Shoot At The Devil

―All evil bitches will see the two lights.

 
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Spn S9-17 Mother's Little Helper

こちらは自己満足で書いてみたエピまとめです。
意訳・誤訳・直訳が多いです。
とりあえずストーリー・あらすじ・ネタバレが知りたい方のみどうぞ。

全セリフ・トリビアなどはこちら→Super-Wiki

ちょこっと書き逃した感想も。

バンカー。Deanが調べものをしているとSamが荷物を持ってやってくる。
Sam「昨日はちゃんと寝た?」
Dean「・・寝てない」

Deanは本から目を離さず答える。
Sam「それじゃ、俺が運転した方がいいかな」
Dean「どこ行くんだ?」
Sam「ネットに俺たち向きっぽい事件が上がってた」

Deanの前に事件記事をプリントアウトしたものを置く。
Sam「小学校教師が帰宅ののち夫を殺害」
Dean「キレたのかもな。ガキどもにだってできる」
Sam「彼女は夫をメッタ打ちにしてミンチ状態にしたんだぞ」
Dean「おまえはどう思ってるんだ?」
Sam「可能性として考えられるのは、憑依」
Dean「・・行ったらどうだ?」

Deanは興味がなさそうに他の資料を探る。
Sam「・・なぁ、ディーン。俺だってアバドンを見つけたい、
でももう何日も費やしてくまなく探してる」
Dean「なにか見落としたのかもしれないだろ」
Sam「他にもっと有効な時間の使い方があるかもしれないだろ。空回りするよりも・・」
Dean「俺たちには時間がないかもしれないんだ!」
Sam「・・どうしたんだよ?」
Dean「・・べつに」

DeanはSamに背を向けたまま答える。
Sam「本当に?マグナスを殺してからずっと、なんていうか、取りつかれてるみたいだ」
Dean「・・それは、多分これを全部終わらせたいからだ。アバドンが見つかったら、
クラウリーは否が応でもファーストブレイドを渡すしかない。
そうすりゃ俺たちはあの女とあいつを両方殺せる。
おまえが"取りつかれてる"っていうものが俺の仕事だ」
Sam「・・わかったよ、ディーン。ちょっと聞いてみただけだ」
Dean「俺は大丈夫だ」
Sam「わかった。何か見つけたら連絡してくれ」

Samは事件の記事を掴むと出ていく。
Deanはカバンから新品のウィスキーのボトルを取り出し、一口飲む。

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容疑者と面会するため警察署にやってきたSam。
Sam「報告書によるとあなたが最初に現場に駆け付けたとありますが」
Lee「えぇ。ミセス・ヤングは夫の遺体のそばで全身血まみれで座ってました」
Sam「夫は妻に虐待を?」
Lee「リックが?とんでもない、ありえませんよ。頑固なクソ野郎かもしれないが、
みんなそうじゃないと?」
Sam「他になにかありますか?おかしいと感じたけどあまりに奇妙すぎて報告できなかったこととか」
Lee「たとえば?」
Sam「たとえば・・硫黄の匂いがしたとか」
Lee「・・なぜ硫黄なんです?」
Sam「ですよね・・カレンの目はどうでした?なにかおかしなことに気づきませんでした?」
Lee「エージェント、実際のところあれは人間の目に似てましたよ・・・あぁ、なんということだ・・」

絶句した保安官の目線の先には拘置所の中で首を吊っている容疑者の姿。
壁には血文字が書きなぐられ、容疑者の指先からは血がしたたり落ちる。
運び出される遺体。
Lee「・・理解できない・・カレンとリックは誰よりも一般的な普通の夫婦だったのに・・」
Sam「犯行があった日、彼女はどこかに出かけました?」
Lee「あれは木曜日で・・スーパーに出かけたくらいだ」



Deanの携帯が鳴る。相手はSam。Deanはしばらく考えた後、スピーカーにして出る。
Dean「・・ミセス・マンソンはどうしてる?」
Sam「死んだよ。拘置所で首を吊った」
Dean「可愛いことするじゃないか。悪魔は逃げたのか?」
Sam「もし悪魔ならね。硫黄はないしEMFはどこにも反応しない。
それに夫を殺す直前の彼女を見かけた全員が彼女におかしなところはなかったって言ってる」
Dean「おまえはまだそこで何してるんだ?俺にすりゃクレイジーな一件にしか聞こえない」
Sam「朝までに何もなかったら戻るよ。そっちの調査は進んでる?」
Dean「・・調査中。それじゃ・・頑張れよ」

