Shoot At The Devil

―All evil bitches will see the two lights.

 
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S9-18 Meta Fiction

こちらは自己満足で書いてみたエピまとめです。
意訳・誤訳・直訳が多いです。
とりあえずストーリー・あらすじ・ネタバレが知りたい方のみどうぞ。

全セリフ・トリビアなどはこちら→Super-Wiki

あらためてちょっと感想も。

音楽をかけながらタイプライターを打つMetatron。
Metatron「・・物語を成功させるものとはなにか。プロット、登場人物、セリフ?
・・隠された設定か?物語に意味を与えるのは誰だ?ライターか?・・それともおまえか?
今夜おまえにちょっとした物語を聞かせてやろう。そして決断させてやる」


シャワーを浴びるDean。右腕にあるCainの印を見つめる。
メインルームに戻るとSamが慌ただしく誰かと電話していた。
Sam「・・わかったよ。ありがとう、カルロス。
また悪魔の情報が入ってきたらすぐに教えてくれ。よろしく」
Dean「なにかわかったか?」
Sam「悪魔に関係した事件が12件、人々が魂がないような行動をしてる、でも・・」
Dean「でもアバドンの痕跡はなし、か」
Sam「うん。まるで消えたみたい」
Dean「探し続けるしかないな」
Sam「そうだね・・大丈夫?」
Deanが右腕をおさえる。
Dean「あぁ。大丈夫だ・・さぁ仕事するぞ」


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廃工場の暗闇を歩くCastiel。どこからか聞こえてくる音をたよりに歩いていると
コートの内側が何かに引っ掛かり破れてしまう。
目の前のドアにははっきりとした血の手形。室内には何人もの男女の遺体が横たわり、
床には天使の羽が燃えた黒い痕が残る。
壁には魔法陣が描かれ、音はそこから流れていた。
Castielはポケットから携帯を取り出し写真を撮ると魔法陣に触れる。
彼の背後に天使の剣を振り下ろそうとする女性。Castielはその剣を奪う。
Hannah「お願い・・どうか殺さないで!」
Castiel「傷つけるつもりはない」

女性は右目を失くし、震えて怯えきっていた。
Castiel「大丈夫だ・・君の名前は?」
Hannah「・・ハンナ」
Castiel「ハンナ、ここで何があった?」

Hannahは無言のまま壁の魔法陣を見る。
Castiel「あぁ、私も聞いた。あれはなんだったんだ?」
Hannah「わからない。よくある声だった・・天国のような。地上で聞こえるのが不思議だったから、
音をたどってみたら多くの兄弟や姉妹が同じように来てた。ここは安全だと思えた。
そしたら突然ドアが閉まって、奇妙な天使が現れた。彼は新しい神に仕えていると言った」
Castiel「メタトロンか?」
Hannah「えぇ。彼は私たちに提案した・・メタトロンに協力すること、彼のために戦うことを。
協力したものは天国に戻るのを許されるって」
Castiel「天国に戻る?」

Hannahは傷が痛むのか苦しみ始める。
Hannah「私も信じられなかった・・でも彼は私たちを家に連れて帰ってくれるって。
何人かの天使はメタトロンに協力した。友人たちと私は拒否して・・」
Castiel「・・お悔やみを。我々が失くしたものすべてに」

CastielがHannahの額に手を当てると彼女の傷がすべて癒える。
驚いた様子のHannah。
Hannah「・・あなた、キャスティエルなのね?」
Castiel「そうだ」
Hannah「あなたはバーソロミューに対抗した・・私たちを助けてくれるの?
メタトロンに対抗するため私たちを導いてくれるの?」
Castiel「私は指導者じゃない」
Hannah「でもあなたは、」
Castiel「私は指導者じゃないんだ、ハンナ。だがメタトロンは見つける。そして償わせる」
Hannah「手伝わせて。あなたに協力させて」
Castiel「私から離れてる方が安全だ。ところで君を攻撃したその天使だが・・彼の名前は?」


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Sam「ガドリエル?ガドリエルはメタトロンに仕えてるのか?」
Castielから連絡を受けた兄弟。
Sam「どれくらい?」
Castiel「わからない」

