Shoot At The Devil

―All evil bitches will see the two lights.

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
08


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Spn S8-19 Taxi Driver

こちらは自己満足で書いてみたエピまとめです。
意訳・誤訳・直訳が多いです。
とりあえずストーリー・あらすじ・ネタバレが知りたい方のみどうぞ。

全セリフ・トリビアなどはこちら→Super-Wiki

Kevinの隠れ家。Deanはドアを叩く。
Dean「ケヴィン!開けろ!・・・ケヴィン!」
ドアが開くとKevinは大きなフライパンを片手に持ち警戒するように周囲を見回す。
その様子に驚く兄弟。
Dean「どうした?」
Kevin「あいつだよ。」
Sam「誰?」
Kevin「クラウリー。」
Dean「ヤツがどうした?」
Kevin「この頭の中にいる。」

KevinはCrowleyの悪夢にうなされていた。姿は見えず彼の声だけが頭の中に聞こえ、
Kevinがどこにいようとも居場所はわかり、考えていることも行動もなにもかも筒抜けだと声は言う。
そしてCrowleyの姿が見えないままKevinは無残に殺される。
Sam「・・クラウリーが君の頭の中に?」
Kevin「これってどういうこと!?」
Dean「そりゃおまえに抗不安薬が必要ってことだ。ケヴィン、おまえは夢を見てるんだ。
いいか、もしクラウリーがおまえの居場所を知ってるんならおまえのアタマん中をもっとぐっちゃぐちゃにしてるはずだ。」
Sam「ガースは?」
Kevin「仕事をしてるか・・歯医者だ。知らない。彼からはなにも聞いてない。」
Dean「オーケイ、それじゃ電話じゃ言えない俺たちに話したいことってなんだ?
そのフライパンを下ろしてもらえるかな?」

フライパンをコンロに戻すKevin。
Kevin「石盤から第2の試練を解読した。」
Dean「・・この・・野郎!よくやった!」
Kevin「クラウリーが僕の頭の中にいるなら、彼はもう知ってる!」
Dean「あいつはぜったいにおまえの頭の中にはいねぇよ。」
Sam「君の頭の中にはいないよ、ケヴィン。ただ・・君が動揺してるのはわかってる。
俺たちといればいいから。第2の試練っていうのは?」
Kevin「無実の魂を地獄から救い出し天国に届けたまえ。」
Dean「なに?」
Kevin「それが神の話し方。」
Sam「地獄から魂を救う?それって本当のところ・・地獄へ行くってこと?
どうやって・・どうやって魂を天国に届けるんだ?どうやって地獄から魂を救い出す?」
Dean「専門家が必要だな。」


19_7.jpg


SamとDeanは十字路の悪魔を呼び出す。
Demon「・・ウィンチェスター。」
振り向くと赤い目をした男性の悪魔が立っていた。
Dean「いつものセクシーな女はどうした?」
Demon「帰らせてもらうよ。」
Sam「それはムリかも。」

悪魔は地面に描かれた大きなデビルズトラップで身動きがとれない。
兄弟は悪魔をイスに縛りつけ、聖水を使って情報を聞き出すが悲鳴をあげながらも彼は拒み続ける。
Sam「地獄に入る方法を話す方がもっとカンタンなことじゃないのか?」
Demon「それは・・シークレットだ。」
Dean「誰にも言わないって約束する。」

悪魔がしばらく黙っているとSamが聖水のボトルのキャップをひねる。
Demon「やめろ!待ってくれ、話すことはできない。禁じられているんだ。俺が殺される。」
Samは聖水をかける。
Demon「・・わかった!いいか、高くつくぞ、おまえたちは国境を越えて地獄に密入国することができる。」
Dean「誰ができる?」
Demon「ならず者の死神だ。あいつらは出入りできる秘密の方法を知ってる。地獄だけじゃない。
ベールに包まれた天国にだって・・」
Sam「ならず者の死神が人間を密輸してるのか?地獄のコヨーテみたいに?」
Demon「さぁ俺を殺してくれ。死はクラウリーよりマシだ。」
Dean「そのとおりだな。だがまずは話すんだ・・すべてを。」