DeanはSamの返答を待たずに電話を切る。どこか不安に思うSam。
Deanの視線の先にはすでに空になったウィスキーのボトル。
頭の中にCainの言葉がよぎり、Magnusを殺した瞬間の感覚がよみがえる。
震える左手。Deanは誰かに電話をかけるが相手が出る前に切る。


ダイナーで食事をするSam。一人の青年が入ってくる。
Weitress「ちょっと待っててね、ビル」
Billはカウンターに座ると隣に置かれていた料理を突然手づかみで食べ始める。
Weitress「ビリー、何してるの!行儀がなってないわよ」
Bill「俺にそんな口をきくな!」

その激昂ぶりに思わずコーヒーを飲む手を止めるSam。
Sam「おい、落ち着け。この人は忙しいんだぞ」
Weitress「・・何をそんなにイラついてるの?」

Billはわざとグラスを床に落とす。
Weitress「あんたと母親と・・あいつ」
Sam「おい・・やめておけ」

Samと睨み合いになり一触即発の雰囲気。
Weitress「ビリー、あなたのお母さんに連絡するわ、迎えに来てもらいましょう」
Bill「いや・・あんたには無理だ」

BillはWeitressの手を掴むとその手にナイフを突き立てる。悲鳴を上げるWeitress。
SamはBillに飛びかかり、彼を殴って気絶させると警察に連行する。
拘置所にはBillの他にも何人かいた。しかし皆どこか行動がおかしく、
鼻歌を歌う者、壁に血文字を描く者、ひたすら格子に頭を打ちつける者。
Sam「何があったんですか?」
Lee「こっちが教えてほしいくらいだよ。おかしなことについて言い出したのはそっちだ」
Sam「彼らはどこから?」
Lee「皆ここの人間だ。四人とも酒もタバコもドラッグもやらない。
実際、こんなことになったのはここ数日だ」
Sam「何か彼らの共通点は?教会、学校、ブッククラブとか」
Lee「俺の知る限りはない。あの青年の恋人に会ってきたが、彼女が言うには彼はヒッチハイクでバンに乗ったらしい。
それが彼と話した最後だったとか」

保安官が出ていくとSamはBillに近づき、格子の隙間から聖水をかける。
反応はないもののBillはSamに飛びかかる勢いで格子を掴む。
Sam「おまえは何者だ、ビリー」
Bill「・・俺は自由だ」
Sam「何から?」
Bill「すべてから」
Sam「・・なぜこんなことをした」
Bill「"なぜ"って?違うな。やりたいからやるんだ」


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SamはDeanに電話をかけていると保安官が一枚の画像写真を持ってくる。
Lee「スーパーの駐車場の監視映像の画像だ」
Sam「ありがとう」

バンカーから出てバーにいたDeanはSamからの電話に出る。
Dean「・・もしもし」
Sam「やっと出たな」
Dean「・・調べものしてたから。なにか見つかったか?」
Sam「確信はないけど。でも数人が同じように行動を起こし始めた」
Dean「行動って?」
Sam「カレンと同じ。攻撃的で暴力的で衝動的」
Dean「おまえ、ゴールドジムにいるみたいだぞ」
Sam「ステロイドで誘発されてない、より基本的な本能であることを除いてはね。
ちょっとしたささいなことでもキレるみたい・・ある意味、俺っぽい・・」
Dean「おまえっぽい?」
Sam「うん・・魂のなかった俺。覚えてる?」
Dean「忘れられるわけねぇだろ。でもおまえはそいつらみたいに制御不能じゃなかった」
Sam「みんなそれぞれ違うのかもしれない」
Dean「ありえるな。原因はなんだ?十字路の悪魔が契約でそいつらの魂を取り上げた?」

