Shoot At The Devil

―All evil bitches will see the two lights.

 
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S9-6 Heaven Can't Wait

こちらは自己満足で書いてみたエピまとめです。
意訳・誤訳・直訳が多いです。
とりあえずストーリー・あらすじ・ネタバレが知りたい方のみどうぞ。

全セリフ・トリビアなどはこちら→Super-Wiki

ガソリンスタンドのコンビニ。Castielはそこで働いていた。
店内を清掃しながらコーヒーを飲んでいる2人の客の様子をうかがう。マドラーをゴミ箱に投げ入れてハイタッチ。
Castielも同様にマドラーをゴミ箱に投げ入れる。そこに新聞配達員がやってくる
Bill「おはよう、スティーブ」
Castiel「ビル、ハイ・・ファイブ」

片手を上げるが相手は気づかず、新聞の束をカウンターに置くと店を出る。残念そうに新聞の束を解くCastiel。
Nora「遅れてごめんなさい。デイケアに娘を預けてきたんだけどここまでの信号が全部赤信号で引っかかっちゃって。
でも心配することないって思ってた。店はキレイね、コーヒーポットは?」
Castiel「満杯」
Nora「冷蔵棚は?」
Castiel「補充した」
Nora「オーケイ、スティーブ、最後の質問よ。あなたこれまでどこにいたの?
あなたはほかの従業員とは違う。他とはなにか違う感じ」
Castiel「あやしい者じゃないことは保証する」
Nora「わかってる。あなたって・・あなたって特別なのね」

店の奥に消えるNora。Castielは補充するため新聞を手に取る。
紙面のトップには地元の男性が失踪した記事が大きく出ていた。

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バンカー。兄弟はKevinから石盤を翻訳したものを見せられる。それは英語ではなく意味不明のイラスト。
Sam「・・これが君のビッグニュース?石盤の翻訳をラクガキにした?」
Kevin「くさび形文字。英語に翻訳しようとして壁にぶち当た。
でも天使の文字を原エラムのくさび形文字に変換する古代の写本を見つけた。
それから石盤を翻訳できるようになって、補足説明はエラム語で、それが・・」
Dean「このラクガキ?」
Kevin「希望は消えた」
Sam「君は読めるのか?」
Kevin「誰も読めない。学者たちが何世紀にも渡って解読しようとした」
Dean「それじゃここまでってことか?」
Kevin「そういうわけじゃない。原エラム語の多くは抽象的なんだけど、
メタトロンの補足説明から1フレーズだけ解読できた。"天使の墜落"」
Sam「それじゃその脚注がメタトロンの術について説明してるってことか?」
Kevin「そうかも」
Sam「・・オーケイ、脚注を解読できれば術を破ることができてさらに・・」
Dean「翼の生えたクソ野郎共を天国に送り返せる。何から始める?」

Samは本棚から分厚い本を取り出し、それぞれの前に置く。
Sam「リサーチ。ライブラリーの本をくまなく調べる。エラム語に関するものがないか確かめるんだ」
早速本を開く2人に対してDeanは表紙を見つめる。
Dean「"ジマーマンの失われた言語の百科事典其の一、アダイ語からアタカパ語"・・・この本どれくらいあるんだ?」
Kevin「24」

言葉が出ないDean。
Kevin「心配しなくていいよ、全部読むしかないから」
Dean「・・最高」

Deanの携帯が鳴る。
Dean「神はいた・・・もしもし?」
Castiel「君が調べる事件かもしれない。アイダホのレックスフォールドで4人の行方不明者が出てる。
おそらく死んでいるだろう、しかし誰の遺体も発見されていない。
報告によるとそれぞれの現場には奇妙な物質が残されていたらしい」
Dean「久しぶりだな、キャス。元気か?」
Castiel「私は・・忙しい」

Castielはドリンクの機械を調整しながらDeanに電話をかけていた。
Dean「わかった。それで、おまえはこの件をどうしたいんだ?偶然をよそおって事件現場で会いたいのか?
俺に迎えに来てほしいのか?」

Castielは大量のジュースを床にぶちまける。その音は受話器越しにDeanにも聞こえた。
Dean「・・どうした?」
Castiel「えーっと、今は手が放せない、私はただ・・」
Dean「キャス?もしもし?」
Castiel「私はただこの事件のことを君が知りたいんじゃないかと思っただけだ」
Dean「おい、本当に大丈夫・・」

