Shoot At The Devil

―All evil bitches will see the two lights.

 
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Spn S8-11 LARP and the Real Girl

※こちらは個人的解釈と意訳が氾濫してます。
細かいとこは気にしない、内容がわかりゃいいんだって方だけにオススメします。
Spnのセリフは他作品からの引用が多いのでそのユーモアはここでは握り潰してます。
ストーリーの流れだけが知りたい方はどうぞ・・

全セリフ・トリビアなどはこちらに上がってきます→Super-Wiki


Deanは助手席で石盤のコピーを見ているSamに話しかける。
Dean「大丈夫か?」
Sam「・・俺たちはこれまでの悪魔に対抗できる武器の中で最も強力なものを手に入れた。そしてその使い方がわからない。」
Dean「あぁ、ケヴィンがやってる。なにか見つけたら連絡してくるだろ。だから俺たちは待つしかない。
・・なぁ、この2週間の俺たちはひどく荒れてた。おまえが手放したものはカンタンじゃなかったことはわかってる。
夜は休むべきかもな。映画見に行ったり、バーをハシゴしたり、なにか楽しいことしてさ。
楽しいこと覚えてるだろ、サミー?」

そこにSamの携帯電話にGarthから連絡が入る。
その内容は調査の依頼だった。Garthは兄弟の携帯のGPSを追跡していた。
Sam「俺たちを追跡してるのも十分悪いけどあんたが"ガースされた"っていうときはもっと悪い。じゃあな・・・
オーケイ、携帯のGPS機能を無効にしないと。ガースが俺たちや他のハンターのGPSを追跡して事件を振り分けてる。」
Dean「頭いいな。完全にボビーのやり方だ。事件は?」
Sam「近いのはミシガンのファーミントンヒルズ。密室で男性が八つ裂きにされた。」
Dean「よくないな。」
Sam「働くこと。ケヴィンの連絡を待ってる間、それが俺たちの楽しみになる。」


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事件現場にはまだ被害者・Edの遺体がカバーに覆われた状態であった。
Edの手首と足首には縛られた跡があり、そのまま強い力で左右に引き裂かれたことによるショック死だった。
彼の部屋にはファンタジーグッズのおもちゃがあふれ、すべてが血にまみれていた。
Samは遺体の右腕に枯れ木のタトゥーがあることを見つける。
保安官によると階下の住人が深夜に馬の鳴き声と走る音を聞いたという。
Edの携帯電話にはLanceという人物からの怒りのメールが残されていたがそれは奇妙な内容だった。
Dean「どうおかしいんです?」
Sheriff「"我々に対する罪のためにおまえは血を流すだろう"さらに"私は魔法使いだ。おまえを破壊してやる。"」

兄弟は警察署にいるLanceに話しを聞く。
彼はEdが死んだことにひどく動揺し、泣き続けていた。
被害者に送ったメールの内容について尋ねると送ったのはたしかに自分だが、
それは自分であって自分ではないと言い出し、兄弟は困惑する。
Dean「・・そんな説明で事態が解決するとでも?」
Lance「すみません・・これは大きな誤解なんです。
あのメールは聖なるグレイフォックスがサーグリムへ送ったものなんだ。」

Lanceを凝視したまま微動だにしないDean。
Lance「ムーンドアのキャラクター。ムーンドアはエドと僕が遊んでたゲームで、僕たちはラーパーズだ。
ライブ・アクション・ロールプレイング。」

Lanceは昨夜一晩中その祝宴にいたためアリバイがあるという。
彼と被害者はムーンドアにおいて今週末に開催されるという王国の戦いで女王を守る使命を受けたが
Edがゲーム内で不正を行ったと思ったLanceはそれを非難し、メールで決闘を申し込んだという。
Lance「杖と剣の決闘だ。」
Dean「・・"杖"ってことは魔法の杖?」
Lance「まさか。普通の杖ですよ、捜査官。僕が決闘で本当に望むものは魔法の杖なんかじゃない。
そうだ!ニセモノの杖だ!これはゲームなんだから!
あぁ信じられない・・なんということだ!サーグリムが死ぬなんて!」