19_8.jpg


兄弟は1人のタクシー運転手に話しかける。
Dean「エージェイ、少し話がある。」
Ajay「・・俺の名前を知ってるのか。」
Sam「あんたが何者なのかも。・・取引がしたい。」
Ajay「だが君たちは肉体を持った人間だ。」
Sam「でももし俺たちが地獄の国境を越えたいとしたら・・」
Dean「ビジターズパスだ。」
Ajay「・・地獄へ行きたいヤツなんていない。」
Sam「あんたみたいなコヨーテならできるんだろ?」
Ajay「可能だ。俺には特別な力がある。経費は高くつくがな。」
Dean「どれくらいだ?」
Ajay「君たちは2人とも問題解決能力に長けている。いつか私に借りを返すことになる。」
Sam「俺たちのことを知ってる口ぶりだな。」
Ajay「もちろんさ。君たちはウィンチェスター兄弟だ。」
Dean「悪いが、前に会ってたか?」
Ajay「俺はボビー・シンガーを地獄へ送った死神だ。」

兄弟は驚いた様子で互いを見る。
Sam「・・ボビーが地獄に?俺たちは彼の骨を焼いた。それで終わりのはずだ。」
Ajay「必ずしもそうとはかぎらない。」
Dean「待て待て、いいか、ボビーは正しい方の人間だった。いいヤツはペントハウスに行くもんだ。」
Ajay「普通はな。ほとんどの場合はそうだ。賄賂を渡すかによる。
もし君らが地獄の王の搭乗禁止リストにいるなら、楽しい空の旅の可能性はないに等しい。」
Dean「クラウリーか・・オーケイ、やろうぜ。行きの2枚と帰りの3枚のチケット代は?」
Sam「ディーン。」
Dean「なんだ。」
Sam「ちょっとこっち来て。・・・いったいなに考えてるんだ。」
Dean「ボビーが地獄にいるって聞いてただろ。彼のために支払うんだ。」
Sam「もう話し合っただろ、ディーン。俺はひとりでこの試練をやらなきゃいけないんだ。」
Dean「ボビーのことなんだぞ、サム。事実を受け入れようぜ。最近のおまえは完全にはフルスピードじゃない。
俺たちにはたった1度のチャンスしかないんだ。ヘマはできない。」
Sam「ヘマなんてしない。」

Samは上着の内側に入れたナイフを見せる。
Sam「俺がボビーを連れて帰る。・・・俺が行く。俺だけだ。」
Ajay「ついて来い。」
Dean「待て。どうするんだ?」
Ajay「心配することはない。正確に24時間後、彼は戻ってくる。」

Deanは不安そうな表情でSamの背中を見送る。

19_9.jpg


Ajayは路地裏にSamを連れて行くと派手な絵が壁一面に描かれた場所に着く。
やがて正面の描かれたドアに向かって周囲の絵が溶けるように混ざり合い、
SamとAjayの姿はドアに吸い込まれるように消える。
2人が降り立った場所は森の中。
Sam「・・ここが地獄?」
Ajay「いいや。ここは煉獄だ。」
Sam「・・煉獄ってどういうことだよ。俺が支払ったのはここに来るためじゃない。地獄ツアーを頼んだんだぞ。」
Ajay「落ち着けよ、ウィンチェスター。ここは地獄に隣接した場所だ。前から何度もこのハイウェイを下りてる。
3本の木が1本になってるところまで川に沿って行け。そこに岩がある。真ん中の岩が入り口だ。」
Sam「入り口?」
Ajay「地獄への裏口だ。大丈夫だ、上手くいく。」
Sam「待てよ、あんたは来ないのか?」
Ajay「バカ言うなよ。境界を越えて人間を密輸するなんてリスクがありすぎる。
地獄に招かれざる客のウィンチェスターが入るってのはもっと最悪だ。断る。
俺はきっちり24時間で戻ってくる。この場所に。」

Samはナイフを取り出すと歩き出す。
Ajay「いいものを持ってきたな。ここは簡単に進める場所じゃない・・」
Samが振り向くとそこにAjayの姿はなかった。

19_10.jpg


Deanは食事を買い込んでKevinの隠れ家に戻る。
Dean「ケヴィン、俺だ!」
Kevinは寝室から出てくる。
Kevin「・・クローゼットの中がいちばん安全なんだ。」
Dean「なにから?」
Kevin「クラウリー。あいつは僕の頭の中にいるんだよ、ディーン。それにこの場所も知ってる!
ここから逃げるべきだ。他の隠れ家を探そう。」
Dean「まったく・・ケヴ、ちょっと落ち着けよ。バーガーでも食え。いいから、俺を怒らせんな。」