すでに通話は切れていた。
Dean「・・オーケイ・・」

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Sam「彼は自分の居場所も何をしてるかも言ってないんだろ?」
Dean「キャスのことだぞ。おまえが忘れてるかもしれないから念のために言っておくけどな、
あいつはおしゃべり好きなタイプとはかけ離れてる」
Sam「アイダホに行ったって会えないかもしれないんだぞ?」
Dean「俺が言ったようにあいつが天使たちの興奮剤である限り、距離を置いてるさ」

荷物を持ってバンカーの階段を上がるDean。
Sam「それじゃ意味ないだろ、ディーン。ほとんど事件でもない」
Dean「だからちょっと見てくるだけだって。俺たちの労働力を無意味なことに消費するつもりはない」
Kevin「言い換えるなら、リサーチから逃げるための完璧な口実だね」
Dean「バレたか」


Nora「ねぇ、スティーブ、事務所の棚からこれを見つけたんだけど、誰のかわかる?」
Noraが持っているのは歯ブラシセット。
Castiel「えーっと・・それは私のだ。ありがとう」
Nora「ロッカーの後ろの寝袋も見つけたんだけど・・」
Castiel「商品の目録に目を通したかったから先週は遅くまで働いていて、家のベッドで眠るよりも
ここで仮眠を取った方が楽だったので・・・もちろんベッドも・・家もある」
Nora「スティーブ、あなたってとても・・責任感があるのね。ずっと聞くのが怖かったんだけど、
私は従業員としてあなたを利用したくないし、もちろん私たちの働いている関係を危ういものにしたくない。
でも働くシングルマザーとしてデートをするっていうのはとても大変なことなの。特に素敵な男性と出会うことは。
私は明日の夜がオフで、あなたもオフなのは知ってる。明日の夜、あなたは空いてるかなって思ったんだけど・・」
Castiel「・・・空いてる・・空いてます」

NoraはCastielの頬にキスをする。
Nora「あなたって最高」

事件現場の家の外。
Dean「4人が行方不明だって?」
Sheriff「4人死亡だ。確認がとれた」
Dean「考えられる共通点は何かあるのか?」
Sheriff「この被害者、ジョーは短縮ダイヤルで自殺防止のホットラインに電話をかけてた。
彼の前の被害者の女性は引きこもりで薬棚には薬局並みにストックされた大量の抗うつ剤。
最初の被害者はシュガーシティーから出てきた夫婦。過失のない離婚のための歩く広告塔だ」
Dean「みんな手足を切断された?」
Sheriff「あんたが俺にこの国で最も悲しい死体袋のリストを作るように頼むとするなら、
この4人は間違いなくトップに上がるだろうな」
Dean「なるほど、この4人の不幸な人間の内の1人は自殺で決定。でもあんたはそう思ってない?」

SheriffはDeanに手袋を渡す。
Sheriff「これをはめた方がいいぞ」
現場となった室内はすべてがピンク色に染まっていた
防護服をきた捜査員が室内を調べる。
Sheriff「これが自殺に見えるか?」
Dean「・・血か?」
Sheriff「もし調査結果が他と同じなら、すべてだ。血、皮膚、髪の毛、爪、内臓、服の繊維さえも。
彼らの哀れな魂が世界で最も優れたウッド・チッパーに飛び込んだみたいに」
Dean「目撃者はなんて?」
Sheriff「他と同じだ。近所の住民はピンク色の閃光を見たと。我々がここに到着したときにはもうこの状態だった」


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Sam「・・こっちはもうほとんど読んだ。何も手がかりがない」
Dean「モリソン教授に聞いてみたか?」
Sam「うん、つかまらなかった。パプアニューギニアのトロブリアンド族に混じって生活するため研究休暇をとってる。
言うまでもなくお手上げ」
Dean「しっかり休みをとってるヤツがそこに1人いるだろ」
Sam「クラウリー?」
Dean「言ってみただけだ。俺たちはジョークのためにあいつを鎖でつないでるわけじゃない」
Sam「試す価値はありそう」
Dean「気をつけろよ。あいつのどんな交渉にも落ちるな」
Sam「了解。ところでそっちはどう?キャスが教えてくれた事件はうまくいってる?」
Dean「4人の人間が突然爆発した。EMFも試したし、呪い袋も探した、硫黄も。なんもない」
Sam「自然発火?もしかしてトゥーレ?」
Dean「いや、違う。そこはもう容疑者から外した。遺体は蒸発したんだ、燃えてない」
Sam「それって本当の事件っぽいんだけど。ディーン、俺もそっちに行った方がいい」
Dean「いや、それは・・その必要はない。もう手は足りてる・・」

