶ言っててすいませんじぇいこぶ

深夜の路地裏。二人の男に追われていたCharlieは一人を倒すともう一人の胸に日本刀を突きつける。
Charlie「何なのあんたたち!なんで後をつけてくるの!?」
Jacob「おまえを追ってるわけじゃない。そのカバンの中身に用があるんだよ・・
お嬢さん、それはおまえのものじゃない。我が一族のものだ」
Charlie「そう?それは悪かったわね、ガンビット。拾ったものは自分のものよ」
Jacob「それはおまえの理解を超越したものだ。読むことさえできないぞ」
Charlie「あんたって刃物突きつけられててもいつもそんなにご親切なわけ?」
Jacob「俺を殺しても仲間は決してあきらめない。
おまえはロシアのときのように忍び足でチューリップ畑を通り抜けられるし、
アラスカのときのように列車の後ろに跳び乗ってタダ乗りもできる。
だがすぐに一族がおまえを見つけ出すだろう。おまえの死で幕引きだ」

男は刀をはじくとその隙に銃を拾う。その銃口を刀を拾って逃げ出したCharlieの後姿に向けて発砲する。
Charlieは腹部を撃ちぬかれながらもかろうじて逃げ出すことに成功する。
Jacob「逃げ切れると思うなよ、お嬢さん!」

18_8_20150421230008d5f.jpg

18_9_20150421230010f04.jpg


車を走らせるCastiel。助手席にはSamに撃たれた傷が癒えないままのMetatron。
ラジオから流れる曲を消すCastiel。
Metatron「おい、名曲だぞ・・あぁ、おまえの言いたいことはわかる、その通りだ。
結婚式当日の大荒れ模様の天気や欲しくないスプーンは皮肉とは言いきれない。
だが覚えやすい曲なのは間違いない。嗜好は議論できん。しかし人間になってからはただ・・おかしな感じだ。
この感情・・音楽というものを感じるんだ。
さっきの曲、"ススーディオ"だったか、何の歌なのかもわからんが気に入った。
私は歌詞、言葉、ストーリーを楽しむ。鳥肌が立つんだ。
鳥肌が立つというのは・・言うまでもなくゾクゾクする。けれども・・官能的だ」

それまで黙って運転していたCastielは誰かに電話をかける。相手はSam。
Sam「キャス?」
Castiel「今すぐこいつを殺してもいいか?」
Metatron「・・聞こえてるぞ」
Sam「ダメだ、そいつには生きててもらわないと。今のところは。
無事にグレイスを取り戻せたら好きにしていいから」
Castiel「時間をかけて殺してやりたい」
Metatron「隣にいるんだぞ」
Castiel「カインの印についての情報は?」
Metatron「一言一句、ハッキリ聞こえてるぞ」
Sam「ない。ずっと探ってるけど・・もうわからないよ、キャス」
Castiel「答えはあるはずだ。ディーンを治す方法を見つけるんだ」
Metatron「・・なぜあんなファイヤークラッカーを治したいのか理解できん。結局あいつが興味あるのは・・」

言い終わらない内にCastielが殴る。
Castiel「とにかく、探り続けるんだ」
Deanが帰ってくる。
Sam「えーっと、その、そういう名前の人間はここにはいませんよ、じゃあ」
あわてて電話を切るSam。
Castiel「サム?」
Metatron「・・圏外か?それとも切られたのか?」

MetatronをにらむCastiel。
Metatron「切られたんだな?」
笑うMetatronはふたたびCastielに殴られる。

18_10_20150421230017671.jpg


Sam「もう一回これまでの情報を全部チェックしてみたよ。二重、三重のチェックをしてみたけど・・」
Dean「カインの印は呪いだ」
Sam「まぁそうだね」
Dean「本当なんだ、サム。これは・・呪いだ」
Sam「・・どういうこと?」
Dean「クラウリーが言ってた。いや、ロウィーナがあいつに言ったんだ、俺を殺そうとして失敗した後に」
Sam「なんだよそれ・・」
Dean「印が俺を守った。ロウィーナは本気で俺にムカついてるわけじゃない。
クラウリーにムカついてるんだ、あいつが優しくなってるから」
Sam「間違ってないけど」
Dean「そうだな。クラウリーと偉大な母親が親子ゲンカした後・・」
Sam「偉大な母親?」
Dean「・・ロウィーナはクラウリーの母親だ・・あとで説明する。
それで・・彼女が言ってたことを直接あいつに聞いた。実際のところ印は呪いだと。
とにかく、すまなかった。おまえにはちゃんと説明しておくべきだった」