モーテルの部屋に戻るCastiel。室内の壁にはMetatronを探すための手がかかりが貼られている。
Dean「つまりメタトロンがガドリエルにケヴィンを殺させた?」
Castiel「それで説明がつくな、新しい預言者がいないというのはメタトロンには好都合だ」
Dean「ガドリエルが天使たちは天国に戻ってるって?どうやって?
あの魔法は変更も取り消しもできないんじゃなかったのか」
Sam「そう言ったのはクラウリーだ。とにかくガドリエルを見つけよう、彼から答えを引きずり出すんだ」
Castiel「手掛かりはある・・えーっと、ちょっと待ってくれ・・描かれていた魔法陣の写真を送るから」
Sam「わかった」

CastielはSamのパソコンに写真を送る。
Sam「・・届いた」
Castiel「天使のサイレンのように似せてある。おそらく魔法だろう。
使用された成分は非常に奇妙なものだった、グリフォンの羽に妖精の骨。私はこれまで見たことない」
Sam「あぁ、俺もだ。よし、何が見つかるか調べてみよう」

キーボードを叩くSam。Castielは冷蔵庫の張り紙に目を留める。
Castiel「"最高のバー"・・モーテルの部屋のミニチュアバーの何を尊敬すべきなんだ?」
Dean「全部」

笑うDean。電話の向こうでCastielも笑う。
Castiel「・・元気か、ディーン?」
Dean「俺は大丈夫だ、キャス。おまえは?」
Castiel「自分の羽が恋しいよ。路上生活は・・くさい」

兄弟は笑う。魔法陣を調べていたSamが何かを見つける。
Sam「同じものがあった。魔術関連じゃなく、警察の記録からだ。
キャスが見つけたようなシンボルはこの二日間でいくつかの犯罪現場にもあったらしい、すべて殺人事件だ」
Castiel「その事件現場の場所は?」
Sam「えーっと、ユタだ。ヒル・バレー」
Castiel「今、ユタのビショップフォールにいる」
Sam「ほとんどの事件現場が工業地区だった」
Castiel「ガドリエルは北に向かってるようだな」
Dean「次の都市は?」
Castiel「ふたつある。オーバーンかオグデンだ」
Dean「じゃあおまえはオーバーンを頼む、俺たちがオグデンに向かう。中間地点で会おう」

Castielは電話を切ると荷物をまとめ始める。照明がちらつく。
Dean「俺たち、オグデンで調査しなかったか?」
Sam「・・あったね、あれは魔女関連だったっけ?」
Dean「あぁ。ガキが手伝ってくれたよな?」
Sam「うん、彼がまだ商売してるなら連絡した方がいいかも」
Dean「あいつなんて名前だっけ?」


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雑貨店の前に一台の車が止まる。店内に入ってきたのはGadreel。
Gadreel「グリフォンの羽を手に入れたいんだが」
店主が驚いた様子でGadreelの顔を見る。
Ian「・・裏メニューのアイテムはあるけど・・ここはダイアゴン横丁じゃない」
Gadreel「ドアにハンターのサインがあったぞ。私の探しているものがあるはずだ」
Ian「・・グリフォンの羽だって?」

店主はカウンターに箱を置く。
Gadreel「人間には驚かされる」
Ian「なんだって?」
Gadreel「妖精の骨もあるか?どの世界のものでもいい」
Ian「グリフォンに妖精・・あんた、いったい何を追ってるんだ?」
Gadreel「家族だ」
Ian「そうか。あるかどうか見てみよう」



Castielが荷物をまとめ部屋を出ようとするとふたたび照明が点滅する。
ひとりでにテレビの電源が入り、スイッチを切っても消えない。
流れているポルノを凝視するCastiel。
Castiel「・・不適切だ」
テレビの中で女性が部屋のドアを開けると立っているのはヒゲを生やしたGabriel。
Gabriel「やぁ。俺を覚えてるか?」
Castiel「・・ガブリエル・・」
Gabriel「イエスってことだな」