Deanは電話を切る。目線の先にはコンビニで働くCastielの姿。

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Castielは女性客にロトを渡す。
Castiel「良い1日を・・・そして幸運を!」
親指を立てて笑顔で見送るCastiel。
Dean「ジャーキーとガムをくれ」
笑顔のDean。途端にCastielの表情が硬くなる。
Castiel「・・ここで何してる?」
Dean「こっちも会えて嬉しいよ、キャス」
Castiel「今はスティーブだ。それにびっくりしたぞ」
Dean「それは共通した感想だな。おまえが天使から隠れてるのはわかってたけど・・ワォ、これは大した変装だ」
Castiel「私の恩恵はなくなった。君は何を期待してたんだ?どれほど大変なことか君に想像できるのか?
私が地上に落ちたとき、失ったのは力だけじゃなかった。私は・・・私には何もなかった。今は・・コンビニ店員だ」
Dean「コンビニ店員?」
Man「ヘイ、スティーブ、ここにサインしてくれるか?」

業者からの書類に慣れた手つきでサインするCastiel。
Castiel「私には商品の棚卸し、販売、カスタマーサービスへの責任がある。
この店を・・ありがとう」

配達員に書類を返す。
Man「ありがとう」
Castiel「この店を清潔に見栄え良く保ってる。マネージャーが忙しいときは食べ物の用意だってするんだ」
Dean「・・・つまりおまえが天界の戦いから逃げたのはタキートのためだと?」
Castiel「ナチョスも」


SamはCrowleyに石盤の翻訳を見せる。
Crowley「私は数週間の間、読み物のために礼儀正しく頼んでいたが、これが持ってきてくれたものか?・・パスだ」
Sam「エラム語を読めるのか、読めないのかどっちだ?」
Crowley「決して私の好きな古代言語ではないが・・読める」
Sam「俺たちが読めるように手伝ってくれるか?」
Crowley「いったいなぜ私がそんなことを?」
Sam「あの夜、俺もあそこにいたから。俺は人間性がおまえに何をしたか見てた。イヤだろうと何だろうと、
おまえにはまともな部分がわずかにある」
Crowley「悪いな、ムース。あれが最後の一滴だ」
Sam「・・クラウリー、おまえがまだ生きている理由はたったひとつだけ。おまえは使えると兄貴が考えているからだ・・・
計画を戻した方がよさそうだな」

部屋を去ろうとするSam。
Sam「おまえをアバドンに渡すよ」
Crowley「あのクソ女を引き合いに出して私を脅してるつもりか!?あいつは怒り狂ってるぞ、ムリだ」
Sam「そうは言い切れない。最後にアバドンに会った時、彼女は・・彼女はとんでもなく恐ろしかった。ここ数年のおまえ以上に」
Crowley「・・それをよこせ」

再び翻訳のメモをCrowleyに渡す。Crowleyはそれを丸めるとSamに投げつけた。

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品出しをするCastiel。
Dean「こんなのおまえじゃない。おまえにこんなこと似合わない、そうだろ」
Castiel「いいや、ディーン。そんなんじゃない、私は天使であることに失敗したんだ。私が試みたことはすべて裏目に出た。
しかしここでは・・正しいことができているような気がする。君には理解できないだろうな、
でも本物の尊厳は私の行動の中にある、人間の尊厳だ」
Nora「お邪魔して悪いんだけど、スティーブ?お客さんが男性用トイレでトラブったみたいなの」
Castiel「すぐにやります」
Nora「あと、今夜のことだけど7時に私の家に来てくれる?」
Castiel「問題ない」
Nora「あなたって最高だわ」

奥に引っ込むNora。
Dean「・・こういうことかよ!」
Castiel「なんだ?」
Dean「オンナ」
Castiel「違うよ、ディーン。そういうんじゃない。ノラは・・とても素敵な女性だ。
彼女が私を殺そうとする死神じゃないことは確信してるし、デートに誘われた。デートするのは人間らしいことなんだろ?」
Dean「まぁ、たしかにそれは人間らしいな」