新しいビールがDeanのテーブルに運ばれてくる。
Sam「いや、そうは思わない。誰かにロトが当たったわけでもないし。こっちに来て助けてよ」
Deanは答えない。
Sam「ディーン?」
Dean「・・あぁ、聞いてる。ただ・・もうちょっとなんだよ、サム。
アバドンに関して今はミスを犯すわけにはいかない」
Sam「・・わかった、気をつけろよ」

電話を切るDean。背後で声がする。
Crowley「おまえは妻のようなサムにウソをついた、私は愛人の気分だ」


Samが監視映像の写真を見ていると受付の若い保安官に話している女性の声が耳に入る。
Woman「いい?悪魔たちが戻ってきたの。何度でも起こるんだから」
Sheriff「悪魔ですか?」
Woman「そう!悪魔よ、耳が聞こえないの?」
Sheriff「・・あのですね、我々はこの悪魔たちに今すぐ対処するつもりです。
お家までお送りしましょうか?」
Woman「バカにするんじゃないわよ、このクズ」

Samが割って入る。
Sam「俺にまかせて・・すみません、ライター捜査官です。こちらへどうぞ」
Samは女性を座らせる。
Sam「えーっと、悪魔のことを教えてもらえませんか、ミス・ウィルキンソン?」
Julia「ジュリアと呼んで。とてもシンプルなことなのよ、エージェント。
彼らは・・・彼らはミルトンからやってきた」
Sam「・・それから?」
Julia「・・あなたは私が"悪魔"と言っても少しも動じないのね。この辺りの人間なら誰もが
私の頭がおかしいと思うことなのに」
Sam「少しだけ、彼らよりも心が広いだけかもしれません」
Julia「そうかもしれない・・・あなた、彼らの仲間なのね?」
Sam「・・すみません、誰の仲間だと?」
Julia「メン・オブ・レターズ」

顔色が変わるSam。
Julia「彼らは1958年にここに来た」
Sam「・・メン・オブ・レターズが・・ここに?」
Julia「そうよ。あのときは違った・・まぁ、私も違ったけど。とても素敵な二人だったわ」


1958年。深夜、修道院のドアをノックする音。シスターだったJuliaがドアを開けると
Abaddonの肉体であるJosieと兄弟の祖父であるHenryが立っていた。
二人はそれぞれシスターと修道士の格好をしていた。
Henry「こんばんは、シスター。私たちは異端審問所からまいりました」


ビリヤード台に移動したDean。
Dean「何の用だ」
Crowley「それはこっちが聞きたいね、ロミオ。おまえがかけてきたんだろ。そうだな・・
間違えたのか?」

ボールを並べながら答えるDean。
Dean「・・それがなんだろうと、もう話は終わりか?」
Crowley「この前世間話したときはおまえが赤毛を確保することになっていた」
Dean「そうだ・・今やってる」
Crowley「アバドンが10セントのチキンウィングや気が抜けたビールが好きじゃない限り、間違いなくここにいる」

Crowleyは咳払いをして探しているDeanにチョークを差し出す。
Dean「・・くたばれ」
Crowley「そうできればいいんだがな・・いったいどうしたんだ?
私に電話をかけてきたのにおまえは切った。アバドンを求めるのにおまえはアバドンを求めていない。
ブレイドが欲しいのにおまえはブレイドが欲しくない。
おまえのことをもっとよく知らなかったら、行き詰ってるように見えるぞ」

Deanは何も答えずブレイクショットを打つ。
Crowley「ここだけの話、マグナスの頭にファーストブレイドを突き刺したときに何を感じた?」
Dean「・・おまえに突き刺すときのことを考えるとその半分も良くない」
Crowley「おまえが卑猥な話をするのは大好きだ。私が何を考えているかわかるか?
おまえは力が満ちてくるのを感じた。力強さと・・・恐怖を」
Dean「恐怖?」
Crowley「詐欺師をだまそうなんて思うなよ、ダーリン。おまえは恐れているから動けない」


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Julia「最初彼らは偽名を名乗った。でもあとから男性の名前はヘンリーだと教えてもらったの」
Sam「ヘンリー・ウィンチェスター?」
Julia「ラストネームはわからない」
Sam「それじゃ女性の方は?」
Julia「ジョシィ」