Kevinは部屋から出てくる。
Dean「ほら、食え。それでいい。」
Kevin「これがいつ終わるのか教えてよ。それだけが聴きたい。」
Dean「前にも言ったけどな、これは終わらないんだよ。いいか、ほかのヤツらは楽なことばっかりやってるだろ?
裏庭でバーベキューやったりボーリングのチームを作ったり。
でも俺とおまえは?俺たちはちょっとだけ特別なモノを背負ってる。」
Kevin「耐えられない。」
Dean「・・いや、おまえはできる。なぁ、俺を見ろ。なにもかも最悪なのはわかってる。だが黙って文句言わずにやり通せ。
それが俺たちがやることだからだ。おまえが協力すればこの旅はもっとよりスムーズに動く。・・・ポテトも食うか?」
Kevin「・・部屋で食べる。」

Kevinはパイが乗ったトレイごと掴むと部屋に戻る。
Dean「それ俺のパイ・・」

19_11.jpg


Ajayは夕食のピザを手にタクシーに戻る。
Crowley「やぁ、エージェイ。」
後部座席にはCrowleyがいた。Ajayは慌てて車外に出ようとするが勝手にロックがかかる。
Crowley「我々が最後に会話してから随分たったな。」
Ajay「・・ピザ食べます?アンチョビの・・」

ピザを差し出すもののAjayの顔はこわばり、声は震えていた。
Crowley「なにか打ち明けて楽になりたいのか?最新情報か?」
Ajay「いいえ・・いいえなにも・・」
Crowley「おまえは思い出すかもしれないが、忍耐は私の長所のひとつではない。まぁ、ほかに長所もないが、
もしあるとするなら間違いなく忍耐はそのうちに入らん。おまえの重荷になっているものはなにもないはずだろう?」

Ajayは表情を強張らせたままなにも答えない。
Crowley「ウィンチェスター兄弟と取引したことについてなにも言うことはないのか?」
Ajay「・・私はそれを企てるほど愚かではありません。」
Crowley「私のスパイがおまえがサム・ウィンチェスターと共に消えたところを見ている。」
Ajay「・・あぁ!サム・・ウィンチェスターのことですか。」
Crowley「おまえは私のありもしない忍耐力を試している。」
Ajay「私はただ自分がやるべきことをやっただけです。ご存知のように私は時々副業でフリーの仕事をしているので・・」
Crowley「あいつらにフリーで関わるな。・・サムの望みは?」
Ajay「・・彼は地獄に行きたがっていました。」
Crowley「私の地獄に?なぜ彼はそれを望んだ?」
Ajay「わかりません。誓って本当です。私の仕事は・・尋ねることをしないので。」
Crowley「ミスター・ウィンチェスターが戻る到着予定時刻は?」
Ajay「あと17時間で迎えに行きます。」
Crowley「なるほど・・ほかには?」
Ajay「なにもありません。本当です!」

Crowleyは後ろからAjayを刺し殺す。
Crowley「・・それはおまえが徴収できない片道運賃だ。」

19_12.jpg


襲ってくるモンスターを倒しながら川の上流を目指すSam。
やがてAjayが言ったとおりの3本の木がひとつになった場所に辿りつく。根元の岩を引き倒すと暗く深い穴が現れる。
Sam「・・うさぎ穴か。バカげてる・・」
穴の前に立つとSamの姿は吸い込まれるように消える。
着いた先は牢獄のような場所だった。周囲からは絶え間なく悲鳴や笑い声が聞こえる。
暗闇の中、赤く照らされた長い通路を進むSamに罪人たちが助けを請う。
Woman「私は・・無実よ・・」
Man「エディー?エディーか?エディーなんだろ?」
Woman「来てくれたのね。あなたが来るってわかってた。ずっと祈ってたのよ。ずっと。」
Sam「・・俺は彼じゃない・・悪いけど。」
Woman「来てくれたのね。あなたが来るってわかってた。ずっと祈ってたのよ。ずっと。来てくれたのね。
あなたが来るって・・」