Deanの携帯が鳴る。相手は警官。
Dean「・・すぐに行く。・・・ハイスクールで新たな殺しだ。来るか?」
Castiel「私は使い物にならない。力がない」
Dean「だから?俺なんてそんな超能力持ったことないぞ」
Castiel「君はハンターだ」
Dean「おまえはハンター見習いだろ、思い出したか?」
Castiel「・・あぁ、思い出した。君が私を最低だと言ったことを」
Dean「そんなこと言ってない。俺が言ったのは、えーっと・・"改良の余地あり"だ。来いよ」
Castiel「・・わかった、あと5分でシフトが終わる。デートまでには時間があるから・・」
Dean「いいぞ!車回してくる」
Castiel「まだダメだ・・・トイレ掃除しないと」


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現場に着くDeanとCastiel。周囲には大勢の野次馬の学生たち。
スクールバスの車体とその周囲はピンク色に染まっていた。
Deanが被害者の友人から話を聞いてる間、Castielは現場を見て驚愕する。
Girl「・・電話で喋ってたら突然彼女が話さなくなって・・そしたらカフェにいたみんなが叫び出して外を指差してた。
本当に・・本当に彼女なの?」
Dean「そのとき彼女以外に他に誰かいたか見てないかな?男、女、普通じゃないものとか」

学生は首を横に振る。
Dean「君の友達は、彼女は落ち込んでた?」
Girl「落ち込んでたって?」
Dean「自殺の可能性は?」
Girl「まさか。みんながいる中でバカ男のトラヴィスに別れ話をされて彼女はちょっとがっかりしてたけど」
Dean「ちょっとがっかり?」
Girl「うん、クイズでCをとったときよりもがっかりしてたかな。
あと・・彼女の両親が離婚したときよりかはがっかりしてなかったから・・"ちょっとがっかり"」

Deanが振り向くとCastielの姿がない。
Dean「ちょっと失礼」
Castielはインパラの車体に手をつきうなだれていた。
Dean「キャス、どうした?」
Castiel「・・これは前にも見たことがある」
Dean「なんだって?どこで?」
Castiel「天国だ」
Dean「それじゃこれは天使の仕業ってことか?」
Castiel「普通の天使じゃない・・ディーン、これはまずいぞ、非常にまずい」


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Castiel「天国の戦場には特別な天使たち、リト・ジエンがいた。"慈悲の手"というエノク語だ。
彼らは衛生兵のような役割だった。負傷者の世話をし、癒すことができる天使たちを癒した。
しかし致命傷を負った手の施しようがない天使たち、リト・ジエンの仕事は彼らを殺すこと」
Dean「でもこの粉砕された遺体は?」
Castiel「これは彼らの特別な能力だった。迅速に完璧にほぼ痛みのない死を与える方法だ」
Dean「なるほど、でも被害者たちは姿を消せる負傷した天使じゃない、人間だ」
Castiel「そうだ、わからないんだ・・・リト・ジエンの目的は痛みにある、彼らにはそれが道しるべみたいなものだ。
この天使が地上に落ちたとき、被害者たちの嘆く声を聞いた。彼らの激しい苦しみを。
天国で負傷した天使たちから聞こえた声と同じものを・・・彼はこの地上で自分の仕事を続けてる。
苦悩する人間を相手に」
Dean「今回の被害者は苦しんでなかったぞ。ただの普通の気まぐれな子供だった」
Castiel「しかし彼は来た。人間の感情の浮き沈み・・ディーン、私はこの地球に数年間いるが、
かろうじてそれを理解し始めたばかりだ。彼にすれば痛みは痛みでしかない」
Dean「つまり攻撃対象は人類全員?・・なるほど、俺たちでそいつを止めるしかないな」
Castiel「・・君が彼を止めるんだ」
Dean「・・・おまえ、ビビってんのか」
Castiel「今はもう違うんだ、ディーン。すべてが違うと感じる」
Dean「・・そうだな。わかった、俺が探して殺す、この・・ケヴォーキアンになりたい男を」
Castiel「・・オーケイ」
Dean「気をつけろよ、それからデートに行くんだ、だろ?普通の人生を生きろ」
Castiel「・・オーケイ」

