Shoot At The Devil

―All evil bitches will see the two lights.

 
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S9-21 King of the Damned

こちらは自己満足で書いてみたエピまとめです。
意訳・誤訳・直訳が多いです。
とりあえずストーリー・あらすじ・ネタバレが知りたい方のみどうぞ。

全セリフ・トリビアなどはこちら→Super-Wiki


えーっと、Gadreelの一人称が崩壊しましたw
序盤もばっさりカット。もう頭がぱーん^^;

インパラから降りる兄弟。
Dean「・・ここか?」
Sam「うん」

電力会社の通用口のドアをノックしようとするとドアが開く。現れたのは一人の男性。
Benjamin「ついて来れば司令官がお会いになる」
Dean「・・司令官?」

中では大勢の天使たちがMetatronの行方を捜していた。一室に案内される兄弟。
Benjamin「司令官」
振り向いたのはCastiel。彼は兄弟とハグを交わすとBenjaminを退出させる。
Castiel「彼はちょっと考え方が古いんだ」
Dean「司令官だって?」
Castiel「私のアイディアじゃない。彼らのリーダーは不在で、私に従うと言い張った」
Dean「なるほど。おまえはロックスターってことか」
Castiel「バーソロミューは死んだ。マラカイはガドリエルに殺され、ガドリエルは今メタトロンと同等の強さだ。
私には行動を起こす必要があった」
Sam「本当に天使間の戦争が起こりそうなんだな?」
Castiel「メタトロンを取り除くための外交的な選択が見つかれば起こらない」
Dean「がんばれよ」
Castiel「・・ディーン、この天使による天使への暴力は終わらせなければならない。
誰かが言わなければならない、"もううんざりだ"と」
Sam「その誰かがキャスだって?」
Castiel「君たちを呼んだのはそのためだ。ここに囚人がいる。メタトロンの側近だ。
彼らが何を計画しているのか知りたい。だが今のところ彼は何も話さない」
Dean「つまり手荒なマネはもうやったから俺たちにおまえの殺し屋になれってことか?」
Castiel「こういうことは前にも成功してるだろ」

Deanは何も言わない。
Castiel「・・やりたくない気持ちはわかる」
Dean「誰がやりたくないって言った?」


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ホテルの一室。テーブルを囲む悪魔たちの前にCrowleyが立つ。
Crowley「諸君、我々は危機的状況に陥っている。これは私が招いた状況であるのは承知している。
私の長期に及ぶ不在の中、私が機密扱いの仕事をしている中、
アバドンは私の部下に侵入し、カオスを生み出した。そこで君たちに頼みがある、
信頼できるアドバイザーである君たちに。信頼を取り戻すために、ひどくいらだっている神経をなだめるために。
皆に広めるのだ。王が戻ってきた、と。王国は再びしっかりとした基盤の上に立つ。
私と共にあるなら答えてくれ」

6人の悪魔はテーブルに視線を落とし誰も答えない。Crowleyがその様子に動揺していると
背後から女性の声がする。立っていたのはAbaddon。
Crowley「・・おまえたちは私を裏切ったのか?」
Abaddon「みんなリラックスして。あなたたちは新しい女王を確固たるものにした。
そこは人気者が座るテーブルよ。さぁ、クラウリー、単刀直入に言わせてもらうわ。
あなたがウィンチェスター兄弟に協力してファーストブレイドを手に入れたのはわかってる。そうでしょ?
しかも二人のどちらかにはカインの印があるとか。悪いことにそのブレイドは唯一、私を・・」
Crowley「完全に破壊する」
Abaddon「下品にね。でもあなたにだって同じこと。
私が消えたら次に誰があの可愛い坊やたちのリストに入ってると思うの?・・そういうことよ。
現実的に考えましょう、私に協力してウィンチェスター兄弟とふざけたブレイドを排除する。
それからお互いのことを話し合うの」
Crowley「ハッキリさせておく・・おまえに協力することはない、ぜったいに。
じゃあな。おまえに私を支配できる力はない」
Abaddon「そうかしら?」