Lanceはまた泣き出す。

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部屋を出た兄弟が署内のパソコンでムーンドアのサイトを調べるとLanceの供述どおり昨夜の祝宴の動画が上がっていた。
Dean「最高に楽しそうだな・・」
そしてムーンドアを説明する動画の中に女王として振舞うCharlieの姿があった。
その頃部屋にいたLanceが突然全身から血を流し死亡する。
Dean「EMFは反応しない、呪い袋もない、硫黄もない。なにもなかった。おまえは?」
Sam「防犯カメラを見る。」

Samは室内を映したカメラの映像からLanceの右腕にEdと同じ枯れ木のタトゥーがあることに気付く。
Sam「わからないけどもしかしたら二人はまったく同じタトゥーをしていたのかも。
彼らはブラザーインアームズだった。思い出すことは?」
Dean「ティム・バートンの映画?まぁ、この気味の悪いマークは別として、2人の唯一の共通点はラープしてるってことだけだ。」
Sam「ラッキーなことに俺たちはこのクイーンを知ってるしね。」


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LARPが開催されている広場にやってきた兄弟は剣士の格好をした青年に話しかけるが
彼は兄弟が偽FBI捜査官だとすぐに見抜く。
Boltar「ストップ!・・今週末は全ジャンルのマッシュアップはやってない。それは3ヶ月ごとだ。」
Sam「・・なに?」
Boltar「その偽のFBIバッヂに安そうなスーツ、とてもクールだね。
なるほど、君たちのキャラクターはなんらかの方法でムーンドアに旅行してきたFBI捜査官か。
でも今週はムーンドアだけだ。」
Sam「偽バッヂじゃない。」
Boltar「わかってるよ、たしかに精巧な作りだ、でもIDナンバーは10桁の数字に2文字をミックスして年末に変わった。
それに印は先月からのものだ。本当にいい仕事してるね。ただ今週はトーナメント戦の番なんだ。
だからルールに従ってくれ。ルールがなきゃ・・カオスになっちゃうだろ?
・・再開!もし君たちがムーンの軍隊に入りたいというなら、クイーンは常に新しい従者を見張っている。」
Dean「・・あぁ、もちろん、俺たちは君のクイーンに会いたいんだ、頼む。」
Boltar「クイーンの日程には前もって予約が必要だ。しかし君たちが彼女の軍隊で待ち受けるものを目撃したいと望むなら、
我々が話しているように、殿下は新しい従者をピッチで監視している。」


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2人の騎士が偽物の剣を交える。勝者の騎士が兜をとるとそれはCharlieだった。
Swordsman「・・あなたを愛してます。」
Charlie「知ってる。私の医療テントに行くことを許可します。切断された手足の治療を。」

Charlieは集まった観衆に呼びかける。
Charlie「グレイフォックスとサーグリムが行方不明となった。彼らは不正の犠牲者ではない。
2人が不在のままでは儀仗兵のランクがもろくなる。団結するためには・・」

Charlieは観衆の中にSamとDeanの姿を見つけ思わず言葉をなくすと足早にテントに戻る。
彼女を追いかけるSamにDeanは落ちていた剣を拾い上げる。
Dean「・・いいバランスだ。」
Sam「ディーン、早く。」
Dean「あぁ。」

テントの中に入るとCharlieはなぜか荷造りを始めていた。
Sam「チャーリー。」
Charlie「チャーリー・ブラッドバリーは死んだ。1年前に。あんたたちが彼女を殺したの。
私の名前はキャリー・ハイライン。あぁ、そうね、今あんたたちは彼女も殺した。」
Dean「聞いてくれ。」
Charlie「いいえ。私は自分自身を葬った。ディック・ローマンが死んで、会社は倒産。
それでわかった、"これで全部大丈夫"って。問題なかった。私は人生を取り戻したの。
なのにあんたたちがここにいる。あんたたちがここにいるならモンスターもここにいる。
もうなんでこんなにツイてないわけ?私がモンスターを引き寄せるマグネットなの?
・・・本当にそんなマグネットなんてあるの?いえ、答えないで。どうでもいいわ。
私が気にしてるのはもう1本の腕が骨折しないようにするのと・・死なないこと。
だから私は剣を捨ててステージを下りる。」