顔色が変わるSam。
Julia「二人を知ってるの?」
Sam「えぇ、まぁ・・複雑なんです」
Julia「私は元修道女よ、スウィーティー。"複雑"は私のミドルネームみたいなもの」
Sam「彼らはここへ何を調査しに?」
Julia「シスター・マリー・キャサリン。彼女は二人の人間を殺して鐘楼から飛び降りた。
だから私は二人を院長とシスター・アグネスのところに案内したわ」


院長はHenryが持ってきた異端審問所からの手紙に目を通しながら二人を厳しい目つきで見る。
Henry「期限厳守なんです、院長。枢機卿は朝一番でローマ教皇にお会いになるので報告が必要なのです」
院長は無言で手紙をAgnesに手渡す。
Agnes「私たちの大切な修道院はあなたたちに開かれました。
ここにいるシスター・ジュリアがご案内いたします」

部屋を出る3人。
Julia「どこから始めた方がよろしいですか?」
Josie「シスター・マリーの寝室からお願いします」

Juliaは無言でHenryを見る。
Henry「・・シスター・マリーの部屋からということです」
先を歩くJulia。JosieはHenryの肩を掴み歩みを遅らせる。
Josie「・・修道女って嫌い」
Henry「俺には答えたのに君には答えなかったから?」
Josie「いいえ。私はカトリックスクールに通ってたけど怒りが積み重なってばっかり」
Henry「そんなささいなことを気にかけてる時間はないぞ」
Josie「あなたの闘争心はどこにいったわけ?」
Henry「このせいだ。なぜ俺たちが現場に出てる?」
Josie「仕事を通じて学べってこと。それにこれは私たちが正規会員になる前の最後の課題よ」
Henry「そこに問題がある。俺たちの始まりが間近に迫って、俺にはこれが無謀な試みなんじゃないか心配なんだ」
Josie「無謀?どんな?」
Henry「もし俺に何かあったらジョンはどうなる?ミリーは?妻は未亡人になり、息子は父親を知らずに育つ。
君が理解してくれるとは思ってない。君には家族が・・・悪かった、ジョシィ。そんなつもりじゃなかった」
Josie「わかってる、ヘンリー。あなたはいい人。ミリーはあなたがいてラッキーね」
Julia「この部屋です・・血が・・消えなくて」

部屋の明かりをつけると壁一面に血文字の痕跡があった。
Henry「・・悪魔憑きと考えていいか?」
Julia「あるいは言語学者が発狂したか・・」

Juliaは壁に彫られたシンボルを指先でなぞる。
Henry「古代のもののようだな・・悪魔の言葉かサンスクリット語か?」
Julia「いいえ、エノク語より前の言葉だわ・・騎士・・"地獄の騎士"?」

Henryの表情が強張る。
Julia「何なの?」
Henry「・・災厄」


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Sam「地獄の騎士?二人はそこで何をしてたんですか?」
Julia「あの夜見たことに確信が持てない。私たちは夜10時以降に部屋から出てはいけなかった、
院長が禁止していたから」

ある夜、おかしな物音に気付いたJuliaは部屋を抜け出し、物音がする方へ向かう。
そこには女性をひきずる院長の姿。Juliaは殴られ気絶する。
Julia「暗い場所で目が覚めた、イスに縛られて」
周囲には同じように拘束されている男女が数名。
やがてシスターが一人の女性を部屋の外に連れ出すと悲鳴と共に白い光が漏れる。Juliaの隣に並ぶイスはすべて空席。
Julia「・・祈ったわ、何度も。でも神は私の祈りに答えてくれなかった。ヘンリーとジョシィが答えてくれた」
部屋のドアが破られ、入ってきたのはHenryとJosie。
二人は悪魔祓いの呪文を唱えながらシスターたちに聖水をかける。
自力で縄を解いたJuliaは物陰に隠れて様子を見る。
やがてシスターたちから悪魔が出ていくと院長がやってくる。Henryは呪文を唱えるが彼女は一向に変化しない。
Henryは院長の力に吹き飛ばされ気絶する。
Josie「ヘンリー!」
MS「おまえたちハンターはいつも場違いなところにまで首を突っ込んでくる」
Josie「・・ハンターですって?勘弁してよ」
MS「ならば何者だ?」