インパラのエンジンをかけるDean。Castielは動かない。
Dean「・・・で?」
Castiel「送ってくれ」
Dean「・・わかった」


Samは再びCrowleyの部屋にやってくる。
Crowley「・・やる。だがなにか見返りが欲しい」
Sam「何が望みだ?」
Crowley「電話をかけたい」

Samは鼻で笑うと部屋を出ようとする。
Crowley「いいだろ、ムース。ダーマーだって電話をかけたんだぞ」
Kevinに相談するSam。
Kevin「本気?クラウリーにアバドンと連絡を取らせたいって?王と力のある狂った地獄の騎士じゃ満足できないわけ?
悪魔チームを団結させたいのか?」
Sam「そうは思わない。俺だってクラウリーを信じてない。でも正直、アバドンと組むようには見えない。
彼女をめちゃくちゃ毛嫌いしてるし」
Kevin「その通り、サムはクラウリーを信じてない」
Sam「俺たちが信じることはないんだ。いいか、クラウリーは拘束されてる。
いつだって好きなときに俺たちが電話を切ることができる。たとえアバドンに情報を与えようとしても、あいつは何もできない。
このバンカーの場所さえ知らないんだから」
Kevin「あいつはあの翻訳を解読できるって言ってるのか?それがウソだったら?」
Sam「君の言うとおりだな・・証明してもらわないと」

SamはCrowleyの前に石盤の文字を書いた紙を出す。
Sam「これはどういう意味だ?」
Crowley「・・材料」
Sam「もっと具体的に」
Crowley「魔術のための材料」

紙をSamの前に押し戻す。Samは納得してないように無言のまま、Crowleyに押し戻す。
Crowley「・・ネフィリムの心臓、キューピッドの矢、天使の恩恵」
SamはKevinを見る。Kevinは別の紙を出す。
Kevin「これがその残りだ」
Crowley「・・・電話させろ。そうすればこの残りの意味を手に入れられるぞ」

SamとKevinは互いを見る。
Crowley「さて、誰が痛い思いをしてくれるのかな?」

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DeanはNoraの家に前にインパラを止める。
Dean「・・オーケイ」
Castiel「ありがとう、ディーン」
Dean「・・キャス、待て」

Castielは開けたドアを閉める。
Dean「おまえを行かせるわけにはいかない」
Castiel「どういうことだ?」
Dean「そんな格好でデートに行くつもりか?」
Castiel「・・これしか持ってないんだよ、ディーン」
Dean「そうか・・ベストを脱げ」
Castiel「いったい何を・・」
Dean「ベストを脱ぐんだ、いいから」

青いベストを脱ぐCastiel。Deanはそのベストをバックシートに放り投げる。
Dean「これで少しは良くなった、いいぞ。それから・・そのシャツのボタンを外せ」
言われるままにシャツのボタンを外す。
Dean「オーケイ・・ってそこまででいい、トニー・マネロ。・・・うん、それでいい。いいか、よく聞くんだ。
彼女へのドアは常に開いてる、オーケイ?とにかくたくさん質問しろ、女はそれが好きだからな。
それから・・あぁ、もし彼女が割り勘でいいって言ってもそれはウソだ。わかったか?」

うなずくCastiel。
Dean「さぁ捕まえてこい、タイガー」
Castielの肩を叩くDean。Castielは大きく息を吐きながら家の玄関に向かう。振り向くとDeanが親指を立てる。
Castielもそれに答える。途中、プランターのバラを一輪摘み取る。
Dean「・・上出来」
Castielは玄関に着くとDeanに早く行くように催促する。
エンジンをかけ出ようとするとトラックが前に止まる。
Dean「なにやってんだよ、この野郎・・・おい!」
Deanはトラックに離れるように大きく手を振る。トラックは前に移動し、Deanはインパラを発進させる。
Nora「スティーブ、よく来てくれたわね、さぁ入って」
笑顔のNora。嬉しそうなCastiel。
Nora「遅れちゃうかと思ったわ」
Castiel「遅れるって?」
Nora「私のデートよ、ボーリング。信じられる?でもたとえボーリングでもオシャレじゃなかったらバカにされるでしょ。
ターニャが生まれてから着飾る理由なんてなかったから。彼女はここよ、私の小さな天使。
ご飯はもうあげてるから多分ずっと眠ってるわ。私は2時間くらい出かけるんだけど、いつものベビーシッターが捕まらなくて。
このコが目を覚まして泣き出したときに誰かにいてほしいのよ。そんなことはないと思うんだけどね。
ターニャは泣いたことがないから。デートが上手くいくように祈っててね」

Castielは背中にバラを隠したまま何も言えない。
Nora「ありがとう、あなたって本当最高だわ」
Noraは出て行く。Castielはバラをテーブルに置き、外していたシャツのボタンを留める。
Castiel「・・子守りか・・」
Tanyaが泣き始める。