机に置いたSamの電話が鳴る。Samが手を伸ばすより早くDeanが取る。
Dean「まかせろ・・・ウィンチェスター会計事務所です。どのようなご用件でしょうか?」
Charlie「ディーン?」
Dean「チャーリー?どうした?今どこだ?」
Charlie「もうヘトヘトで・・出血もしてるし。今は電話ボックスよ、電話ボックス」

SamはDeanにスピーカーにするようにジェスチャーする。
Charlie「こんなことが"ビルとテッドの大冒険"じゃないこの現実にあるなんて・・」
Dean「おい、とりあえず深呼吸しろ、チャーリー。サムもここにいるから、何があったか教えてくれ。
なんでケガしてるんだ?」
Charlie「撃たれたの。縫合するのにデンタルフロスがめちゃくちゃ役に立つって知ってた?
意識飛んだの二回だけだし、今は傷口からミントの匂いがする」
Sam「チャーリー、病院に行った方がいい」
Charlie「ううん、大丈夫。それより今はどこか安全な場所に行かなきゃ。まだあいつらに追われてるから」
Sam「あいつら?」
Charlie「南部地方のクソ野郎。ずっと追われてるのよ、"堕ちたる者の書"を手に入れてから」
Sam「あの本を見つけたのか!どこで?」
Charlie「何度かのニアミスといくつかの博物館に侵入した後、スペインの修道院に関する資料を見つけたの。
そこは何年も前に焼け落ちてて廃墟なんだけど・・まぁ、直感が働いたっていうか。結果は大当たり」
Dean「オーケイ、チャーリー、そこにカインの印のことは何て書いてあるんだ?」
Charlie「全っ然わかんないの。今まで見たこともない文字で書かれてて。
でもその修道院の地下室で何点かの研究ノートを見つけた。
"堕ちたる者の書"は魔術書よ。どんな天罰でも生み出せて、取り消すこともできる。
この書を翻訳できれば・・カインの印を消すことができるのよ、ディーン」
Dean「チャーリー、おまえは天才だな」
Charlie「天才の逃亡者。私を追ってるやつらは訓練されてる。やつらの一人が自分の一族のことを話してたわ」
Dean「一族?名前は?」
Charlie「わかんない。でもタトゥーを見たわ、あれは紋章かもしれない。オカルトちっくな感じだった。
本が外に出ているかぎり、やつらはずっと私を追ってくる・・
あとどれだけ逃げ切れるかわからない。やつらは何らかの方法で本を追跡してるの」
Sam「わかった、じゃあその網をすり抜ける必要があるな。今どこにいるんだ?」
Charlie「えーっと・・デモインの南の方ってことしか・・」
Dean「よし、俺たちの友人のボビーってやつがハンターのためのキャビンをそこら中に持ってるんだ。
それほど多くないけどそこには道具や伝承の本が置いてあるから、俺たちが着くまで休んでる暇はないぞ」
Charlie「わかった、お菓子持ってきてね。あと、メンオブレターズのデコーダーリングも全部。
本は古くてとにかく気味が悪いの、こんなの今まで見たことないわ」


18_11_20150421230013d52.jpg


MOLのファイルを箱に詰めるSam。Deanが見慣れないケースを持ってくる。
Dean「おい、これ見てみろよ。倉庫にこんなのあったぞ。鉛張りで隔離できる」
ケースの内側はあらゆるシンボルが全面に描かれている。
Dean「そいつらが本を追ってるっていうなら、これでそのレーダーを遮断できる。準備完了?」
Deanは上機嫌で音楽をかけながらインパラを飛ばす。その様子に笑うSam。
Dean「・・なんだよ」
Sam「べつに」