答えないJosie。
MS「さっさと答えろ。この男がおまえのその頑固さの代償を払うことになるぞ!」
Josie「私たちは指導する者・・見る者、記録する者。人々が理解できないことを」
MS「メン・オブ・レターズの紅一点だと?」
Josie「・・そうよ」

院長とAgnesは声を上げて笑う。
MS「脅威にはならない」
Josie「私たちに何ができるかわかってるでしょ、悪魔」
MS「あぁ。おまえが自分は何ができるか考えていることはわかる、
だがおそらく私は自分自身で確認しなければならない」

院長は倒れているHenryに近づく。
Josie「待って、何するつもり!?」
MS「痩せこけたこの体からこのミスター・ドリーミーに買い替えるんだよ。そうすればおまえたちを知ることができる」

院長の口から出た悪魔がHenryへと向かう。
Josie「やめて!私が・・」
MS「私が、なんだ?」
Josie「・・彼じゃなく、私にして」
MS「本気か?」
Josie「私の方が役に立つわ。人は女を見くびるから」
MS「いや・・それだけじゃないな・・おまえは彼を愛してる。彼もおまえを愛している・・妹のように」
Josie「・・お願い・・彼を見逃して私にして。私が許可してるのよ」
MS「おまえは非常に愉快だ、しかし私に許可など必要ない・・アバドンは欲しいものを手に入れる。
今の彼女はすべてを欲している」

院長からAbaddonが黒煙となりJosieの中に入る。
Agnes「メン・オブ・レターズについて学ぶんですか?」
Abaddon「ちょっとだけ。それから全滅させる」
Agnes「ここはどうします?」
Abaddon「私が戻ってくるまで続けて。今は死んだフリを」

そう言われるとAgnesはその場で気を失う。AbaddonはJosieのフリをしてHenryを起こす。
Josie「ヘンリー!大丈夫?やったわよ、私たちで悪魔を止めた」
Henryは笑顔でJosieにハグをする。Josieの目が黒に変わる。

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Sam「・・アバドン・・彼女がそこで何をやっていたのかはっきりと見ました?」
Julia「いいえ。でも彼女が聖ボナヴェントゥラでやっていたことが何であれ、それがまた起こってるような気がする」
Sam「修道院の名前は聖ボナヴェントゥラ?」
Julia「えぇ」

SamはKarenが写っていたスーパーの駐車場の画像を見る。彼女が乗っている車にその名前が入っていた。
Sam「これはどこにありますか?」
Julia「街の郊外よ。もう何年も前に閉鎖されたけど」



DeanがカウンターにいるとCrowleyも隣に立ちオーダーする。
Crowley「こういうのは大好きだ。二つの冷えたビールにジュークボックス、善と悪、男同士の会話」
Dean「黙ってろ、クラウリー」
Crowley「私はただ、おまえが少し怖がってるんじゃないかと思っただけだ」
Dean「あぁ、俺は初めからわかってる。おまえはまだ自分がいったい何の話をしてるのかわかってない」
Crowley「私がわかってるのはカインが自分の印をおまえに与えたことだ。
そしておまえはそれをギフトだと喜んでいるというより、お気に入りのぬいぐるみをなくしたようにすねている。
なぜおまえは自分の真実の姿と戦うんだ?」
Dean「俺はハンターだ」
Crowley「カインの印を受け継いだだろ」
Dean「俺が殺すときには理由がある。俺はカインとは違う」
Crowley「"違う"って・・おまえは誰と話してるつもりだ?私じゃないのはわかる」
Dean「くたばれ」
Crowley「私はおまえを見たんだぞ。おまえたち兄弟と一緒にいたんだ。カインとは違うだと?
その手に持ってるボトルの中身は何だ?幻か?本気でおまえが心配になってきたぞ、ディーン」
Dean「それなら・・自分の心配でもしたらどうだ?」
Crowley「そうするよ。否が応でもこの件では我々は一緒だ。おまえの問題は私の問題、我々の問題だ」