Charlieは王冠をDeanの頭に乗せると荷物を持って部屋を出ようとする。
Charlie「この城を楽しんで。」
Dean「チャーリー、チャーリー!グレイフォックスとサーグリム・・エドとランスだけど
彼らは行方不明になったわけじゃない。2人は死んだんだ。」


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Charlieは被害者の腕にあったタトゥーに見覚えがあった。
それは彼女のお気に入りのゲームに出てくるケルト語の魔法のシンボルだった。
そして関連性があるのかは不明だったが、1ヶ月ほど前にも戦いの前に自宅で負傷した人間が数人いたという。
Sam「彼らには共通の敵がいたのか?」
Charlie「現実世界で?いいえ。みんな上手く暮らしてる。ゲームの世界では多くの敵がいたけどね。」

Charlieは兄弟に兵士の配置図を見せる。
Charlie「赤がムーンの追随者。私の兵士。緑がエルフ。青は往年の戦士たち。そして黒が影のオーク。クソ野郎ね。
この週末は誰が永久的に王冠を所持するかを決める王国の戦い。
そしてこの週末はそれぞれの王国が確実に私と私の軍の敵。」
Dean「・・なぁ、ここの射手を下がらせて、剣士を西に置いたら・・」
Charlie「なるほど、戦士みたいにね・・」
Dean「あぁ。」
Charlie「名案だわ。」
Dean「どうも。」
Charlie「南の壁はどう?」
Sam「おい。」
Dean「なんだ?あぁ、そうだった、悪い。」

そういいながらもDeanは無言でカタパルトの配置を変える。
Samは何者かが本物の魔法を手に入れ、Charlieの軍隊を弱めようとしていると考える。
しかしなぜ本人に直接仕掛けてこないのかわからなかった。
Dean「よし、俺たちは王国を調査するから君はここから出るんだ。君にケガしてほしくない。」
Sam「ちょっと待てよ。チャーリーはムーンドアのことを俺たちよりも知ってる。彼女は必要だ。」
Dean「サム、スポンジの剣を持った会計士の群れくらい俺たちでなんとかできるだろ。」
Sam「俺たちにはあらゆる助けが必要なんだよ、ディーン。人が死にかけてるんだから。」
Dean「俺が言ってるのは・・いつもならおまえが言うんだけどな、
彼女はどこか安全な場所で普通の生活に戻るべきだって言ってるんだ。」
Charlie「ねぇ!私、ここにいるんだけど。私はここから離れたい。」
Dean「ありがとう。」

Samは残念そうにため息をつく。
Charlie「・・でもクイーンは・・ここにいなきゃいけない。つまり、サムは正しい。人々が死にかけてる。
私が見張っている間はそんなこと起こらない。それに逃げ回るのは疲れたわ。ここの生活が好きなの。
だからここに留まって戦う。」

Samの携帯にLanceの検死結果の連絡が入る。
Sam「毒物は出なかった。でも検死官によると遺体にはベラドンナによって殺されたという明確な痕跡があったらしい。」
Dean&Charlie「AV女優の?」
Sam「・・・毒だよ。」
Dean&Charlie「あぁ・・」
Sam「・・でも体内にその成分を見つけることはできなかった。」
Dean「エドのアパートで彼を縛ったっていうロープが見つからないのと同じか。」

Samは唯一パソコンがあるというテントでタトゥーのマークと自宅でケガをしたという負傷者たちを調べ、
DeanとCharlieは人々に話を聞いて回る。
CharlieはDeanに着替えさせる。
Charlie「クイーンの隣を歩くならそのスーツとお別れしないとね。」
従者の衣装に着替えるDean。
Charlie「・・サムの元カノを装って偽メールを送ったって?最低ね。」
Dean「あぁ、全然楽しくない時間だった。」
Charlie「それで彼は彼女と正常な普通の生活を見つけてまた手放した。あなたのおかげで。」
Dean「それで今のあいつはこれまで以上に強気になってる。でもこの生活は・・付属品をつける余裕なんてない。
行かせてやるしかないんだ。」
Charlie「・・それってサムのことよね?それともあなたも誰かと別れたの?」
Dean「俺が?」
Charlie「えぇ。」
Dean「まさか。」