音楽を消すSam。
Sam「べつに何でもないけどさ。ただ、こんな兄貴見るの久しぶりだなって。それだけ」
Dean「いい曲だろ」
Sam「そうだけど」
Dean「・・なぁ、この数週間は次から次へとずっと板挟み状態だった。おまえもチャーリーの話聞いてただろ。
ついに解決策に狙いが定まった」
Sam「その"照準"によるなら、解読できない本の魔術を現在追跡されてるってことに・・」
Dean「俺たちは勝利に向かってる。遅いくらいだ。もうひとつ言っておく。もしこれが上手くいったら休みを取る」
Sam「休暇?」
Dean「そういうこと。週末のベガスやモーテルでポルノを見ることなんかじゃないぞ。ビーチとかだ。
ビール飲んで泳いで、現地の動物とたわむれる・・最後にビーチに行ったのっていつだった?」
Sam「・・行ったことないけど」
Dean「行ったことない。足の指の間に砂が入り込むんだぞ、サミー・・指の間に・・」

Deanは再びカーステレオのスイッチを入れる。


ダイナー。手錠をしたまま山盛りのワッフルを勢いよく食べるMetatronにあきれた様子のCastiel。
Metatron「・・あぁ・・なんということだ・・なんという・・食事とは・・素晴らしい。
多くの本には数えきれないほどの説明が書かれているが、しょせん言葉でしかない・・この味、この本物の味・・」

山盛りのホイップクリームの上にさらにシロップをかける。
Metatron「思ってもみなかった。食べた物はこの口から入って・・こっちから出て行く・・魔法じゃないか。
おまえは人間になったことがある。こういうことを経験しなかったのか?」
Castiel「私はちゃんと消化する。消化不良もない」
Metatron「いやいやそういうことじゃない。こういう気持ちにならなかったのかって聞いてるんだ。
このワッフルの味、子供たちの笑い声。我々二人は神に触れただけの天使じゃないが平凡だ。
私とおまえには多くの共通点がある」
Castiel「やめろ」
Metatron「なんだ?私たちは同じ時間を過ごしてる。親友になれないのか?」
Castiel「断る。貴様は私の友人を殺した」
Metatron「おい、ディーンは大丈夫だろ、大方は。水に流せないのか?」
Castiel「許さない。おまえが言った安全な場所を3か所回ったが、すべてもぬけのからだった。
つまりおまえは私のグレイスを失くしたか時間稼ぎをしている」
Metatron「・・私を非難できるのか?おまえにグレイスを手渡した瞬間、私は死ぬ」
Castiel「自業自得だ、メタトロン。逃れられないぞ」

黙り込んだMetatronの胃腸が激しく鳴る。
Castiel「・・どうしたんだ?」
Metatron「トイレに・・ちょっと手伝ってくれ」

Castielはため息交じりにMetatronをトイレに連れて行く。
その後姿をカウンターに座っていた男が目で追う。男の懐には天使の剣。


キャビンに着いた兄弟。
Dean「チャーリー?」
Charlie「・・メリークリスマス!」

意識を失っていたCharlieが飛び起きる。
Charlie「つけられてない?」
Dean「大丈夫だ」
Sam「気分は?」
Charlie「まぁ・・たぶん今も意識飛んでたけど良くなってる」

兄弟と弱々しくハグをするCharlie。
Dean「本は?」
Charlie「今のところわかってるのはこれだけよ。
700年前、ある修道女が自分を隔離した、"闇のビジョン"を見た後に。数十年後、彼女はこの本と一緒に出て来た。
ページはすべて彼女の皮膚で作られていて文字は彼女の血で書かれてる。言ったでしょ、気味が悪いって」

CharlieはDeanに本を手渡す。表紙を開きページをめくっていくDeanの表情が変わり、本から目が離せなくなる。
Charlie「見つけた研究ノートによると、所有していたのはカルト教団や魔女集団。
しばらくはヴァチカンが保管してたみたい。
内容は黒ミサ、黒魔術、永久的な悪意。使われている言葉は多分・・」
Sam「ディーン?・・ディーン!」
Dean「え?」

Deanは自分が本に魅了されていたことに気づくと本をCharlieに返す。
Dean「・・俺がこの本に触るのはあまりいい考えじゃないな。残りの荷物を取ってくる」
キャビンを出るDean。
Charlie「・・今のなに?」
Sam「兄貴は良くなってないんだ。頑張って隠そうとしてるけど・・だから早く解決策を見つけないと」


18_13_201504212300159fd.jpg


ダイナーの裏口から出るCastielとMetatron。
Metatron「ヒドイところを見せて悪かったな。どうも私は乳糖を受け付けない体質らしい」
Castiel「二度とその話はするな」