カウンターから離れトイレに向かうCrowley。
Deanは同じカウンターにいたロザリオを握りしめている一人の男性に気づく。
男は思いつめた表情でナイフを握るとトイレに向かう。後を追ったDeanはトイレの前で男を止める。
Dean「落ち着け、あんたが考えてることはわかる」
Jake「用を足しにきただけだ、どいてくれ」
Dean「俺はディーン・ウィンチェスターだ。同業者は見ればわかる。あんたはこんなことやりたくないんだろ」
Jake「なぜ?」
Dean「悪魔と戦うためのナイフを携帯してるが勝ち目がない」
Jake「・・それなら当たって砕けてくる」
Dean「おい、いいから聞けって。今じゃなかったら俺だってあんたと一緒に行く、ぜったいに。
でも今は俺の言うことを信じておいた方がいい。これまで悪魔を相手にしたことあるのか?」

男は答えない。
Dean「失敗すれば次にあいつはあんたの家族を狙う。友人に、プロムデートの相手までな。
わずかなチャンスのために愛するものを地獄に突き落としたいなら好きにしろ。やれよ」

男は考えた後ナイフをしまう。
Jake「・・妹がいる、そんな目にあわせるわけにはいかない」
Dean「あんたの名前は?」
Jake「ジェイク」
Dean「会えてよかったよ、ジェイク」

Deanは手を差し出しJakeと握手をする。
Jake「ありがとう」
Dean「またな」

Jakeは店内に戻る。Deanはトイレのドアをたたく。
Dean「おい、行くぞ!」

外で待っているとCrowleyが出てくる。
Dean「悪魔はトイレなんか行かない。次にクスリを打つときはもっといい理由を見つけたらどうだ?」
Crowley「おっしゃるとおり」
Dean「どうなってる?おまえはもうクリーンだと思ってた」
Crowley「そうだったんだが、わずかな反省の後、この依存症を受け止めることにした。
おまえはどうだ?・・お互い様だ。またあの宝物に触りたいんだろ?」
Dean「・・アバドンを殺したいだけだ、それが俺の望みだ。たとえブレイドに何が起こっても、俺は気にかけない」
Crowley「そうか。おまえが夜にぐっすり眠れるように自分に言い聞かせる内容なんてなんでもいい」
Dean「いいか、俺が望むもの、恐れるものは関係ない。これがアバドンを殺せる唯一のチャンスだからだ。
結果がどうなろうとな」
Crowley「ならば計画に変更なしか?」
Dean「俺があの女を見つけておまえがブレイドを持ってくる」
Crowley「じゃあまたな」

Deanが通りの向こう側まで歩いていく姿を見送るCrowley。
Crowley「あいつにはなにか他に心配事があるな」
Jake「しかし彼はあなたの言った通りのことをしました。あなたを助けた」

Crowleyの隣に立つJakeの目が黒に変わる。
Crowley「当然だ。我々は親友だからな。そして今、あいつの準備は整った」

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Samは閉鎖された修道院にやってくる。誰もいないはずの場所に車が一台止まっていた。
暗闇の中、懐中電灯の明かりだけを頼りに中に入っていくと
白く光り輝くものが入ったビンを見つける。同じようなものが数本並ぶ。
手に取ろうとしたSamは背後から男性に襲われるがナイフで殺す。
しかし何者かに殴られ、その衝撃でナイフを手放しガラクタの山に突っ込む。
落ちたナイフを手にしたのはAgnes。
Agnes「魂はとても貴重で壊れやすい・・このビンがひとつでも壊れれば、小さなハエたちはすぐに家へと飛んで帰る。
我々にはないもの・・」
Sam「・・あれから何年もたつのにあんたはまだアバドンの汚れた仕事をやってたってことか、アグネス」
Agnes「よりさらに汚れたと思ってもらえる?かつて人々は教会に祈りをささげていた、神を求めて集まってきた。
本当に簡単なことだったのに・・時代は変わった。それは背教者たちのせいにできる。
今はこの便利屋と悪臭漂うバンに乗ってマヌケどもを捕まえる」