Samは先に進む。ある部屋に入ると壁に向って立っている男性がいた。Samはおそるおそるその背中に声をかける。
Sam「・・ボビー?」
振り向いたその顔はまぎれもなくBobbyだった。Samはその姿に目をうるませる。
しかしBobbyはそんなSamを殴る。
Bobby「出て行け、このクソ野郎!」
Sam「ボビー、サムだよ!」
Bobby「あぁ、それなら俺はエルビス・プレスリーだ。さっさと出て行け!」
Sam「ボビー!」
Bobby「出て行け!」
Sam「俺だってば!オーケイ、もし俺がサムじゃないっていうならなんであんたとトリ・スペリングのことを知ってる?」
Bobby「・・なんだと?」
Sam「ファンだっただろ。それから、えーっと、それから・・そうだ、モール・オブ・アメリカでの無料のペディキュアは?
それが自分の人生をいかに変えたかをぜったい誰にも言わないようにディーンに誓わせた。」
Bobby「・・・サム?」

BobbyはSamを抱きしめる。

19_13.jpg

19_1.jpg


Bobby「悪かったな、サム。だがおまえは今日俺のとこに来た200人目のサムだったんだ。悪魔が俺をもてあそぶやり方だ。
永遠にサムとディーンが黒い目をしてやってくる。・・待てよ。おまえ、いったいここでなにしてる?
頼むから俺の考えてる通りだと言わないでくれ。」
Sam「いや、大丈夫だよ、ボビー。俺は問題ない。あんたを迎えにきたんだ。
ここはボビーのいるべき場所じゃない。脱出しよう。」

SamはナイフをBobbyに渡す。

Kevinの行方も兄弟の意図もわからないCrowleyは焦る。
Crowley「私はこの状況の緊急性を認識している唯一の者か?なにかが起こっている・・
私のヘルハウンドは殺され、ウィンチェスターのデカい方は母船に侵入しようとしている。
そしてやつらの預言者は石盤をどんどん解読している。これはどういうことだ!」
Demon「・・調査します。」
Crowley「・・我々はどこで君を見つけたかな?派遣会社だったか?・・ケヴィン・トランが必要だ。
彼が持つ半分の石盤も。どうやら彼の石盤はいいものらしい。私の手元にあるのは謝辞と"著者について"だ。
ガキを見つけろ。」


スクランブルエッグを作るDean。Kevinはまだ部屋から出てこない。
Dean「おい、ケヴィン!出てきて卵でも食え!ケヴ!ずっとそこに隠れてるつもりか。」
そこへKevinが外から戻ってくる。
Dean「どこ行ってた?怖がってたのはどうした?」
Kevin「怖いよ。だから先手を打った。」
Dean「・・なんだって?」
Kevin「こんなとこで石盤と一緒にじっとしてられない。こんな・・いかにも標的みたいに。
それにクラウリーは僕を監視してる。石盤を取り除けばプレッシャーから少しは解放される。」
Dean「待て。処分したのか?」
Kevin「一時的に隠した。」
Dean「なんだと?どこだ。」
Kevin「場所言ったら隠してることにならないだろ。」
Dean「ケヴィン、隠し場所を教えろ。さもないと・・」
Kevin「なにするんだよ、ディーン。」
Dean「ケヴィン!」

Kevinはまた部屋にこもる。
Woman「子供って幼いときは可愛いのに。10代になると途端にパーティーが終わる。」
Deanが振り向くとNaomiが立っていた。
Naomi「まだ正式に自己紹介してなかったわね、ディーン。私はナオミ。」
Naomiは右手を差し出すがDeanは1歩下がる。
Dean「・・おまえが誰だか知ってるぞ。煉獄を出たキャスにおまえがなにをしたのかもな。」
Naomi「多くの天使の命をかけて私が煉獄から彼を救い出した後よ。」
Dean「おまえはあいつの頭をひっかきまわして俺たちをスパイさせた。」
Naomi「えぇ、キャスティエルと何度も話したというのは本当よ。彼の心を理解して助けようとした。
ディーン、煉獄がどれほど彼を変えたのか、あなたは気づいているはず。以前の彼は不安定だった。
でも私は今彼が傷ついていることにショックを受けてる。」
Dean「やめろ。おまえがあいつに俺を殺させようとしたことを知らないとでも思ってるのか?」
Naomi「・・彼は私の言葉をそう判断した。私が天使の石盤のことを知ったとき、キャスティエルに言ったわ。
どんな犠牲を払ってでも必ず手に入れるようにと。それが私の仕事。天国を守るためにね。
私は戦士よ。あなたがそうであるように。キャスティエルは水素爆弾をポケットに入れたまま消えた。
私は恐れている。我々全員にどう影響するのか。」
Dean「黙れ。いいか、俺は天使を信じてない。つまりおまえを信じてない。」
Naomi「それでもあなたは我々からこの場所を隔離しなかった。
あなたはキャスティエルが自分のところに戻ってくることを願ってる。あなたの忠誠心には敬服する。
彼もあなたと同じことを感じているのを願うわ。あなたが信じたくないのはわかる。
でもディーン、我々は同じ立場にいる。地獄の門を閉じること、孤独からキャスティエルを取り戻すこと。
時間をおいて、私が言ったことをよく考えて。
・・あぁ、それからあなたたちがエージェイとなにをしてるのか知ってるわ。
彼はちゃんと説明したのよね?彼なりの地獄への行き方は煉獄を通るということを。」