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SamはCrowleyの前に注射器を並べ、そこから1本取り出すと自分の腕に針先を向ける。Crowleyがそれを止める。
Sam「なんだよ」
Crowley「おまえのじゃない、彼のだ」
Sam「何の違いがあるんだ?」
Crowley「おまえのは持ってる。私はここに繋がれてるんだ、少しくらい変化を求めたっていいだろ」
Kevin「ありえない!」
Crowley「どうした、ショート・ラウンド?注射の針が怖いか?」
Kevin「そうじゃない。母を殺した者に血を与えないポリシーがあるだけだ」
Crowley「私にあるのは時間だけだ」
Sam「・・おまえは最低だ」
Crowley「解読できるように頑張れよ」

注射器を片付けようとするSam。Kevinは横から注射器を取ると自分の腕に刺した。抜いた血をボウルに入れる。
Crowleyはラテン語を唱える。ボウルの中の血が沸き立つ。
Crowley「こちらはクラウリー。・・・クラウリーだ。電波が悪いな・・クラウリー、おまえたちの王だ。
今すぐアバドンと連絡をとらせないなら、やむをえないが・・」
Sam「・・どうした?」
Crowley「保留中だ」


Tanyaは激しく泣き続ける。
Castiel「ハロー?・・えーっと・・頼むから泣かないでくれ」
迷いながらおそるおそるTanyaをベッドから抱き上げる。
Castiel「オーケイ、大丈夫だ・・・子守唄を歌えばいいのか?」
CastielはJoey Scarburyの"Believe It or Not"を歌い始める。
やがてTanyaは泣き止み、Castielは彼女を再びベッドに戻すがまた泣き始める。
Castiel「わかった、わかったよ」
またTanyaを抱き上げる。
Castiel「誰も君に教えてくれない、誰も説明してくれない。君はただこの人生に泣き喚いて出発しただけ。
なぜこんな感情を感じるのか見当もつかない、この混乱の理由も。どちらも間一髪で恐怖や苦痛から逃れているような感じだ。
君が本当に理解したと思ったとき、自分が間違っていることがわかるだろう。結局なにも理解していなかったと。
遠い昔のことじゃない、相手の痛みをとるためにはただ触れるだけでよかった・・」

CastielはTanyaの額に触れる。
Castiel「・・やけにあったかいな・・これは普通なのか?」

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Deanの携帯が鳴る。
Dean「・・保安官?」
Sheriff「新しい手がかりだ、最初の事件は夫婦だっただろ?スプレーの分析結果がラボから届いたんだが、
妻のDNAしか検出されなかった」
Dean「夫はまだ生きてるのか」

警察署に着いたDeanは夫婦のファイルを見る。
Sheriff「夫の方は少しおかしかったが、信仰を見つけた。妻は強硬な無神論者、いい人間ではなかった。
彼がボイル神父に傾倒し始めたとき、すでに険悪だった結婚生活はますます悪化した。
夫は妻に"神を受け入れろ"と言い続けていた」
Dean「ボイル神父、これで説明がつく」
Sheriff「説明とは?」
Dean「・・気にしないでくれ。どれどれ・・」

夫婦の写真を見る。2人の背後にはトラック。
Dean「・・これは夫のトラック?」
Sheriff「そうだが」

そのトラックはNoraの家でインパラの前に停車したトラックだった。
Dean「キャス・・!」

Castiel「ノラ、ターニャが熱いんだ、本当に熱い。頼むから電話してくれ、かけ直してくれ。
もし連絡がなければこのコを病院につれていく」

Tanyaは激しく泣き続ける。Castielは携帯を見つめたまま何かを迷っていたがそのままポケットにしまう。
Castiel「オーケイ、ターニャ、少し散歩しようか」
ドアを開けると1人の男が立っていた。
Ephraim「やぁ、キャスティエル」
男は室内を見回す。
Ephraim「・・むさくるしいゴミ溜めだな。彼女が泣いているのは驚くべきことじゃない」
Castiel「このコは熱があるんだ、エフライム。なんとかなる」
Ephraim「俺の名前を覚えてたのか?出会ったとき俺は取るに足らない者だった。だがあんたは・・あんたは伝説だった。
あんたは以前からこの地上にいて、俺はこれが初めてだ。これは異常だ」
Castiel「最初は人間とは理解しがたいことばかりだ。もしやめるなら・・」
Ephraim「やめる?俺はやめない、この惑星からすべての苦痛が消えるまで」