Samに反撃された男の死体を蹴るAgnes。
Agnes「しかしその価値はある」
Sam「盗んだ魂は貴重だからか・・」
Agnes「盗んだ魂は勝利の証!」

AgnesはさらにSamを殴る。
Sam「・・何の勝利だ?」
Agnes「地獄の地位よ、ニムロド。腰抜けどもがどちらにつくかを拒否している間、
アバドンはただ座って待ってるだけとでも?彼女は計画を立てた、納得しないのならさせるまでよ」
Sam「アバドンは魂を悪魔に変えてるのか?」
Agnes「悪魔の軍、不敗のもの、彼女にだけ従う」
Sam「そうか・・このままだと・・。かかる時間は200万年くらいか。せいぜい楽しめ」
Agnes「私だけがしてると思ってるの?工場はいたる所にある。心配しなくていい、勝利は近い。
それにおまえにもこちらのチームに参加してもらいたい。
簡単なことよ、私がおまえの魂をその体から剥ぎ取るだけ・・」

Samは悪魔祓いの呪文を唱え始めるがAgnesが彼の首を締め上げる。
意識がもうろうとする中、Samはポケットから携帯を取り出すと震える手で操作する。
流れてきたのは悪魔祓いの呪文。
Agnesが取り上げようとするとSamは携帯を遠くに放り投げる。苦しみ始めるAgnes。
彼女はついにSamの首から手を放し、這いながら呪文が流れ続ける携帯に向かい破壊する。
安堵するAgnes。その背中にSamがナイフを突き立てる。
Samは魂の入ったビンのふたを開ける。自由になった魂は窓の外に消え、持ち主たちのもとへ戻る。
Billは白い光が拘置所にいる者たちの中に入っていくのを目の当たりにする。

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Sam「あの・・聞いてもいいですか?」
Julia「デートの誘いならダメよ、65歳以下はお断り。度が過ぎるわ」

思わず笑うSam。
Julia「言ってみて」
Sam「・・あなたが目撃したことを・・なぜヘンリーにアバドンのことを警告しなかったんですか?」

Juliaはしばらく考え込み口を開く。
Julia「・・私が修道女になったのは人々を助けたかったから・・変わりたかった。でも彼女たちには対処できない・・
本物の悪に直面したときどうすればいいのか、教えてはくれない・・」


HenryとJosieを見送るJulia。
Henry「ありがとうございました、シスター」
Josie「安全のために重要なのは今日ここであったことは・・口外しないこと」

JosieはJuliaの手を取る。
Julia「・・もちろんです・・」
他の修道女が二人を見送る中、Juliaの表情だけが硬い。

Julia「そのすぐ後、修道院を出たわ」
Sam「どうして・・」
Julia「自分を恥じて。私は信者、神、自分自身を裏切った・・あれは今でもまだ人生最大の恥ずべきこと」
Sam「俺とあなたが共有したのは命を救ったということです。あなたがいなかったらできなかった。
お元気で」
Julia「あなたもね、サム」

インパラに乗り走り去るSamを見つめるJulia。

Josie「大丈夫、ヘンリー?」
Henry「最高だ。俺たちは今日、命を救った。変わったんだ。この仕事は・・素晴らしい天職じゃないか?
もちろんリスクはあるけどでも・・一瞬でもそれを疑うことに執着していたみたいだ。君はどうだ、ジョシィ?」
Josie「私?そうね・・まったく新しい人間になった気分だわ」

上機嫌で車を発進させるHenry。Josieは去り際、最後までJuliaから目を離さなかった。

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バンカーに戻ったSam。出たときと変わらずにDeanはファイルを調べていた。
Sam「まだ地道に調べてんの?」
Dean「仕方ないだろ。そっちは?」

Samはファイルの束を掴むと足取り重く別のテーブルに座る。
Sam「・・ディーンは正しかったよ」
Dean「なにが?」
Sam「早くアバドンを見つけないと。彼女は魂を集めてる」
Dean「なんでそんなこと・・」
Sam「軍隊を作るため」