Deanは言葉をなくす。
Naomi「あなたが知りたがってるのはわかってた。ほらね、我々はお互いを助け合うことができるのよ。」

19_14.jpg


DeanがAjayのタクシーをのぞきこむと彼は運転席で死んでいた。
Deanはある人物に電話をかける。
Dean「・・あぁ、俺だ。久しぶりだな。連絡したかったけど・・俺からしない方がいいかもって思ってな。」
Benny「おまえの声が聞けて嬉しいよ、ディーン。」
Dean「どうしてた?」
Benny「なんとかやってる。」
Dean「俺はおまえを失望させたよな?」
Benny「・・俺はおまえから連絡してくれたことがとにかく嬉しいよ。」
Dean「その気持ちを変えることになるかもしれないぞ。」
Benny「どういう意味だ?」
Dean「・・ベニー。おまえに頼みがある。一生の頼みだ。」


地獄からの出口を目指すSamとBobby。
襲ってくる悪魔たちの中にもうひとりのSamが現れ、Bobbyは本物との板ばさみになるが彼は迷うことなく偽者を殺す。
Sam「・・そっちが偽者だってちゃんとわかってたんだよね?」
Bobby「・・カンだ。正解率50パーセント。」

2人は煉獄に戻りAjayとの待ち合わせ場所に向う。
Samはその間、Bobbyに自分たちの状況やこれまで起こったことを説明する。
Bobby「残りの試練ってのはあといくつあるんだ?」
Sam「ひとつだけ。今はまだそれがなにかはわからないけど。ケヴィンが解読してる。」
Bobby「さっき地獄で見ただろ、俺の腕は鈍っちゃいない。またハンターとして動けて最高の気分だ。
俺が近くにいれば役に立つかもしれんぞ。」
Sam「・・ボビー。俺も・・そうしてほしいよ、本当だ。
この試練を成功させるには・・あんたの魂を天国に導かなきゃいけないんだ。
それにもし試練じゃなくても、俺たちは遺骨を火葬したんだよ、ボビー。
地上に魂を繋げるものがもうなにもないんだ。」
Bobby「・・そうか、そうだよな・・それが終わりだといつも考えてた。ハンターの別れだ。ゼロ、なにもない。
それで問題なかったはずだ。俺の驚きを想像してみてくれ。」
Sam「もし永遠があるなら、俺だったら地獄より天国を選ぶと思うよ。」
Bobby「だな。あそこじゃおかしなことは何も起こらないからな。」
Sam「ルールを作っておけばよかったよ。」
Bobby「俺は俺なりの役目を果たす。これを終わらせるためにな。だが・・俺は間違いなく隠居するタイプじゃない。
だからおまえらは俺を戻す方法を見つけるんだ。」
Sam「・・あぁ、もちろんだ・・もちろん・・」
Bobby「それならさっさと上にあがろう。」

しかしSamは立ち止まり周囲を不安げに見回す。
Bobby「・・どうした、サム?」
Sam「ここなんだよ。ここがその場所なんだ。間違いない。」

Samが指差した先には入ってきたときにもあった首を落とされたモンスターの遺体が転がっていた。
Bobby「ここがおまえのタクシー運転手と会う場所なのか?」
Sam「あぁ。しかも今この時間なんだ。」
Bobby「それなら彼はちょっと速度落として走ってるんだな。」
Sam「そんなはずない。だってこれは試練なんだ。彼はすごく細かい男なんだよ、ボビー。それこそ1分だって遅れない。」
Bobby「彼がもし現れなかったら・・?」
Sam「ここから出る方法がない。」