テレビの中のGabrielが指を鳴らすと電源が切れる。
何かを感じたCastielが振り向くとそこにはGabrielが立っていた。
Gabriel「おまえの助けが必要だ、兄弟」
Castiel「君は死んだはずでは・・」
Gabriel「おいおい・・トリックスターからトリックは奪えないぞ」
Castiel「つまり君は自分の死を偽装したと思っていいのか?」
Gabriel「俺がいない間、おまえはメンサに入らなかったってことでいいんだな」
Castiel「今までどこにいたんだ?」
Gabriel「そうだなぁ・・あっちのこっち側とか。隠れてたんだよ。宇宙一安全な場所、天国に。
でもおまえと引き立て役の二人がクリスマスを台無しにしたんだよな?」
Castiel「すまない」
Gabriel「今さら遅い・・いいか、俺は落ちて、隠れた。ついに"ダウントンアビー"が見れた。
でもおまえの大親友、メタトロンは俺を探すために部下を送り込んだ。
実際、俺が特別な力を持った大天使のときからヤツは考えてた」
Castiel「それは君が脅威になるということか?」
Gabriel「あぁ。でも俺だって墜落で負傷した。ポルノの世界に戻るためにほとんどの力を使った。
それが失敗だった・・要するに俺はずっと逃走中だった。でも数週間前、誰かが俺の曲を演奏し始めた」
Castiel「天使のサイレンか」
Gabriel「いや。ガブリエルの角笛だ。父親のささやかなパーティーの記念品のひとつ、
俺はちょっかい出す機会がなかったけど。メタトロンはそれを掘り起こして吹いた。だから俺は外に出てきたってわけ」
Castiel「なぜだ?」
Gabriel「"みんなでいれば怖くない"・・でもメタトロンは天使を罠にかけるために角笛を使った、
天使同士をつなげるためじゃない」
Castiel「メタトロンの仕業じゃない。彼の副官のガドリエルだ」
Gabriel「ガドリエル?使い古されたあのガドリエル?ワォ!」
Castiel「何が望みだ?」
Gabriel「力を貸してくれ、コロンボ。俺はバンドに戻ってきたんだ。
一緒に打倒メタトロンツアーに出ようぜ。新しいフロントマンを探してるだろ」


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Deanは雑貨店の前にインパラを止める。営業中の看板は出ているものの店内は暗い。
店の床には羽が散乱していた。
Dean「・・羽が散らばってる開いた箱、発見」
Samがドアを開けると目を焼かれた店主の男がはりつけにされていた。
Sam「ディーン」
Dean「・・ガドリエルがバットシグナルを出す前に見つけ出すぞ」



Castielは車を運転しながらDeanに電話をかける。
Dean「"これはディーンの別のさらに別の電話だ、どうすりゃいいかわかるだろ"」
Castiel「ディーン、私だ、」
Gabriel「おいおいおい!それがハンズフリーか?」

助手席にいたGabrielがCastielの携帯を取り上げる。
Gabriel「よぉ、調子はどうだ?俺を覚えてるか?おまえたちの罪のために死んだ男だ。
いや、ヒゲとサンダルの猫じゃない、ホットな方だ。それから花と哀悼のことばをありがとう、
本当に家族ってありがたいな。
カンタンに言うと、おまえの彼氏と俺はおまえたちのトップシークレットの住処に向かってるところだ、じゃあな」

Castielに電話を返す。
Castiel「君は数か月前に戻った、何を見た?」
Gabriel「聖書にあるようなカオス、クラウリーとアバ野郎の殴り合い。楽しかったよ。
俺たちの鳴き声は紙ふぶきのように散り散りになった・・」
Castiel「ずっと混乱している」
Gabriel「そう思うのか?大半の天使は俺たちみたいなのじゃないんだぞ、キャスティエル。
彼らにはこの自由意志の状況をコントロールできない。彼らはヒツジだ。だが俺たちは?
俺たちは他とは違う。俺たちは対抗してる、一人には理由がなく、もう一人には理由があって・・」
Castiel「私はただの兵士だ」
Gabriel「バカなこと言うな。おまえは親父よりも神だった」
Castiel「その結果がこれだ」
Gabriel「・・好きにしろよ。なりたい兵士になればいい。俺には見つけられる限りのものが必要だ」
Castiel「なぜこんなことを、ガブリエル?」
Gabriel「俺はずっと逃げてた・・親父から、家族から。もうこれ以上逃げたくない。
やるはずだったことをしたい、指揮をとる」
Castiel「我々は指導者を必要としてる。君がなってくれれば嬉しいよ」

Castielの肩を叩くGabriel。
Gabriel「・・ちょっとガソリン少ないんじゃないか?」
ガソリンスタンドのコンビニに入るCastielとGabriel。
店内に人の姿はない。
Gabriel「ガンの匂いがするぞ」
スナック菓子の棚の前に立ち、匂いを吸い込む。
Gabriel「ウマい!」
一台の車が入ってくる。Castielは気づいていない。
Gabriel「えーっと・・俺がメタトロンの部下のこと言ってたの覚えてる?」
Castielの顔を無理やり外に向かせる。Gabrielは店のドアをロックする。