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テントの外に出ると行き交う人々が次々とCharlieに頭を下げる。
Dean「ずっとファンタジーの世界にハマってたのか?」
Charlie「いいえ、ロールプレイングならテーブルの上でやってる方が好み。
ダンジョンズ&ドラゴンズ、ガンマ・ワールド、カー・ウォーズ。だからクトゥルフは多面ダイスを考案したんでしょ?
でも相棒がラープにハマってた。女の子を捕まえるために彼と行ったの。まぁそれだけじゃなかったけど。逃避ね。
だってここじゃ私はクイーンよ、ヒーローなの。現実の外の世界じゃ私は1日中コーヒーを飲んでるハッカー。」
Dean「待てよ。もし君じゃなかったら俺たちはディック・ローマンを倒すことができなかった。
外の現実の世界でも君はヒーローだ。」

Charlieと話してる間にも彼女に頭を下げる者は後を絶たない。
Dean「・・多くの乙女たちは君をチェックしてるんだな。」
Charlie「なによ?おさえることなんてできないわ。クイーンって最高。」


"忠告!ここは未来への出入り口"と貼り紙のあるテントにやってきたSam。
中には数台のパソコンとオンラインゲームに熱中するプレイヤー。
警察の記録から負傷者のファイルを見ているとその画面を隣の女性が凝視する。
Sam「・・あ、これはただのゲームなんだ。」
Maria「ジャンルのマッシュアップね。」

負傷者全員に被害者2人と同じ枯れ木のタトゥーがあった。
Mariaにそのタトゥーの意味はわからなかったが負傷者たちを知っていた。
Sam「何者かがクイーンの軍隊を標的にしてる・・」
Maria「彼らだけじゃない。ほら、この4人はクイーン側だけどこっちの2人はエルフなの。こっちは2人の戦士よ。
攻撃を受けてるのはひとつのグループだけじゃない。」

タトゥーを調べるSam。
Sam「"苦痛の木"・・もしもこのマークを描かれたら、妖精の魔法の犠牲者となる・・」
Maria「待って、妖精の魔法って悪くなることなんてあるの?」

Samは調査を終え、Deanに電話をするが出る気配がない。仕方なく電話をポケットに戻す。
Sam「・・ありがとう、助かったよ、ゴランドリア。」
Maria「いつでもどうぞ。ジャンルのマッシュアップなんて初めてだったけど楽しかった。」
Sam「何事にもはじめがある、だろ?」
Maria「多くのことにもはじめがあるわ。もしあなたが後で私のテントに来たいならね。」
Sam「・・・またの機会に。」


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タトゥーについて聞き込みに回るDeanとCharlie。
捕らえられているオーク役の男性にタトゥーの写真を見せる。
Dean「おい、これを見たことあるか?」
Orc「もちろん。いや、ない。そんなの見たことない。」

Deanは木製の剣を彼の喉元に当てる。
Orc「わかったよ、それは影の王家の紋章だ。ぜったいにブラックヒルズで彼を見つけることなんてできない。」
Dean「ブラックヒルズ?」
Charlie「公園の後ろにある森のこと。行きましょ。」

DeanがEMFを使いながら森の中を探していると向こうからBoltarがやってくる。
Boltar「クイーン!ここにいらっしゃいましたか。あらゆるところを探しましたよ。
・・この無礼者はその冒涜的な金属加工品であなたに危害を与えようと企ていたのですか?」
Charlie「ボルター、彼は私といるの。彼は私の新しい・・侍女よ。私達は影のキングを探してる。」
Boltar「この丘は安全ではありません。どうかお願いです、キャンプに戻るべきです。」
Dean「彼の言うとおりだ・・殿下。あなたが去る前に少し時間をいただけますか?」

DeanとCharlieはBoltarに背を向け小声で話す。
Dean「侍女?」
Charlie「彼は疑ってたからパニックになったの。」
Dean「わかった、いいか、俺の携帯を持っていってサムを探すんだ。俺たちは影のマヌケ共を見つけるから。」
Charlie「でも手助けできるわ。」
Dean「あぁ、サムを見つけることでちゃんと助かってる。行くんだ。」