車の前には店内で二人を見ていた天使が立っていた。
Angel「メタトロンとキャスティエル・・なんてラッキーな日なんだ。二羽の鳥、一振りの剣・・」
天使が剣を握るとCastielも剣を握る。
Castiel「誰だ?」
Angel「ただのキューピッドさ。怒りに満ちたキューピッド」
Castiel「君の怒りはもっともだ」
Angel「おまえら二人が天国を堕落させた・・二度と元には戻らない!」

天使がCastielに飛びかかる。その隙にMetatronは逃げ出すが足の傷のせいで思うように動けない。
Castielを殴り倒した天使はMetatronに馬乗りになり剣を振り下ろそうとする。
起き上がったCastielが天使に体当たりするが、今度は自分にその刃が向けられる。
突然天使が悲鳴を上げて絶命する。彼の背後にいたのは剣を手にしたMetatron。
Castielはその姿に剣を構える。
Metatron「ひとつ貸しだぞ」
Metatronは手にした剣をCastielに差し出す。
Castiel「・・なにも変わらないからな」
Metatron「どういたしまして」


18_14_20150421230321b9c.jpg


キャビン。CharlieはDeanにメモを見せる。
Charlie「あいつのタトゥーはこんな感じだった」
Dean「クソの一族か、わかった。メンオブレターズに保管されていたオカルト一族のファイルを全部持ってきた。
何かこの中にあるはずだ」
Charlie「サム、そっちは何かわかった?」
Sam「たぶんね。これはシュメール人の方言だ。似たようなのがあった」
Charlie「サイコー」
Sam「俺もそう思うけど・・訳してみたけどどの言葉も意味がないんだ。全部意味がない。
違うとこの方言なのかも」
Charlie「いいえ、合ってる。これは・・暗号だと思う」
Sam「暗号を含んだ解読不能の本か・・サイコー」
Dean「おい、オタクを名乗ってんだろ。だったらできるさ」
Charlie「ディーンの言う通りだわ。アラン・チューリングモードでこの暗号を解読しましょ」

DeanはSamが持ってる本から目が離せない。その視線に気づいたSam。Deanはあわてて目を離す。
Sam「・・あのさ、チャーリー、ちょっとの間研究ノートの方を調べないか?
この本見てると目が痛くなるんだ、言葉通りに」

SamはDeanの方を気にしながら、隔離ケースに本をしまう。


二台の車がガソリンスタンドに止まる。降りて来たのはJacob。
Man「どうしたんだ?」
Jacob「静かに」

Jacobは金のコンパスを取り出す。
堕ちたる者の書の在りかを示すそのコンパスはぐるぐる回るばかりで明確な方向を示さない。
Jacob「・・クソ。どうやら本を隠す方法を見つけたらしい。だがここにあった・・ここを通った。
あの女はここにいた・・手分けしてこの辺りを調べろ。誰か女を見てるかもしれん」



図書館。
Castiel「図書館にグレイスが隠されているなど信じるとでも思ってるのか?」
Metatron「もう誰も図書館に行かないだろ。世界でもっとも安全な場所だ」
Castiel「グレイスを感じる・・ここにあるのか。だがおまえは何らかの方法で隠した。どこだ?」
Metatron「正直なところ、私にもわからん」

CastielはMetatronをイスに無理やり座らせると足の傷を強く押さえつける。悲鳴を上げるMetatron。
Castiel「どこだ!?」
Metatron「本当に知らないんだ!グレイスを隠したのは他の天使で私も知らない!
誰かが私を拷問して情報を吐かせようとするときに備えて!ぴったりだろ!」
Castiel「私のグレイスはどこにあるんだ?」
Metatron「天使には私の好きな本の中にその手がかりを隠すように言った・・外してくれ」

CastielはMetatronの手錠を外す。Metatronが本棚から一冊の本を取るとすぐにCastielがそれを取り上げる。
その中には1枚のメモ。
Castiel「・・"人間がすることでもっともおかしなことは?"・・・なぞなぞか?答えは?」
Metatron「わからん。私は人間になってまだ1日しか経ってないんだぞ。
なぞなぞの答えは次の本への道しるべだ。その中におまえのグレイスが入ってる。
一緒に答えを探すんだ、チームワークだ」