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路地裏に止めていた車に戻るGadreel。路地の向こうからSamがやってくることに気づくと物陰に隠れる。
SamはGadreelの車を見つけると電話をかける。
Sam「・・キャス、またサムだ。連絡してくれ、助けが必要だ」
電話を切ったSamの前にGadreelが姿を現す。動揺するSam。
しかしGadreelの頭上からDeanの声。
Dean「おい、クソ野郎」
Deanがライターを落とすとGadreelの周囲が炎に包まれる。
Sam「俺のこと覚えてるか?」


Metatronの部下たちが車から降り、こちらに向かってくる。
Gabriel「長くはもたない」
Castiel「わかってる。だから・・戦うんだ」

Castielは天使の剣を握る。
Gabriel「・・いや。戦うのは俺だ」
Gabrielも天使の剣を取り出す。
Gabriel「俺、ちょっとウソついた」
驚いた様子でGabrielを見るCastiel。
Gabriel「・・"ダウントン・アビー"は見たことない。ただ馴染もうとしただけだ。
俺にはまだ大天使の力が残ってる。あいつらを遠ざけておく時間稼ぎはできる」
Castiel「何のための時間稼ぎだ?」
Gabriel「おまえを逃がすためだ」
Castiel「ことわる。君を置いていくわけにはいかない」
Gabriel「いや、行くんだ。あいつらはおまえを切り刻む。でも俺ならおまえがトンズラするために
あいつらをエンストさせられる・・俺の後釜になれ」
Castiel「何のことだ」
Gabriel「天使にはリーダーが必要だ。俺たちみたいなヤツが、俺たちみたいな異質の者が」
Castiel「できない」
Gabriel「こんな重荷を背負いたくないのはわかるよ、キャスティエル。俺だってそうだ」
Castiel「また失敗したら?」
Gabriel「しない・・おまえは失敗しない」

CastielはGabrielにハグをする。
Castiel「・・ありがとう」
Gabriel「うるさい」

CastielはGabrielから離れ、天使の剣を懐にしまおうとするがそこが破れていないことに気づく。
立ち止まるCastiel。
Gabriel「さっさと行けよ!」
Castiel「・・本物はあったのか?」
Gabriel「何言ってんだ!?」

ドアのガラスが蹴破られる。Castielは動かない。
Gabriel「キャス、行け!ここで二人とも死ぬつもりか!?」
Castiel「いや・・君はすでに死んでる」

Gabrielに天使の剣を刺す。しかし何も起こらない。
Gabrielが指を鳴らすとMetatronの部下たちの姿が消え、壊されたドアも元に戻る。
Gabriel「なんでわかった?」
Castiel「今日、コートの内側が破れた」
Gabriel「あぁ、クソ。台本の間違いってのは本当に嫌いだ」
Castiel「どれも本物じゃないということか。おそらく私はもうモーテルにもいないんだろう」
Gabriel「どれも現実じゃない、だがすべて真実だ」
Castiel「誰の真実だ?君か、それともメタトロンか?」
Gabriel「あいつの言うことを最後まで聞いてみろよ。おまえを助けようとしてるだけだ」
Castiel「そうか?どうやって?」
Gabriel「うーん・・悪い、台本全部読んでない。自分のとこをざっと読んだだけなんだ。
まぁ、おまえに会えてよかったよ」

指を鳴らそうとするGabriel。
Castiel「待て。君は死んだのか?」
Gabrielは何も答えず指を鳴らす。
Castielは拘束された状態で目を覚ます。
目の前にはガウン姿でタイプライターを打っているMetatron。
Metatron「物語を成功させるものとは何か」

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廃工場の一角。拘束されているGadreel。
Gadreel「これが私にとってびっくりハウスの鏡を覗き込んでるようなものなら、
おまえにはどう感じられるのか想像もできないな」
Sam「メタトロンに仕えてどれくらいだ?」
Gadreel「話すつもりはないし、私の口を割らせることもできない」
Sam「そうか?」
Gadreel「私はおまえだったんだぞ、サム・ウィンチェスター。
おまえの中は恥と弱さの悪臭に満ちている」