Abaddonが指を鳴らすと一人の男性が現れる。彼を見たCrowleyの表情が変わる。
Abaddon「ギャビン、パパに挨拶して」
Crowley「どうやって・・」
Abaddon「方法くらい知ってるわ、クラウリー」
Crowley「・・イカれたのか?これがおまえの切り札なのか?こいつと私は互いを忌み嫌ってる。
もう過去に立証済みだ、このクソガキがどうなろうと私には関係ない」
Abaddon「そうね・・でもそれは前の話でしょ?私はあなたが抱えてるほんの些細な問題を全部知ってる。
血の暴飲、あらゆる人間の感情」
Crowley「私はクリーンだ」
Abaddon「どこかにあるほんの少しの人間性に賭けるわ」
Crowley「勝てる見込みはないぞ」

Abaddonが右手を上げるとGavinの目から血が流れ出し苦しみ始める。
Gavin「何も見えない!」
悲鳴を上げ続ける。
Gavin「助けてくれ!」
Crowley「・・こういう残忍な余興をされても何も感じないことくらいわかってるだろ。
そんなに悪くない、マシな方だ」

Gavinは悲鳴を上げながら自らの血にまみれた床に膝をつく。
Crowley「・・おまえは大したことないな、赤毛!」
力を強めるAbaddon。Gavinの悲鳴がさらに大きくなる。
Crowley「・・おまえの主張は通ったぞ。今すぐやめろ」
Abaddon「了解」

Abaddonが右手を下ろすとGavinの悲鳴がやむ。

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Ezra「時間のムダだ。言うことは何もない」
Dean「どうかな」
Ezra「拷問しても無理だ。俺は訓練を受けてる」
Dean「そうか・・おまえは俺にダンスしてくれって頼んだだけだ」

Deanは天使の顎を掴むと剣を振り上げる。
Sam「ディーン!ディーン!」
Samがあわてて制止し、こちらに来るように催促する。
Sam「彼は俺たちに話す気なんてないんだよ、死について何にも」
Deanはその言葉に不思議そうにSamを見る。Samはわざと天使に聞こえるようにトーンを落とさずにしゃべる。
Sam「気づいたんだ、おそらく彼は何も知らない。あのバーではただ知ってるフリをしただけなんだ。
十中八九、彼はそれだけの天使なんだよ。
考えてもみろよ、このエズラがメタトロンの精鋭部隊の一人だって言うのか?本当に?
メタトロンが最も信頼してる一人がバーをふらついて、自分のボスのことをベラベラ喋るなんて
そんなの考えられる?」
Dean「メタトロンがあえて負け犬を自分の周りに置いてるならな」
Sam「そうだよ!だろ?」
Dean「あぁ」
Sam「彼はここで何してるんだろう?」
Dean「熱狂的なファンだろ。もしこいつが重要人物なら天国でメタトロンと一緒にいるはずだ」
Sam「そのとおり」
Ezra「もし俺がおとりなら?」

兄弟がそろってEzraを見る。
Ezra「潜入調査中だとしたら?」
Samは声を上げて笑う。
Sam「かわいそうに」
Dean「きっと天国に行ったこともないんじゃないか、墜落以降は」
Sam「間違いないね!」
Ezra「行ったことはある」
Sam「なぁ、門は封印されてるんだ。誰も中には入れない」
Ezra「誰が門なんて言った?プライベートな入口があるなら門なんて必要ないだろ」

顔を見合わせる兄弟。
Sam「・・たしかに。もし地上にその出入口があったら天使ならそれが感じとれる」
Dean「そんな風に何かを隠すことはできない」
Ezra「ボスが望む場所をどこでも動き回ることができる」



Gavin「あんたは俺の父親じゃない。俺の父親はファーガス・マクラウド、平凡なテイラーで
酒飲みでモンスターだった」
Abaddon「大体合ってるわね」
Gavin「あんたとは似ても似つかないし、俺は父を埋葬した」
Crowley「291年の間に多くが変わる」
Gavin「え?」

Crowleyはランプシェードを取るとライトのスイッチをいじる。
照明を見たことがないGavinは光と熱を放つ電球に触る。
Gavin「・・この上でハトを調理できる?」
Abaddon「鈍いコね」

Abaddonが手を上げるとカーテンが開き窓が開く。外は高層ビル群の夜景。
Gavin「・・なんだこれは!」
Gavinは吸い寄せられるようにテラスに出る。
Gavin「星たちに囲まれてる!ここは天国なのか?・・あんたたち二人は天使なんだろ!」
Crowley&Abaddon「・・ワォ」