Tanyaがまた泣き出す。
Ephraim「俺がやろう」
Ephraimが動く。Castielが立ちはだかる。
Castiel「このコに、触るな」
Ephraim「ここに来たのは彼女のためだと?違うよ、キャスティエル。俺はあんたのために来た」


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Castielはテーブルに置いたバラのトゲを握る。
Ephraim「苦痛と絶望が多すぎる。多くの声が解放を懇願している」
Castiel「どうやって私を見つけた?」
Ephraim「隠れてるのになぜかって?患者を見つけるのと同じ方法さ、俺は苦痛の声に従っただけだ。
それがどれほど大声か、想像もできないだろう。あんたの声は何マイルも先から聞こえてた」
Castiel「この地上で天使の仕事ができていると本気で考えているのか?」
Ephraim「もちろんそうだ」
Castiel「君は間違ってる。地球は無情な場所だ。しかし人間たちがより良くすることができる、
彼らはできるかぎり最善を尽くしている」

CastielはEphraimに気づかれないように流れる血でドアに天使を追い払う魔法陣を描き始める。
Ephraim「それが自分のしていることだと思ってるのか、キャスティエル?最善を尽くしていると?
悪いがこれがあの有名なキャスティエルができる最善のことなら、あんたは俺が思ってたよりもさし迫った状況だな。
俺はあんたを称賛していたんだ。あんたは成功以上に失敗もした。でも少なくとも大胆な行動をとった」

EphraimはCastielが魔法陣を描いてることに気づくとその手をひねり上げる。
Ephraim「何をしてる?その頭を砂に埋めてしまおうか、まさにあんたの仲間がそれを必要としてる」
さらにCastielの手をひねり上げる。骨がきしむ。

Sam「悪魔の電話回線を切り替えるのにいつまでかかるんだ?」
Crowley「黙ってろ、ムース」
Kevin「クラウリー、もう電話はかけられただろ」
Sam「あぁ、時間だ」
Crowley「私が時間だと言ったときが時間だ!ハロー、アバドン」
Abaddon「クラウリー、ご機嫌いかが?」
Crowley「どれくらいの数が集まった?」
Abaddon「それって魂のこと?どうにかあなたの予想の2倍ってとこね。私はどうやってこんな偉業を成し遂げたのかしら?」
Crowley「期限が来る前に魂を回収したんだな。私の契約を汚して」
Abaddon「その通り。すべてを回収してる、根気強くね。終わりよ。クラウリーの時代、官僚主義の王、それらはもう終わったの」


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Ephraim「すぐに終わる。俺がその痛みを取ってやろう」
Castiel「私は生きたいんだ」
Ephraim「何者としてだ、キャスティエル?天使として?それとも人間として?」

そこにDeanが飛び込んでくる。しかし一瞬でEphraimに飛ばされ意識が朦朧となる。
Ephraim「生きたいと言ったな。だが俺が見るものをあんたは見ることができない。
人間として生きることを選んだなら、もうとっくにあきらめてるってことだ。あんたは死を選んだ・・」

EphraimはCastielの頭上に手をかざす。Deanが力を振り絞り、天使の剣をCastielに投げる。
受け取ったCastielはそのままEphraimを突き刺す。

Crowley「おまえは・・卑怯で・・腐りきった・・愚か者だ!」
嬉しそうに笑うAbaddon。
Crowley「おまえには地道な会計作業に見えるかもしれん、しかしそれが私のやり方だ!
おまえはたった一人で混沌とした地獄をコントロールできると思ってるんだろう、
私に忠誠を誓っている者たちのサポートもなしで!?」
Abaddon「この数週間、誰もあなたを見てないのよ、しかも私が最後にあなたを見たのは
ハウディーとドゥディーにしっかり拘束されてる姿・・・考えられるのは、あの2人はあなたを犬小屋に繋いだ犬に変えたみたいね。
どんな気分なの、クラウリー?ウィンチェスター兄弟のビッチになった気分は。
あなたのハッタリには満足したわ、でも私たちお互いにあなたにはもう何の権限もないことはわかってる。
力もない、私に差し出せるものもない。あなたにはもう何もないのよ」
Crowley「・・おまえの計画は失敗するぞ。おまえは燃える」
Abaddon「楽しみだわ」