SamはGadreelを殴る。天使の剣を取り出したSamをDeanが制止する。
Dean「サム、サム!ちょっと来い」


Metatron「今夜、おまえにちょっとした物語を教えてやろうと思ってな・・おまえに決めてもらう。
あれは私の計画だった」

Castielにしていた猿ぐつわを外す。
Metatron「そこが失敗した原因か」
MetatronはCastielのコートの破れているところから糸を一本取る。
Metatron「これは"極めて奇妙な出来事"だな、レストレード警部?」
Castiel「・・誰だ?」
Metatron「レストレード警部だぞ。シャーロック・ホームズの"白銀号事件"・・
おまえはゴミ溜めから這い出てからずっと多くの経験をしているんだろ。
映画を見たり、本を手に取ったりするとおまえは死ぬのか?
たしかにちょっと後付けだがこの会話全体をもっとカンタンなものにできる」

MetatronはCastielの額に手を当てる。
Metatron「ここ二千年で私が得たすべての本、映画、ドラマの知識をおまえに与えた。
"宇宙は原子ではなく物語でできている"、今なら理解できるだろ?」
Castiel「・・ミュリエル・ルーカイザーの言葉だ」
Metatron「そういうことだ。もう少しレッスンをしよう。脚本家クラブの最初のルール、最高のものから盗め。
二つ目のルール・・すべてのヒーローには悪役が必要」
Metatron「何の話だ?」
Metatron「ハンナとその仲間・・すべてを仕組んだのは私だ。ガドリエルにはこう言った、
"我々の仲間に加わらない者たちは殺すが一人だけ生かす。話を伝えるために一人だけ"」
Castiel「・・本当なのか?おまえが天国に天使たちを戻せるというのは」
Metatron「悪いな、ネタバレ禁止だ。それからおまえは要点を見逃してる。
おまえが天使たちを率いるんだ」
Castiel「私はリーダーにはならない」
Metatron「そのようだな・・だから私は宿題をした。"ウィンチェスターの福音書"」

Metatronは一冊の本を取るとそのまま暖炉の火に投げ入れる。
Metatron「アイディアはもらったがな。おまえにはレッスンが必要だった。
ガブリエル、またの名をトリックスターほどの適任者はいない。それでタイピングを始めたわけだ」
Castiel「・・すべては私をヒーローにするためか?」

声を上げて笑うMetatron。
Metatron「・・まったく、信じられないほどバカだな。おまえはこの混乱作品のヒーローじゃない。
おまえは悪役だ・・ヒーローは私だ」


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Dean「焦ってもあいつは口を割らないぞ」
Sam「わかってるよ。ディーンとクラウリーが俺の中に侵入したみたいに、あいつの中にも侵入できるかもしれない」
Dean「いや、無理だ。それができるのはクラウリーだけだ。それに俺は今あの野郎に連絡する気分じゃない。
キャスが必要だ」
Sam「彼から連絡は?」
Dean「きてない。かけても出ないし、メールも返ってこない。あいつのケータイのGPSはオンにした・・
俺たちが最後に話した場所から動いてない」
Sam「どういうこと?」
Dean「わからない。おまえがあいつを探しに行ってくれ」
Sam「は?」
Dean「おまえはガドリエルに近すぎる」
Sam「ディーンはそうじゃないって言うのか?」
Dean「時間はないんだ、こっちは俺がやる」

Samは渋々天使の剣をDeanに渡すと出ていく。
Gadreel「・・彼が手強いフリをして君が優しさを見せるのか。それが何になる?」
Dean「いや・・おまえが話そうと話さないと俺にはどうでもいい。
サムにしたことを償ってもらう・・ケヴィンのことも」



Metatron「おまえのグレイスを盗んだ後、なぜ私がおまえを殺さなかったかわかるか?
私はおまえを気に入ってるんだよ、本当だ。
神の小さなネジ巻き式おもちゃの中で唯一、おまえには勇気があった。おまえを人間に放り込んだのは
幸せに暮らしてほしかったからだ。なのにおまえは台無しにした。そして今度は・・
おまえは私に選択肢を与えない。おまえが戻りたいのならいいだろう、だがそれには私の台本に従ってもらう」
Castiel「その評価に基づくのは私ではないようだ」
Metatron「権利をはく奪された哀れで反抗的な天使たちを率いて私に抗え、キャスティエル。
彼らはおまえに従うだろう。全員死ぬことにはなるが、おまえには心地のいいトップの席を用意しておく。
おまえは助かる」
Castiel「断る」
Metatron「そうか・・私に無理強いさせるつもりなんだな?グレイスを奪われてからどうだ?」