Charlieは元来た道を戻っていく。
Dean「・・さぁ、オークのとこまで案内してくれ、ボルティー。」
Boltar「話しかけられたら話すように。」


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Charlieは途中で影のオークを追い払うがその直後に現れた別の何者かによって拉致される。
DeanとBoltarは森で影のキングを見つけられずキャンプに戻ってくる。
Boltarは捕らえているオークを引き渡す代わりにキングをおびき出す計画をたてる。
Dean「あんたの計画気に入ったよ、ボルター。」
Boltar「私は囚人を回収してくる。君はクイーンの洗濯物と便器を手入れしたまえ。それからここで会おう。」

Samがやって来る。
Sam「いい服だね。」
Dean「気に入っただろ。」
Sam「・・そうだね、えーっと、ディーンが着飾ってる間、わかったことがあるんだ。あのタトゥーは・・」
Dean「影のオークたちのものだ。」
Sam「・・・うん、彼らは妖精の魔法を使ってる。」

Deanにサイトのコピーを見せる。
Dean「"苦痛の木"か・・最高だな。」
Sam「描かれた者は誰でも酷い目に合う。」
Dean「どうやって止める?」
Sam「魔法をかけた人間を探して取り除く。これ以上まじないごともなし、マークもなし。死体も出ない。」
Dean「よし、完璧だ。俺たちの・・あー、おしゃべりなボルターは囚人になってる影のオークを回収してる。
俺たちはこれから捕虜交換をするんだ。隠れてる王さまを引きずり出そうとしてる。ま、俺の計画だけどな。
・・チャーリーはどこだ?」
Sam「そっちと一緒だろ?」
Dean「いや、おまえを探すように言った。」

顔色を変えたDeanは彼女のテントを覗く。
Dean「チャーリー?陛下?・・彼女は俺の携帯を持ってる。かけてみろ。」
SamはDeanの携帯を鳴らす。

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Charlieはテントの中で目を覚ます。
起き上がると目の前に動物の頭蓋骨を被った黒マントの人物が立っていた。
Charlie「・・ハイ・・私は・・クイーンよ、ムーンの。よろしくね・・ところで素晴らしいコスチュームね。
えーっと・・これは見事な誘拐劇だったわ、でも死なないように戻らなきゃ。だから・・話ができてよかった。」

Charlieは足早にテントの出入り口を開けて外に出るがなぜか反対側の出入り口から入ってくる。
もう一度繰り返しても同じだった。
Charlie「・・ワォ。本当の魔法だわ・・とても素敵。こんなに怖くなかったらだけど・・
オーケイ、交渉できるわよね?金をあげる、私の王冠も。それとも儀式の生贄、とか・・?」

目の前の相手は無言のまま答えない。
Charlie「・・ねぇ、私は本当のクイーンなんかじゃないの。ただのITオタク。
モンスターの目の前に立って・・殺さないでってたのんでるオタク・・」

相手が突然動き出し、ゆっくりとCharlieに近づく。
Charlie「今、人生最悪の時代が終わるんだわ。上司がリヴァイアサンに食べられるのを見て腕を骨折して
逃亡生活に入ってついに全部を取り戻した。そして今は雄シカの頭蓋骨被った男に殺される!
私はただ前の生活に戻りたいの!」

Charlieに近づくと男は突然マスクを外す。相手は男ではなく女性だった。
Woman「・・それが私が望むことよ。」
Charlieはその女性の美しさに頬を緩める。

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兄弟はBoltarと囚人のオークと共に夜の森を歩く。
Dean「もし彼女になにかあったら・・」
Sam「全部のテントを調べたんだ、彼らと話せば見つかるよ。」

やがて囚人を引き取りにキングとオークたちが姿を現す。
Charlieがいなくなった焦りから、Deanはそれぞれの役を演じきっている彼らのやりとりに業を煮やし銃を取り出す。
Dean「よし、ここまでだ。昔ながらのやり方でやってやるよ。」
Sam「ディーン、やめろ。」
Dean「俺には本物の答えが必要だ。ここにあるのは本物の銃だ、ほらな?」