18_15_201504212303256e2.jpg


Charlie「ブレッチリー・サークルだってこれは解読できないわ。
すべての暗号アルゴリズムを試してみたけど・・ゼロよ」
Dean「そんなに悪いことじゃないかもな・・おまえを追ってたやつら・・あらゆる種族の悪だ。
数世代、数世紀にも及ぶ悪・・スタイン家だ。彼らに関するメンオブレターズのファイルは1800年代前半からある。
スタイン家は市場を変動させるために魔術で疫病を生み出した。
権力を手に入れる前にはナチスの手助けをして利益を得ていたらしい」
Charlie「つまりスーパーナチュラル版デュポン家みたいな?」
Dean「基本的には。やつらが使う魔術は"言い表せないほど恐ろしい悪"の本からきてる。
その本は100年近く前に消滅してる」
Sam「つまりそいつらは悪ってことだ。どうする?マズい状況に直面してる」
Dean「サム、ファイルを読んでみろ。本が機能するのは使ったときだ、良くない副作用が起きる。
良くないってのは聖書的なことだ。黒魔術には対価がつきものだ。わかるだろ、俺たちは前にも経験してる」
Charlie「じゃあ、翻訳だけでもしようよ。何が書いてあるのかくらいは・・」
Dean「おまえらはわかってない。一目見たときからあの本はずっと俺を呼んでる、この印を呼んでるんだ。
まるで生きてるみたいに。本は俺に使ってほしいんだよ。
なぁ、俺だってこれが答えであってほしかった、本当に。でもあの本のことは忘れるべきだ。
燃やすとか埋めるとか、わかんねぇけど。とにかく他の方法を探すしかない」
Sam「たとえば?」
Dean「・・わかんねぇ」
Charlie「それじゃ・・あきらめるの?」
Dean「あきらめてねぇよ。チャーリー、俺は死にたいなんて考えてない。仮に考えてたとしても俺は死ねない、
コイツがこの腕にある内は。俺ができるのはできる限り戦い続けることだ、その時まで・・」
Sam「その時ってなんだよ?・・言えよ、その時って何なんだよ、ディーン。
俺がまた兄貴が悪魔になるのを見届けるときまで?それまでってことなのか?
そんなことできない・・そんなのごめんだ」
Dean「・・じゃあ・・俺を監禁するしかないな。この前みたいに俺を縛れよ」
Charlie「それじゃ何も解決しないわ」
Sam「なぁ、本の翻訳をやらせてくれ。それでそこに解決法があったらそれを実行する、
結果には後から対処するから。兄貴を失うわけにはいかない」
Dean「本気か?」
Sam「本気だ」
Dean「考えが変わったんだな、この前言ったこととは違うみたいだ」
Sam「本心じゃなかったことくらいわかってるだろ」
Dean「これは俺が背負わなきゃならない十字架なんだよ、サム!俺の試練だ。あの本はその答えじゃない。
悪人の手に渡る前に破壊するんだ、俺を含めた悪人が手に入れる前に!
・・外に出てくる。チャーリー、食い物買ってくんの忘れたから買ってくる」
Sam「ディーン、おい・・」
Dean「他の方法を探す。サム、俺は休暇を取るぞ。でも今すぐじゃない、こんな形じゃない」

Deanが出て行く。
Charlie「サム・・ディーンの言ってることも正しいかも」
Sam「いや・・方法はあるはずだ。必ず」


18_16_20150421230323964.jpg

18_17_20150421230324548.jpg


図書館。
Metatron「我々ならいいチームを作れるぞ。コメディー抜きのバディコメディ作品のようなチームだ」
Castiel「あるいは仲間、だ」
Metatron「おいおい、さっきのダイナーでのこと、あれこそまさに最高のコンビネーションじゃないか」
Castiel「あれは不運な出来事だ。兄弟も姉妹もこれ以上死ぬべきではない」
Metatron「兄弟や姉妹?もっともだな。誰をも気にかけるような会社の方針をまだ吐いてるのか?
我々が本当の家族だとでも?我々は自己嫌悪か誇大妄想で満たされたひとかたまりの輝く光だ」
Castiel「黙れ」
Metatron「断る!もしここで死ぬことになるなら答えが欲しいんだ。たとえば、おまえは何者だ?
おまえは明らかに神の御使いじゃない。"燃えよ!カンフーのケインのように地上を歩く"この状況はいったい何なんだ?
天国の混乱を正常にする・・あと何人危険な天使がここにいる?すべて終わったら何をするつもりだ?
天国に戻る?やめてくれ。かつてハンナと呼ばれていた天使は治安を回復した。
神が真珠の門を開放したときから流出は始まっている。
教えてくれないか、キャスティエル。今のおまえの任務は何だ?」
Castiel「・・・黙って探せ」