思わず視線を外すCastiel。
Castiel「・・問題ない」
Metatron「いや・・違うだろ。ひどく消耗している。おまえを焼き尽くすぞ。
私なら永遠に供給される充電式のバッテリーをおまえに与えられる。どうだ?」

即答できないCastiel。そこに天使が入ってくる。
Angel「お邪魔してすみません、お知らせしたいことが」
Metatron「どうした?」
Angel「ガドリエルです」



DeanはGadreelを拷問する。悲鳴が響く。
Dean「おまえが楽園にあのヘビを入れたらしいな。すべての人間のために台無しにした」
Gadreel「解放したんだ。私は人間を愛していた!」
Dean「たしにおかしな方法でそれを証明したな。いいか、この"天国に戻る"ってことについて話せ、
そうすりゃすぐに終わらせてやるよ。
そうしないとおまえはここで永遠に繋がれたまま腐っていくぞ。おまえ次第だ」
Gadreel「君の話は、その虚勢は自分が無敵だと思ってるからだな。君たち二人は世界に対抗しているんだろ?」
Dean「その通り」
Gadreel「サムが君のためならなんでもすると本気で思っているのか?」
Dean「そうするのを知ってる」
Gadreel「私は君の弟の体の中にずっといたんだぞ、ディーン。彼は君のために自分の命を引き換えたりしない」
Dean「・・再現してくれて感謝するよ。そういう話はもう全部サムから聞いてる。
もっとひどいことも」
Gadreel「君は一人になるのを怖がっているただの怯えた小さな子供だと彼は言ったか?
父親に十分に愛されなかったせいだと。弟は正しいんだよな?君は臆病者で悲観的で邪魔者で愛情に飢えて・・」

たまらずGadreelを殴る。
Dean「続けろ!」
Gadreel「・・哀れで他人の不幸を食い物にする最低の人間だ。自分のことさえ気にかけられず、
孤独になるくらいならすべての者を泥沼に引きずり込む方を選ぶ・・周囲の者はみな死んでいく!」

Gadreelに天使の剣を向けるDean。しかしわずか手前で止まる。
Gadreel「・・やれ。早くやるんだ!私を殺せ!」
Dean「・・おまえは殺してほしいんだな?さっきのスピーチは全部このためか?
おまえは死を恐れてないな・・恐れているのはこの鎖に永遠に繋がれて置き去りにされることだ。
おまえはここで腐っていくんだ、クソ野郎」


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CastielのGPSをたよりに彼が泊まっているモーテルにやってきたSam。
部屋は施錠されておらず室内にはCastielの携帯電話が残されたまま。Deanからの着信が6件。
突然Samの前にMetatronが現れる。銃口を向ける。
Metatron「落ち着け、タイガー。取引きしに来たんだ。おまえのとこに私のものがあるだろ。
私のとこにもおまえたちのものがある。
明日、ここに連れて来い。そうだな・・6時に。もし来なければキャスティエルは死ぬ。
今回は戻ってこないぞ」
Sam「それが公平な取引き?」
Metatron「私は言葉の実体化だ」



トイレに入ったDeanは洗面台で顔を洗い、何かを考え込むように鏡に映る自分を見つめる。
やがて剣を握ると出ていく。洗面台に置かれたままの携帯電話。
電話に出ないDeanを心配してSamは急いで戻る。拘束されているはずのGadreelの姿がない。
Sam「ディーン?・・ディーン!」
Deanは壁際に座り込んでいた。慌てて駆け寄るSam。
Dean手は血で汚れ、傍らには倒れたGadreel。
Sam「ディーン、おい!大丈夫か?」
Dean「・・あぁ、いいからもうその質問やめろ」
Sam「ずっと電話してたんだぞ。なんで・・」
Dean「こいつはもう喋らない」