19_16.jpg


Bennyに話すDeanの声が震える。
Dean「おまえがこれを望まなくても俺は理解してる。」
Benny「・・ワォ。ディーン・ウィンチェスターが頼みごとをするときはジョークを言わない。」
Dean「ベニー、おまえをあそこに戻すなんてやりたくない。」
Benny「わかってる・・」
Dean「だが俺の弟があそこで身動きがとれなくなってる。」
Benny「俺を殺したがってるあの弟だろ?」
Dean「おまえはあの場所にアクセスできる。」
Benny「アクセスってのは、つまり首ナシでってことか?」
Dean「・・だよな・・そのとおりだ、ひどすぎるよな。あそこで俺がおまえに協力してたときとは状況が違う。」
Benny「おいおい。俺がチャレンジが大好きなのは知ってるだろ。」
Dean「・・本気なのか?」
Benny「なぁ、彼はおまえの弟だ。つまり、始めようぜってことだ。」
Dean「・・恩に着る。」
Benny「そんな必要はない。正直なところ・・休みたいんだ。」
Dean「そんなにつらかったのか?」
Benny「俺には合わないんだよ、ディーン。ヴァンパイアとも、もちろん人間とも。
俺はここにいるべきじゃない。それに・・おまえをいら立たせた。
"クライ・ミー・ア・リヴァー"、おまえみたいなやつが聞いたほうがいいぞ。」
Dean「・・おまえがここに戻ってきたら、ちゃんと話し合おう。」
Benny「"俺が戻ってきたら"?」
Dean「そうだ。出口を見つけてサムと一緒に煉獄から出るんだ。俺とやったときみたいに。
俺はおまえを送ったらすぐにメインへ向かう。そこでおまえが戻ってくるのを待ってる。」
Benny「いい考えだな、チーフ。さぁ、取りかかろうか。」
Dean「・・本当にいいのか?」
Benny「経験豊富だぞ。」

Deanはインパラの後部座席からナイフを取り出し、Bennyとハグをする。
Dean「・・ありがとう。」
しかしまだ躊躇するDean。
Benny「おいしっかりしろよ、いくじなし。」
Bennyの笑顔につられるようにDeanも一瞬笑うとBennyの首を切った。

19_17.jpg

19_2.jpg


Bobby「ディーンがここに1年もいたのか?」
Sam「戦い続けてたって。ずっと、毎日。」
Bobby「あいつをここから助けてやれなかったおまえもつらかったんだろうな。」

Samはなにも言わない。
Bobby「・・助けようとしたんだよな?」
Sam「ボビー、ディーンと俺には決めてたことがあったんだよ。」
Bobby「わかってる。俺がおまえたちに教えたんだ。これはそのことじゃない。
俺がいない間にとんでもないことが起こってたような気がするな。」

そこにヴァンパイアたちが現れる。
SamとBobbyが応戦していると突然Bennyが現れBobbyを掴んでいたヴァンパイアを噛み殺す。
ナイフを振り上げてBennyを殺そうとするBobbyをSamがあわてて制止する。
Sam「ボビー!ダメだ、待ってくれ!・・なんでここにいる?」
Benny「ディーンが送った。」
Bobby「ディーンだと?そんなの俺の知ってるディーンじゃない。」
Sam「彼はディーンの友人なんだ、ボビー。」
Bobby「友人?」
Benny「いい友人だ。」
Bobby「ヴァンパイアが?俺がいなくなっておまえら2人とも道を外したってことなんだな?」


Sam、Bobby、Bennyは煉獄の出口に向かう。
Sam「なぁ、ベニー。あんたがここで何度か兄貴を助けてくれたのはわかってるし、俺はそれを尊重してる。」
Benny「そして今はおまえを助けようとしてる。俺はヴァンパイアのツラ汚しだ。」

出口に到着する。Deanが脱出したのと同じような青い光があった。
Benny「2人とも俺が言ったこと覚えてるか?」
Sam「あぁ。始めよう、ボビー。向こうに着いてボビーを解放したら天国まで直行だ。別れを言う時間はない。」
Bobby「・・別れの言葉は前にもう言っただろ、サム。わかってなかったようだがな。
おまえにもう2度と会えないと思う根拠がない。」
Sam「あぁ。」
Bobby「だがもし上のやつらが俺にロッキング・チェアをくれるなら引っかき回してやるからな。」