Metatronは傷口から流れる血で本にシンボルを描く。
術が完成すると、反対側の通路にいたCastielが苦しみ始める。
Metatron「・・かわいそうなキャスティエル。わざわざ浅瀬で溺れるためにここまで泳いでくるとはな・・
これって皮肉だろ?そう思わないか?」



キャビン。
Charlie「・・ねぇ、ディーンの言ってたことってどういう意味?あなたの考えが変わったとかなんとか」
Sam「・・ちょっと前のことなんだ。俺たちには・・地獄の門を閉じるチャンスがあった。
そのためには俺は死ななきゃならなかった。俺はそれでもよかったんだけどディーンは納得してなくて。
それで兄貴は・・」
Charlie「あなたを救った」
Sam「俺を助けた・・」
Charlie「そのときあなたが望まないことを彼がやって、あなたはそれが許せなかった・・
何か言ってディーンを傷つけちゃった?」
Sam「・・まぁ、そんなとこ」
Charlie「まったく、兄弟って・・私はハンターになってそんなに経ってないけど、
それでもこれが自分の人生なんだって感じるの。"ソフィーの選択"にある大半のエンディングは死か涙・・
普通はそうなんでしょ?・・なんでこんな人生になっちゃったんだろ?
スカヨハと結婚して何かクールな発明をするつもりだったのに。
今はただ・・生きてることが幸せ」
Sam「・・ディーンが俺に会いに大学に来たとき、自分自身に言ったんだ。これで最後だって。これっきりだって。
恋人のジェシカを失ったときも同じように自分に言い聞かせた、これが最後だって。
ずっと、これっきりだって・・今回だけ、今回だけって。
大学に戻るつもりだったんだ、それが自分の人生だったから。
今なら理解できるよ・・これが俺の人生だ。気に入ってる。
でも・・兄貴がいなきゃできない。兄貴がいなきゃやりたくない。兄貴がいなくなったら俺は・・・」


18_18_20150421230327edf.jpg


Metatron「では・・まず最初に戻ろう。私がここに来た本当の目的とは・・」
Castielが苦しむ姿を他所にMetatronは一冊の本を取る。中にはなぞなぞのメモ。
Metatron「"人生において成功するために必要な二つのものとは?"・・無知と自信だ」
笑うMetatron。Castielの手には最初のメモ。
Castiel「・・これは引用文だ・・」
Castielは動かない体で床を這いながら本を探す。
Metatron「おまえと素人のサムは私が何の予備計画ももってないと本気で思ってたのか?」
Metatronが見つけた本を開くと中には一枚の石盤。
Metatron「・・会いたかったぞ、悪魔の石盤」
Castielはドン・キホーテの本に手を伸ばすが上手くつかめず落とす。
その拍子に本の中から光を放つ小瓶が落ちる。
Metatron「・・あの場所にはこれが必要だ」
勝利を確信したMetatronは笑いながらCastielが倒れている通路に向かうが
彼が光る小瓶を手にしているのを見ると表情が変わり逃げ出す。
Castiel「・・人間の行動の中でもっともイカれたことだと?・・死なせることだ」
Castielの口にグレイスが吸い込まれていくと彼の体が白く輝き始め、周囲に爆風が巻き起こる。
その衝撃でMetatronが描いた魔法陣が崩れ、Castielが立ち上がると光の中に彼の翼が浮かび上がる。

18_19.jpg


ガソリンスタンドのコンビニ。カウンターの中で血まみれの店主が倒れ、そのそばでナイフの血をぬぐうJacob。
そこにDeanが入ってくる。彼は何の疑いもなくスナックとドリンクを取るとカウンターに置く。
Jacob「以上ですか?」
Dean「あぁ、これだけでいい」
Jacob「では・・15ドル75セントです。これから家に帰るんですか?それとも旅行中?」

Deanは20ドル札を受け取ったJacobの手首にCharlieの言っていた絵柄と同じタトゥーがあることに気づく。
Dean「・・旅行中だ」
Deanは天井にあるミラーにJacobの足元で血まみれで倒れている店主の姿を見る。
Dean「・・たった一人でやってるのはさびしいだろな」
Jacob「まぁ、なんとかやってますよ」