動かないGadreel。
Dean「・・こいつは死にたがってた、俺は殺すつもりだった、そのつもりだった。
でも話すことが必要なのはわかってたからやめた」
Sam「ディーン、聞いてくれ。キャスがメタトロンに捕まった。彼は取引きを提案してきた」
Dean「メタトロンは信用できない」
Sam「わかってる、もちろんだ。でもメタトロンの居場所がはっきりわかるのはこれが初めてだ。
ガドリエルを連れて行こう。交換してメタトロンを罠にかけるんだ」


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翌朝、モーテル前でMetatronを待つ兄弟。
Sam「・・遅いな」
Dean「来ないかもな」
Metatron「もちろん来るさ」

突然Metatronが現れる。
Metatron「おまえたちが私のための罠を仕掛け終わるのを待ってただけだ」
兄弟の前に進む。
Metatron「えーっと、ここが立ち位置か?さぁ、やってくれ」
Deanがライターの火を落とすとMetatronの周囲に炎が上がる。
Metatronはわざとらしく苦しみ始めるとやがて声を上げて笑う。
Metatron「どっちかスモアをもってないか?聖なる炎はいつもおもしろいミントのような風味をつけてくれるんだ。
さぁ願い事をしようか」

周囲の炎を吹き消す。兄弟は天使の剣を取り出す。
Metatron「それは遠慮させてもらう!」
Metatronが両手を上げると兄弟の手から剣が落ちる。一台の車がやってくる。
Metatronはインパラのトランクから天使除けの魔法陣を消すとGadreelを解放する。
車からはCastielが降りてくる。
Metatron「取引きは取引きだ」
Dean「なぜこんなことをするんだ」
Metatron「・・私にはそれができるからだ。おまえとおまえの弟と羽のある友人、
そしてすべての秘密をしまい込んでいる隠れ家。私を止めることなどできない。
だがそれでもあきらめないおまえの姿を楽しませもらう。すごいショーになりそうだ・・・
またな、キャスティエル。私が与えたチャンスを忘れるなよ」


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Dean「ここで何があったのか誰か俺に説明してくれ」
Castiel「メタトロンが神の真似事をしようとしてる」
Sam「神の真似事?キャス、彼は天使除けの魔法陣を消したし、聖なる炎だって吹き消したんだぞ。彼は神だ。
天使の石版でパワーアップしてる。いったいどうやって止めればいいんだ?」
Dean「もし天国への階段があったら?それを見つけて先手を打つ」
Sam「デス・スターにこっそり入って総司令官を討ち取りたいってこと?」
Castiel「宇宙空間で行われるフィクションの戦闘状況が今の状況とどう関係あるのか私にはわからないが、
総司令官を討ち取ることがメタトロンを倒すという意味なら私はそれを支持する」
Dean「・・・デス・スターが何なのか本当にわかってるのか?」
Castiel「あぁ、多分。だがそれが天国とどうつながるのかはわからない」

思わず顔を見合わす兄弟。
Sam「あと半分ってとこかな」
Dean「本当におまえは大丈夫なのか?」
Castiel「あぁ。君は?何かこれまでとは違うような気がするが」
Dean「俺は大丈夫だ」

Castielの肩を叩くDean。Castielはその手を掴むと袖をまくりCainの印を見る。
Castiel「・・何をしたんだ」
腕を引っ込めるDean。
Dean「・・終わらせるための手段だ」
Castiel「ディーン!」
Dean「・・おまえは天国を見つけて知らせてくれ。その間、俺は地獄の騎士を殺す」

Deanは先にインパラに乗り込む。
Sam「気をつけて」
Castiel「君もな。サム、ディーンから目を離すなよ」

Samはうなずくとインパラに乗り込む。

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Metatronの書斎に通されたGadreel。
Metatron「ドアは安全か?」
Gadreel「あぁ。家への道は安全だ」
Metatron「ありがとう、ガドリエル」
Gadreel「あんたの計画はどうなった?」
Metatron「計画通りにはいかなかったが、書き直す。それが神の問題だった。
彼は最初の下書きを発表してしまった。すべての準備が整うまで書き直しを続けなければならない」
Gadreel「・・ウィンチェスター兄弟が私を捕えるのもその計画のひとつだったと?」
Metatron「あれはサプライズだった。だが意外な展開を好まない脚本家がいるか?
私の仕事は興味深いキャラクターを用意し、彼らが私をどこに導いてくれるかを見ることだ。
よく描かれているキャラクターの副産物は・・おまえを驚かせるかもしれないな。
しかしそれらも知らない展開を私は知っている・・・エンディングを。
皆が自分の役割を演じている限り、私がそこにどのようにたどり着こうと重要ではない」