通信が途絶える。静かに何も言わないCrowley。
Sam「・・クラウリー?」
Crowley「石盤の翻訳を持ってこい・・契約は守る」

Samが翻訳の紙を渡す。
Crowley「・・"必要な材料・・心臓、矢、恩恵"なんとかかんとか・・
"・・・天国から墜落する天使の灰から煙が上がるまで混ぜる"なんとかかんとか・・おぉ・・なるほど・・
ひっくり返すことはできない」
Sam「・・なんだと?」
Crowley「この魔術は元に戻すことができない。新しい世界の秩序だ。変更することはできない」


Samは電話でDeanにCrowleyのことを伝える。
Dean「そんなはずないだろ。クラウリーがウソついてるんだ」
Sam「いいや、ディーン。今回はウソじゃない。いいか、メタトロンは術を破るあらゆる方法にも耐えられるように術を作った。
天使が天国に戻ることはできない。ここまでだ・・・キャスに話す?」

Deanの背後でCastielがNoraに見送られて家から出てくる。
Castiel「・・大げさに騒いで申し訳なかった。私の友人が教えてくれた、少しのアセトアミノフェンが熱を下げると」
Nora「いいの、結局デートは上手くいかなかったから・・・スティーブ、大げさだったのは心配してくれたから?
それがあなたを特別にしてるのね」

笑顔のNora。しかしCastielに笑顔はない。彼はインパラに向かう。
Dean「・・切るぞ」
DeanはSamとの電話を切る。
Dean「・・どこ行くんだ、キャス?」
Castielは無言のまま助手席に乗り込む。

血の入っていたボウルを洗っていたSamは注射器が1本足りないことに気づく。
いそいでCrowleyの部屋に向かうと彼は注射器を腕に刺し、自らKevinの血を注入していた。

店に戻ってきたDeanとCastiel。
Dean「聞いてくれ、キャス。バンカーでのことだけどな・・・追い出して悪かった。
おまえがずっと大変だったことはわかってる、一人で生きたんだから。何とかしておまえはちゃんと適応した。
俺はおまえを誇りに思うよ」
Castiel「ありがとう、ディーン・・・でもエフライムが言っていた。天使は助けを求めてると。
私は本当に外野にいていいのか?彼らを天国に戻すための方法を探すべきじゃないのか?」
Dean「俺とサムがやる。天使たちのことは俺たちにまかせろ。今のおまえは人間なんだ。もうこれ以上はおまえの問題じゃない」

Castielは車を降りるともう一度Deanの顔を見る。Deanは笑顔を作って手を振る。
店のカギを開けるCastielの姿を最後に見ると、Deanはインパラを発進させる。
店に戻ったCastielはいつものように開店準備を始める。

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はい、ご覧のようにCasとDeanのキャプチャ画像ばっかりになっちゃいましたー(´・∀・`)
Deanの反応が可愛かったからついつい大量に。
あとからSamが1枚もないことに気づいて無理矢理ねじこみw
頑なにCasとSamを会わせないようにしてるDeanの態度にSamは何も感じなかったんでしょうか・・
どう考えてもハンターが扱う事件なのにね。
なんで俺も連れてってくれないんだー(´;ω;`)って言ってるように見えたけどw
Abaddonさんの背後にあったネオンサインは"Castle Storage"
Johnが貸し倉庫として使っていた倉庫と同じ名前です。兄弟が保管されてたウサギの足を見つけた倉庫。
ここは同じ場所なんでしょうかね~
欲を言えばもうちょいEphraimを見たかったな。せっかくカッコいい天使だったのに1話だけとは残念。
しかしまぁ人間が粉砕、気化するとあんなファンシーな色になるとはw
最後にCrowleyはKevin?の血を自分に注入してましたがあれはどういう意味だったんでしょうか。
Abaddonに勝てないと悟り、人間になることを選ぶ気持ちが生まれたんでしょうか。
これからはCrowleyのことも大きく変化しそう。次エピも楽しみです!

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海外ドラマ・スーパーナチュラルをメインに好きな映画やその他ドラマについて好き勝手に書いています。天使フリーク。Spnはシーズン11について書いてますのでネタバレは困る!という方はお気をつけください!US放送済み分については予告なしでネタバレします。DVD発売後でもエピタイトルは原題で表記してます。英語が堪能ではありませんので、ブログ内はほぼ個人的解釈を含んだ意訳です。誤訳もあるかと思いますがご容赦ください・・
★拍手コメントのお返事は同記事のコメント内でさせていただきます。生存確認はツイッターまで。

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