Deanは地面に向けて発砲し、銃口をキングに向ける。
Dean「さぁ話せ!クイーンはどこだ!」
King「知らないよ!」
Dean「おまえのそのちっぽけな枯れ木の紋章はそうは言ってないようだがな。」
King「これ?」
Dean「そうだ。」
King「えと、先月体調崩しちゃって、その後急に腕にこのマークが出てきたんだ。
クールだったからオークの紋章にしたんだよ。皮膚科医が悪性なものじゃないって言ってたし・・」
Sam「ディーン、彼は犯人じゃない。被害者だ。」
King「僕は弁護士だ。クイーンの居場所は見当もつかないけど、
もし君が僕らを逃がしてくれるなら告発しないよ・・約束する。」

Deanはキングたちを追い払う。
Dean「・・なに?なんだよ。」
Orc「・・クイーンは本当に危ないのか?実はちょっとおかしなテントが小川のそばにあるんだ。
俺たちのテントじゃない。気味が悪くて。」
Sam「なんで急にそんな親切に?」
Orc「クイーンに対して壮大な思いを寄せてる。あんたが彼女を見つけたとき俺のおかげだとか言ってくれれば・・」
Dean「・・おまえは彼女の好みじゃないと思うけどな。」
Orc「なんで?それって彼女はオークに興味がないってこと?」


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Charlieを誘拐したのは他の森に住む本物の妖精・Gilda。
彼女はこの森に何者かの召喚の呪文によって呼び出され、
理由もわからず名前も知らないその者の命令にただ従っているという。
本来妖精は人間を傷つけない存在だが、
主人にさからえない彼女はその命令のせいで人々を殺傷していることに心を痛めていた。
Charlie「・・誰かがこのゲームを本物にしてるのね・・」
Gilda「ゲーム?」
Charlie「これは、この衣装やこのテントはただのゲームなの。」
Gilda「なぜそんなゲームを?」
Charlie「この世界は・・そんなにイイものでもないから。ゲームは現実逃避。」
Gilda「そう・・この森はとても素敵だわ。でも私の家じゃない。」
Charlie「どうすればあなたをお家に帰せる?」
Gilda「自分で呪文を破ることはできない。マスターが持つ魔法の書をヒーローが破壊してくれれば、呪文は解ける。」
Charlie「ギルダ、私の名前はチャーリー・ブラッドバリー。あなたを救い出すためにここにいるのよ。」

Gildaは微笑み、Charlieの手を握る。

兄弟とBoltarは森の中を歩く。
Dean「おまえは帰ったらどうだ、ボルター?俺たちにまかせろ。」
Boltar「侍女とタイムトラベラーがクイーンを救うだと?賢明だとは思わないな。」
Sam「なぁ、これはゲームじゃない。クイーンは、俺たちの友人は本当に危険なんだ。
君もケガするかもしれないんだぞ。」
Boltar「クイーンが危険にさらされているのに去ることはできない。」

やがて森の中に建っているテントに辿りつく。
中に入るとCharlieとGildaが抱き合っていた。
せき払いをするDean。
Charlie「・・ちょっと、邪魔しないでよ。」
Gilda「彼だわ!マスターよ!逃げて!」

Gildaの視線の先にはBoltarがいた。
銃口を彼に向ける兄弟。
Boltar「ムーンドアに銃はないんだよ、お二人さん。ギルダ、お願いできるかな?」
Gildaは申し訳なさそうに手を上げると兄弟の銃が羽に変わる。
Dean「・・今のおまえはなんだ?本名のジェリーか?」
Gerry「私の名前はボルターだ!すべての競争相手を処分した後、
明日の戦いに勝利して私がキングとなるべきだとクイーンに納得させる計画だった。
なのにこの2人のマヌケが現れたせいで即興劇を余儀なくされた。囚われの姫君をオークから救い、
キングになる。おまえたち2人を殺すこともな。」
Sam「なぜ殺しまで?」
Gerry「グレイフォックスとサーグリムは儀仗兵となり、クイーンに近づいた。しかしそれはルールを破って、だ。
他のプレイヤーに金を払っていた、ムーンドアで普及している金じゃなく本物の。彼らは不正を行った!」
Dean「魔法を使うのは不正じゃないっていうのか?」
Gerry「魔法はムーンドアの一部だ。」
Charlie「いったいなにがあったの?どうしてみんなを傷つけるの?これはただのゲームなのよ。」
Gerry「ゲームなんかじゃない!あるのはムーンドアだけだ!私は違う存在になるためにここに来た。
うんざりする人生から抜け出すために、ヒーローになるために、それから・・」
Dean「現実世界で負け犬になって、ここでも負け犬になるって?」
Gerry「本物の魔法の書を手に入れ、妖精に命令を強いることが負け犬にできるか?」
Sam「時と場合による。どうやって手に入れた?」
Gerry「・・通販。」
Sam「・・なぁ、こんなことする必要はないんだよ、ボルター。魔法の書を渡すだけでいい。それで解決する。」
Gerry「すべてが解決するのは私がおまえたちをこのフィールドから排除し、彼女の記憶を消した後だ。ギルダ?」