Samは笑う。Bobbyは自分の腕を切り、Samは呪文を唱えながら自分の腕を切る。
Bobbyの姿がSamの傷口に吸い込まれて消える。
Sam「・・よし。さぁ、ベニー、次はあんたの番だ。」
SamはナイフをBennyに差し出す。しかし彼は受け取らない。
そこにヴァンパイアが現れる。
Vampire「ベニー。まだウィンチェスター兄弟とつるんでるのか。」
Sam「早く受け取れ!」
Benny「行く時間だぞ、サム。」
Sam「ベニー?」

BennyはSamの肩を叩くとヴァンパイアたちの方に向かう。
Benny「行け。こいつらの目的は俺だ。行け。おまえは俺が別れを言ってたことをちゃんとディーンに伝えてくれ。
どっちにしても俺はそっちの世界じゃ少しも役に立たなかった。」
Sam「ベニー、待ってくれ!」

Samは煉獄のモンスターが落としていった武器をBennyに渡すと急いで出口に向かう。
振り向くとBennyはヴァンパイアたちに押さえ込まれていた。
Sam「ベニー!?」
Samの姿と共に出口が閉じる。

19_18.jpg


メインの森に到着したDean。しばらくすると強い光が現れ、その中からSamが姿を現す。
DeanはSamを見ると無言のまま抱きしめる。
Dean「・・煉獄だって?本物の庭だっただろ?」
Sam「本当に。」
Dean「一緒に出てこれたのか?」
Sam「・・ボビーだけ。」
Dean「なんだと?いや、ボビーを助けられたのは最高だ。」
Sam「ディーン、いいか、ベニーは・・俺たちを助けてくれた。ヴァンパイアたちがやってきて彼は自分を犠牲にしたんだ。
たとえそれが起こらなかったとしても、彼は戻りたくなかったような気がする。・・・残念だよ。」
Dean「・・たぶんおまえの言う通りだ。ボビーは・・ボビーはどうしてた?」
Sam「大丈夫だったよ。結局のところはね。すっげー頑固。」
Dean「それでいい。本来の場所に送ってやろう。」

Samは呪文を唱えながら腕の光る部分を切る。傷口から青い光が飛び出し空にのぼっていく。
兄弟がその様子を見守っていると突然なにかに阻まれるように光が止まり、黒く変色する。
Dean「どうしたんだ?」
Man「ハロー、ボーイズ。」

そこにCrowleyがいた。
Crowley「ボビー・シンガー・・君がどこにいようとも私にはわかる。」
Dean「ボビーを放せ、クラウリー。彼がいるべきは地獄じゃない。」
Crowley「それは私が決める。彼は口では言い表せないほどのダメージを私に与えた。地獄は彼にとって良すぎるくらいだ。」

兄弟は同時にCrowleyに近づく。
Crowley「本気か?」
Crowleyが右手を上げると兄弟が吹き飛ぶ。Bobbyの魂は地面に向かって下降するが途中で止まる。
Crowley「なんだ?」
Naomiが立っていた。
Naomi「私が正しく状況を理解したかどうか確認させてもらう。ウィンチェスター兄弟は地獄から無実の魂を解放した。
あなたは不当にそれを戻そうとしている。」
Crowley「こいつらについてるのか、ナオミ?この2人のことを知らないだろ。
放っておけば我々両方が閉じ込められるんだぞ。」
Naomi「彼らがあなたを閉じ込めることを望んでる。続きは考えるわ。」
Crowley「神のイヌめ。おまえは階級違いの戦いをしている。」
Naomi「私をイヌと呼ぶな。」

Crowleyに向けて手をかざすがすでにCrowleyの姿はなかった。Naomiは空中をさまよってるBobbyの魂を解放する。
青い光に戻った魂は上昇を続けてやがて消えた。
Naomi「私は信じられるって言ったでしょう。」
NaomiはDeanにそう言うと消える。
Sam「・・いったいどういうことなんだ?」
Dean「あとで話す。今回の試練を終わらせよう。」

Samはメモを取り出し短い呪文を唱える。すると突然右手をおさえつけ激しく苦しみ出す。
Dean「サム?おい、なにが起こってる!?言うんだ!どうしたんだ!?」
Sam「・・大丈夫!大丈夫だから!」