モーテルに戻ったCastielは壁に貼っていたMetatronの手がかりをすべて剥がすと
壁に魔法陣を描く。
翌朝、ドアを開けた向こうにはHannahを含めた多くの天使たちが笑顔で集まっていた。






















冒頭のMetatronが打ってる文章。もうすでにあそこでネタバレ。
あれトリックスターのセリフだった。
彼の登場はMetatronの策略だったけど、できることなら違ってほしかった。
Metatronが書いた台本じゃなく、トリックスター自身の言葉であってほしかった。
どこかで生きててほしいなぁ。あんなキャラを殺したままなんてもったいないわ。
彼がDeanの留守電に残したメッセージ、"your boy toy and I are ~"のboytoy。
女性が使う言葉で旦那や彼氏以外で楽しませてくれる男性のことらしい。
その楽しませるって中に肉体的なことが含まれてるかどうかはわかんないけど、まぁ○○レってことかなぁ。
だから運転中のCasがなに言ってんだおまえって感じでこっち見てた。
その前の「ヒゲとサンダルの猫」がちょっとわかんない。Casのこと?サンダル?
相変わらず拘束姿が似合ってしまうCas。まじなんなのあの色気。可愛すぎ。
トリックスターとのハグは台本にはなくその場で決まったとかなんとか。
"He is just trying to help you."って言われたときの"Really? How?"がめっちゃくちゃツボ。
Casの感情が大きく動いてるのがいい。言い方も好き。
Deanのリーアム・ニーソンのくだりがわからん。リーアム・ニーソンならもうとっくに追跡してるぞってこと?
そういう役が多いからかな。
自分を殺させるためにあえてDeanを煽ったGadreel。
もうねー・・セリフ調べながら涙が出てしまった、"cause daddy never loved him enough."
Deanの表情がね・・鼻で笑ってみたり無表情だったりなんだけど内側はズタズタなんじゃないかと思うともうね・・
そしてCasの選択。これはどういうことなのか。
Metatronの言葉通り、天国に戻るために天使たちのリーダーになったのか。
それとも天使たちを率いてMetatronを討つつもりなのか。

ところでMetatronの部下には女天使しかいないようなのはどういうことですか。
しかもみんなミニスカスーツなのはどういうことですか。
完全に彼の趣味ということでよろしいでしょうかよろしいですねはい。

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テーマ : 海外ドラマ(欧米)    ジャンル : テレビ・ラジオ


Comments

やっぱりガブリエルは、メタトロンがCasに見せた幻影だったかぁ.....
ほとんど台詞回しわかんないんで、勘を頼りに見てるけど、これが意外とあたらずしも遠からずってことになってる(^^;;

メタトロンがいったい何をどうしたいのか、わかんないですよねぇ。
とにかく兄弟やCasを混乱させて振り回してるのはわかるんだけど、ったく厄介な輩なんだけど。

#例の魔法陣?紋章?、ウインクしてるビッグバードみたいだとwwww
しかし、グリフォンの羽やら妖精の骨やらがある世界なのか〜、今まで特殊な魔法素材(聖なる油とか、クラーケンのエキスとか)って、天使や悪魔やら魔女やモンスターのつてを通じてDean達入手してきてたような気がするから、ハンター御用達の店にあるって、なんんか不思議な感じ。
>myinyaさん
Metatronが仕組んでましたね・・残念です。
本当に、彼は何がしたいんですかねw
天国からみんな追い出しておきながら。
まぁみんな言ってるように神になりたいのかもしれません。
自分の言うことだけ聞く天使だけを手元において
自分だけの天国を作りたいのかも。
ハンターじゃない一般人には見せてももらえないでしょうけど
あんな大量に散らばるくらいグリフォンの羽が捕獲できるなら
少しくらい見せてもらいたいところですw

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海外ドラマ・スーパーナチュラルをメインに好きな映画やその他ドラマについて好き勝手に書いています。天使フリーク。Spnはシーズン11について書いてますのでネタバレは困る!という方はお気をつけください!US放送済み分については予告なしでネタバレします。DVD発売後でもエピタイトルは原題で表記してます。英語が堪能ではありませんので、ブログ内はほぼ個人的解釈を含んだ意訳です。誤訳もあるかと思いますがご容赦ください・・
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