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Crowleyさんのセリフ見てて気づいたんだけど自分の適当な訳でさえ下ネタになってることにびっくりしたw
現場にいたのになんで"when you sunk the first blade into Mugnus' head"って言ったんだろって思ってたのよ。
頭に刺したんじゃなくて首をすっぱりやったのにさ。それ見てるのに。見てなくても首と胴体離れてるんだからさ。
それが下ネタに繋がるとはまっったく気づかんかったw
Crowleyさん、本当に好きだねげいじょーく。あの声で言うのはなんかずるいわ。
Jakeはなんで十字架持てたんだろう。うー・・十字架そのものに影響はないのか?
聖水は水に十字架入れて作るもんだけど・・
そういや直接悪魔に十字架押し付けてジューってのはあまり見たことないかも。
Juliaおばさま素敵すぎ。おしゃれでジョークも言えて。
MOLを知る希少な一般人。またSamを、兄弟を手伝ってもらいたいと思える素敵なキャラ。
Samに目撃したことを話したものの、Abaddonが最後まで自分を見ていたことを話してない辺り、
いまだに完全には彼女の呪縛が解けてないのかも。
Billもよかったな~眉毛太いコ好き。いっちゃってる目つきもよかった。
いや~でもAbaddonさんのシスター姿、セクシーすぎなんですがwあれあかんてw
偽ってるだけだからあか抜ける必要がないのはわかるけど。
トレードマークである赤毛が見えてなくてもあれだけホットなんて、本当に美人さんなんだなぁ。
強敵なのはわかるけど・・このドラマにおいて成功する女性はただでさえ貴重。
このシーズンで退場となるならもったいない気がしてくる。
うん、やっぱりこのエピはみんなにそれぞれちゃんとストーリーがあったような感じがする。
脇役にもちゃんと大きな役割があったからおもしろかった。使い捨て感がなかった。

ってかみんな退場するにはもったいないって。GadreelもMetatronも。
それだけ前シーズン、今シーズンおもしろいってこと。

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テーマ : 海外ドラマ(欧米)    ジャンル : テレビ・ラジオ


Comments

miku[el]さん、こんばんわ~^^
ネタバレアップありがとうございます♪

Crowleyは、悪魔なんだけど、兄弟と
掛け合わせしてるの、好きなんですよね~(笑)
あいかわらずいい味出してます♪

今回の話は、バランスがよかったような気が
します。それぞれのエピが盛り込まれてて、
今回は特にあっという間に1話終わっちゃった
という感じがしました♪

今シーズンは色々意見もあるようですが、
私も前シーズン、今シーズンも面白いと
思います^^♪

AbaddonもMetatronも今シーズンで決着
ついちゃうんですかね~???
どっちかが片付いて、どっちかが来シーズン
引っ張るとか、あるかな~。

というか、3週間長すぎですね(泣)
さすが英国産だけありますねぇ<マーク.Sさん
なんでも、英国俳優は、ゲイと女装を一度はやらされるんだそうでw

もうね、今期すっかりクラウリー様のファンになっちゃってる私です。

Cainの印の影響で、どんだけDean変わっちゃうんだろう。気になるけど心配。
S10が決定したとはいえ、全体の物語自体は佳境を迎えている訳で、アメリカのドラマってめでたしめでたしの大円団で終わる事は滅多に無いから、むしろバッドエンドの方が多いんだもんなぁ。
>たれもんさん
Crowleyは悪魔で憎むべき相手なのに利害関係が一致すると強力な味方になりますよね。
このシーズンでは協力関係だけどきっと次シーズンはまた敵対関係に戻りそうな気がします^^;
でも今のDeanは口では強気なこと言ってるけど
いざとなったらCrowleyを倒すことに躊躇しそうな雰囲気もあるので
以前と変わらず憎むようになれるのか気になります。
くっついたりはなれたりの関係を続けてほしいですね。
>myinyaさん
そうなんですかwなんか納得できますw
英ドラマはほとんど知りませんがSherlockでぽかーんとさせられたし、
ダウントンアビーの1話でもびっくりした記憶が^^;
英国のイントネーションってエレガントでセクシーな感じがするからなんか納得です。
Spnは特にハッピーエンドじゃない気がしますよね。
たとえバッドに見えても兄弟本人たちが満足なら
それがハッピーエンドとは思いますけど・・
このシーズンは久しぶりに超ド級のクリフハンガーが見たいですw

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海外ドラマ・スーパーナチュラルをメインに好きな映画やその他ドラマについて好き勝手に書いています。天使フリーク。Spnはシーズン11について書いてますのでネタバレは困る!という方はお気をつけください!US放送済み分については予告なしでネタバレします。DVD発売後でもエピタイトルは原題で表記してます。英語が堪能ではありませんので、ブログ内はほぼ個人的解釈を含んだ意訳です。誤訳もあるかと思いますがご容赦ください・・
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