やがて右手の光が消え、Samの苦しみもおさまる。
Sam「大丈夫、平気だ・・もう終わったから・・終わったから・・」

19_3.jpg

19_4.jpg

19_21.jpg


Kevinが隠れ家の窓に悪魔除けの印を描いているとCrowleyの声が聞こえてくる。
Kevin「・・これは夢だ・・ただの夢だ・・」
しかし窓ガラスが粉々に砕け散り、Crowleyが姿をあらわす。
Crowley「ケヴィン・トラン、久しぶりだな。私から永遠に逃げきれると思っていたのか?常に方法はある。
トランが見つけられないなら、べつのトランを見つければいい。ママはおまえを見捨てなかった。
母親というのはそういうものなんだろう?・・だから彼女を殺して電話のアドレスからおまえの居場所をつきとめた。」
Kevin「ウソだ!」
Crowley「おまえたち人間が決して認めようとしないことはおまえたちは価値のない存在だということだ!
はかない一瞬の光。私は・・永遠の存在だ。」

隠れ家にKevinの悲鳴が響く。

Dean「・・ベニーを埋葬した。だが火葬じゃない。あいつがおまえを煉獄から助けるって言ったあと、
それが正しくない気がした。おまえがベニーを毛嫌いしてるのはわかってる。でも・・」
Sam「いや、そうじゃないんだ。わかってる。彼は・・彼は俺が思ってたのとはちょっと違った。
だからディーンが望むなら、彼が戻る可能性を残しておいていい。」
Dean「・・それじゃ預言者の少年に石盤の隠し場所を聞きに行くか。」

Kevinの隠れ家には誰もいなかった。山積になっていた資料も消え、床や壁には悪魔除けの印だけが残されていた。
Sam「どこにもいない・・俺たちの資料や解読したノートも全部持ってったんだ・・」
Dean「こうなるのはわかってた。ついに耐えられなくなったか。小さなオタクは急いで逃げ出した・・」
Sam「でもどこに?」


19_22.jpg

















Ajayは「エージェイ」かもしれないし「アージェイ」かもしれない。
Naomiの喋り方はいまだ迷走中。「役人」「官僚」「官僚主義者」あるいは「(政府の)イヌ」かもしれない。
「(神の)イヌ」「(神の)忠犬」がしっくりきそう。"Don't call me a bureaucrat."
兄弟がきたときに窓ガラスが割れてないということは最後のCrowleyもKevinの幻覚かな。
それにしては荷物がすっかりきれいになくなりすぎてるんだよなぁ・・

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 海外ドラマ(欧米)    ジャンル : テレビ・ラジオ


Comments

煉獄から地獄裏口へ・・・に吹きました。
何度も失礼いたします。
いつも楽しく拝見させていただいています。

サムたちが地獄の裏口を手段に使いましたが、ダンテの「神曲」では裏口はルシファーによって守られていたわけですから、
そのルーシーをウィンチェスターが他へ封印してしまった上にクラウリーが地獄の仕様を作り変えてしまったので、もっとも難関不落なはずの裏口が今、一番抜け道なわけですね(^^)流石、SPNクルーは見逃しませんね。

そして、ベニー。彼の生き様には悲しくて涙しましたが、彼が復活できる道を残してくれたディーンとクルーに救われました。感謝しました。
>むかいひろさん
コメントありがとうございます。
うわーそんなことになってたんですか!それはまったく知りませんでした。
今ちょっとWikiを読んでみたんですが、神曲では煉獄山を登りきると天国へと続くとあるのですが
DeanのときもSamのときも高台に人間界への出口があるという設定も
それを意識してのことのように思えてきました。
製作陣はいったいどこまで考慮しているんでしょうね・・いやあらためてすごいです。

Bennyはきっと戻りますね。あんなカッコいい終わり方したら復活望む声が高まるのは目に見えてますから。
次シーズンで兄弟&Casと再会してくれることを期待します。

Leave a Comment


Body

 
Spn Next Episode
カウントダウンタイマー


 
 
Spn Cast Twitter

 
Profile

miku[el]

Author:miku[el]
海外ドラマ・スーパーナチュラルをメインに好きな映画やその他ドラマについて好き勝手に書いています。天使フリーク。Spnはシーズン11について書いてますのでネタバレは困る!という方はお気をつけください!US放送済み分については予告なしでネタバレします。DVD発売後でもエピタイトルは原題で表記してます。英語が堪能ではありませんので、ブログ内はほぼ個人的解釈を含んだ意訳です。誤訳もあるかと思いますがご容赦ください・・
★拍手コメントのお返事は同記事のコメント内でさせていただきます。生存確認はツイッターまで。

Tag
QRCode
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。