Deanは銃口をJacobに向ける。
Dean「動くな。両手を見えるところに」
Jacob「・・釣りはいらないのか?」

Deanは背後から現れた別の男に羽交い絞めにされ、銃を落とす。
ナイフを取り出すJacob。
Jacob「さて・・どちら様かな?」
Deanの腕にあるCainの印に気づく。
Jacob「これはこれは・・おまえのような者がどこでそんな代物を手に入れた?」
Dean「だったらなんだよ、ミスター・スタイン?」
Jacob「友人たちからはジェイコブって呼ばれてる」
Dean「俺は友達じゃねぇよ」
Jacob「そうか・・」

JacobはDeanが買おうとしてたものを改めて見る。
Jacob「これは偶然にも赤毛の少女へのご馳走というわけじゃないよな?
・・本を隠したのはおまえか。鉛で覆ったな」
Dean「・・何のことだかさっぱり」
Jacob「わからないか?あれを見ただろ。カウンターの下にいるあの男、あいつも同じことを言ったよ。
この道路沿いのドライブインやガソリンスタンドにいた他の人間たちと同じことを。
誰も赤毛の女を見てないって。そして・・カインの印を持った男がここにやって来た、俺のところへ。
これは偶然であり、神の摂理だ。
"堕ちたる者の書"は見つけてほしかったんだ。家に帰りたがっている。
当ててやろうか、おまえは本を使ってその贈り物を腕から消したいんだろ?
・・弱者に力を無駄遣いされるとは。たしかにあの本なら・・その印を消すことができる。
だがそれに手を出せば、おまえは今よりもはるかにマズい状況に陥ることになるぞ。
だからここで正しいことをしたらどうだ?本は今どこにある?」
Dean「・・そうだな、本は・・」
Jacob「なんだって?聞こえなかったな、もう一回言ってくれ」
Dean「だから・・」

Deanは近づいてきたJacobに頭突きをすると羽交い絞めにしていた男の顔面にも頭突きをする。
Jacobはそのまま逃げ出し、Deanは床に落ちた銃を拾うと向かってきた男に発砲する。
しかし男は倒れることなく近づき、全弾撃ち込まれてやっとその場に倒れる。

18_20.jpg

18_21.jpg


急いでバンカーに戻るDean。その様子にただならぬ雰囲気を感じるSamとCharlie。
Charlie「何かあったの?」
Dean「スタインのやつらに見つかった」

Deanは暖炉に聖油をかける。
Dean「あいつらマジでイカれてる」
Sam「どういうこと?」
Dean「クソ野郎を一人倒すのに全弾使った」
Sam「ディーン、その聖油でどうするつもりだ?」
Dean「本には印を消す方法が載ってる。でもそれには犠牲がともなう・・本を破壊する」
Sam「・・間違いないのか?」
Dean「こいつは俺を呼んでるんだ、サム。わかるか?聞こえるんだよ、この印を呼んでる。
印は俺にこの本を持って逃げてほしいんだ」

外から聞こえた物音に反応する3人。DeanはSamに本が入ったケースを渡す。
Dean「今すぐ燃やすんだ」
しかしSamは迷ってるように動かない。
Sam「サム、燃やせ!」
窓を破って男がDeanに飛びかかる。反対側の窓のそばにいたCharlieにも別の男が飛びかかる。
Samは急いで暖炉の前でケースから本を取り出す。
ドアを蹴破って入って来たJacobの姿を見たDeanは彼に向けて発砲する。
その衝撃でJacobの手から銃が落ちる。その隙に暖炉の火に本を入れるSam。
Jacob「・・馬鹿め!」
Deanの銃弾を受けながらもJacobはSamの首を掴み上げる。
Samは手にしたナイフでJacobを刺す。

18_22.jpg


バンカー。
Castiel「私は愚かで自己中心的だった。さっさとメタトロンを殺せばよかったのに・・
あの石盤でいったい何をするつもりなのか・・」
Sam「あのさキャス、グレイスが戻ったんだ。つまりキャスが戻ったってことだろ。正しいことをしたんだよ」
Castiel「正しいことをしたのは君の方だ。あの本は破壊する必要があった。
サム、我々は他の方法を見つけるしかない」