GerryはGildaに手にしたスポンジ製の剣を本物に変えさせる。
咄嗟に周囲の剣を掴む兄弟。
Gerry「ギルダ、君はそっちのデカイ方を。」
甲冑が突然動き出しSamを羽交い絞めにする。
DeanはGerryの剣を盾でしのぎながら、隙を見て彼を殴る。その拍子にGerryが持っていた魔法の書が落ちる。
Charlieは急いでその書を掴んだ。
Charlie「ねぇ、ジェリー。囚われの姫君を救い出すのは私よ。」
魔法の書にナイフを突き立てると強い光と共にGerryの剣がスポンジ製に戻り、Samを捕らえていた甲冑も崩れた。
GerryはDeanの一撃で気絶する。
Gilda「これで自由だわ、あなたは私を救ってくれた。ホロウフォレストは永久にあなたに恩義がある・・
今すぐグリーンヒルズに戻らなければ。彼を連れて行くわ。彼は妖精の裁判で裁かれなければならない。」
Charlie「待って。」

GildaはCharlieとキスをするとGerryと共に姿を消す。
Charlie「・・電話して、くれるよね?」

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Sam「それで今度はどうするんだ、チャーリー?新しい街?新しい身元?」
Charlie「この24時間が私になにかを教えたのなら、逃げるってことは以前のようなこととは違うってこと。
もうキャラクターを取替えるのはしない。これからは現実と向き合っていく。
悲しいことに現実にモンスターは含まれてるしね。あなたたちはどうするの?
もしなにか手伝えることがあるなら言って。」
Dean「そうするよ。もう、問題ないか?」
Charlie「事実とは別にあなたたちはパーティーから私を妨害したし、私は戦いで王冠を失う。
私の軍の勢力をそいでくれて感謝しなきゃね。えぇ、完全に問題ない。じゃあまたね。」


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Dean「・・俺たちはどうする?だって楽しみはナシなんだろ?なぁ、おまえがなにか言う前に、俺はわかってるから。
どんなに楽しいことがあってもおまえが手放したものを埋め合わせる手助けにもならない。
おまえにはただ・・時間が必要なんだよな?」
Sam「・・そうだね、ありがとう。ディーンの言うとおりだ。楽しみは俺の助けにならない・・
俺たち2人の助けにはなるけどね・・やる?」


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影のオーク軍と対峙するムーンドア軍。
Dean「・・そして今より遠い未来にベッドの上で死ぬだろう。諸君はその未来を犠牲にして、ひとつの可能性のために・・」
Charlie「これってもしかして・・」
Sam「これが唯一彼が知ってるスピーチ。」
Dean「・・ただひとつの可能性のために賭けるのだ。生きてここに戻り我々の敵に言ってやるために。
我々の命を奪うことはできてもけっして・・」
Swordsman「ストップ!」

対峙する二つの軍の間にどこからかフリスビーが飛んでくる。
Man「すみません・・」
気を取り直す。
Dean「・・我々の自由を奪うことはできないと!!」

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Author:miku[el]
海外ドラマ・スーパーナチュラルをメインに好きな映画やその他ドラマについて好き勝手に書いています。天使フリーク。Spnはシーズン11について書いてますのでネタバレは困る!という方はお気をつけください!US放送済み分については予告なしでネタバレします。DVD発売後でもエピタイトルは原題で表記してます。英語が堪能ではありませんので、ブログ内はほぼ個人的解釈を含んだ意訳です。誤訳もあるかと思いますがご容赦ください・・
★拍手コメントのお返事は同記事のコメント内でさせていただきます。生存確認はツイッターまで。

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