バンカーのドアが開く。帰ってきたのは両手に買い物袋を下げたCharlie。
Charlie「ただいまー」
階段を下りて来たCharlieはCastielの姿を見て驚く。
Charlie「・・ワォ。この人、もしかして・・?」
Sam「チャーリー、キャスだよ。キャス、彼女はチャーリーだ」

笑顔でCastielをハグするCharlie。
Charlie「もっと背が低いと思ってたわ」
Sam「冷蔵庫に入れてくるよ」

Samは買い物袋をキッチンに持っていく。
Charlie「力が戻ったって聞いたけど?」
Castiel「あぁ、自分のグレイスを取り戻した」
Charlie「それじゃ・・ディーンを治せる?」
Castiel「・・残念ながらそんな簡単なことじゃないんだ」
Charlie「あきらめるなってことね・・私の手根管症ならなんとかできる?」

CastielはCharlieの額に触れる。
Charlie「・・それだけ?」
Castiel「手根管症と銃創は完治した。君はリストブレイスをつけ続けたいかもしれないが」

笑顔のCharlieはCastielの胸を拳で叩く。
Charlie「これってもう私たち親友ってことじゃない?」
ピザを抱えたDeanが戻る。
Dean「意外な顔ぶれだな。それで・・力が戻ったって?100パーセント?どうやったんだ?」
Castiel「えーっと、その・・ハンナのおかげだ。彼女がメタトロンから私のグレイスの位置を聞き出してくれた」
Dean「すげぇな。サム、俺たちは勝利に向かってるって言っただろ。おまえが戻って嬉しいよ」

DeanはCastielの肩を叩く。本当のことを言えずに複雑な表情のCastiel。
4人はテーブルを囲んで食事をする。楽しそうに笑うDeanとは正反対にSamの表情は暗く固い。

18_23.jpg

18_25.jpg

18_24.jpg


Sam「・・あんたのことは信じてない。これからも信頼することはない。
でも助けてほしい。これはあんたの得意分野だ」

Samはダイナーのテーブルの上に燃やしたはずの堕ちたる者の書を置く。
暖炉の火にくべたのはあの場で咄嗟にすり替えた別の本だった。
Sam「兄貴の腕からカインの印を消したい。あんたならこの本を解読して、
その方法を見つけられる気がする。ひとつだけ聞きたいのは・・助けてくれるのか?」

Samの向かいに座っていたのはRowena。
Rowena「・・条件についての話をしましょう」

18_26.jpg



関連記事
スポンサーサイト



テーマ : 海外ドラマ(欧米)    ジャンル : テレビ・ラジオ


Comments

>さくらさん
ありがとうございます!
いやいや私も相当ひどいもんですよ?全然わかってないですから。
ほとんど知ったかぶりかそのシーンの雰囲気で訳してますから間違いだらけです^^;
スラスラわかればこれだけ時間もかからないんですけどね(;´д`)トホホ…
私も字幕がないとキツイですね~
コツといいますか、唯一言えるのは自分が発音できる音は聞き取れるということぐらいです。
テキストのクリアな音声よりもドラマや映画のセリフをキャラになりきって真似するのもアリだと思います。
私もSpnで勉強中ですのでお互い頑張りましょう!(゚∀゚)ノ
>さくらさん
はい、お互い英語力が向上するように頑張りましょう♪
Spnは泣かすときは思いっきり泣かしにくるので
シーズン最終話となるとこちらも心構えが必要ですよね~
兄弟を取り巻く環境はいつも厳しいのでJ2の仲の良さに癒されます(*゚∀゚*)

Leave a Comment


Body

 
Spn Next Episode
カウントダウンタイマー


 
 
Spn Cast Twitter

 
Profile

miku[el]

Author:miku[el]
海外ドラマ・スーパーナチュラルをメインに好きな映画やその他ドラマについて好き勝手に書いています。天使フリーク。Spnはシーズン11について書いてますのでネタバレは困る!という方はお気をつけください!US放送済み分については予告なしでネタバレします。DVD発売後でもエピタイトルは原題で表記してます。英語が堪能ではありませんので、ブログ内はほぼ個人的解釈を含んだ意訳です。誤訳もあるかと思いますがご容赦ください・・
★拍手コメントのお返事は同記事のコメント内でさせていただきます。生存確認はツイッターまで。

Tag
QRCode
QR