Sam「なるほど、つまりあんたはメタトロンの"秘密の入口"のウワサを聞いて、成功させることにした」
Ezra「ウワサじゃない。彼に見せてもらった」
Dean「・・わかった、こいつはただのファンだ」
Sam「ファンだね」
Dean「おまえはファンだな。メタトロンに熱狂してるってだけだろ。ビーバーとかベッカムみたいな。
相手のことを何もかも知ってるからって本当の意味で相手のことをわかってるわけじゃない」
Sam「相手が自分の存在を知ってるわけでもない」
Dean「おい、それはキツイな、サミー」
Sam「俺はそう思うって言ってるだけだよ」

楽しそうに笑う兄弟。
Ezra「俺は重要な役割のため、メタトロンの個人的な面談を受けた」
Sam「本当に?それじゃ・・なぜその重要な役割じゃなく、この地上に降りていたのかを
俺たちに教えてくれたりなんかする?」

Ezraは答えない。
Dean「うーん、ダメだな。こいつはシカトされてる」
Sam「そうだね」
Ezra「俺はファイナリストだった」
Sam「まったく、もうちょっとだったのに追い出されたってことじゃないか。大変だな」

口笛を吹くDean。
Ezra「ほとんど誰も選ばれなかった!それに地上部隊は非常に重要な役割だ。
チームのことを考慮するのさえ名誉だった」
Dean「何のチームだ?チームなんていないだろ」
Ezra「バカなことを。厳重に監視された秘密だ」
Sam「へぇ・・」
Dean「実際のとこ、おまえは何をしてるんだ?」

言葉に詰まるEzra。Deanはわざとらしく耳に手を当てる。笑うSam。
Dean「ん?答えられないのか?」
Sam「あのさ、俺のためにハッキリさせてくれないか。あんたはこの仕事がしたくて必死だった、
でもその仕事が何なのかは知らなかった?」
Ezra「・・選ばれるまで任務の中身は秘密にされていた」
Dean「すげーな」
Sam「すごいね」
Ezra「・・ほとんど誰も選ばれなかった」

部屋から出る兄弟。途端に表情が変わる。
Dean「・・アホだな。あいつが追い出されたのも不思議じゃない」
Samはドアに鍵をかける。
Sam「そうだね。"地上部隊"に"秘密の精鋭部隊"?メタトロンは何の準備をしてるんだ?」
Dean「さぁな。天国の裏口を通り抜けるヤツを探すんだ。カンタンに持ち運びできて見つからないヤツ」

ため息をつくSam。

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Gavin「自分の魂を売った!?魂を!?性器を3センチでかくするためだけに!?」
Crowley「優先順位は変化するんだ。私は今のようにすべてを楽しんでいなかった。
わかりやすく言うと私の魂は地獄で服役し、そこで悪魔化した。
それから他人に憑依しなければならず、生活のために取引をした」
Gavin「悪魔にかかわるなんてありえない!」
Crowley「ただの悪魔じゃない、私はキング、地獄の王だ!」



Ezraがイスに拘束されたまま胸から血を流して死んでいるのが見つかる。
Castielのオフィス。
Sam「信じられない。だって俺たちが部屋を出たときは問題なかった」
Dean「俺はあの天使に触ってもいない」
Sam「拘束された状態で武器もない。自殺なんかじゃない」
Castiel「あぁ。これは天使殺しだ」
Dean「それじゃおまえの作戦がバレてるのかもな。メタトロンが内部の誰かと接触したんだ」
Castiel「ここにいる者はみんな忠実だ。結局、共通の理由で団結したわけだが」
Dean「それが問題だな。おまえは誰もウソをついてないって思ってる。俺にすりゃ誰もがウソつきだ。
才能ってやつだ」

Castielは無言のままDeanを見る。
Dean「調べるぞ」
先に部屋を出るDean。遅れてSamがイスから立ち上がるとCastielが呼び止める。
Castiel「サム。ちょっといいか?」
Sam「うん、なに?」
Castiel「ガドリエルについて聞きたいんだ、君に憑依していたときのことを」
Sam「・・完全には憑依しなかった。なんていうか・・シェアしてる感じ。俺は俺のままだった」
Castiel「彼の存在を感じていたのか?」
Sam「・・あの感覚がなんだったのか本当にわからない。きっと完全な孤独じゃなかった」
Castiel「脅されているような感覚は?」

Samは考えた後、首を横に振る。
Sam「なかった。彼はもっとこう・・落ち着きがなかった、やり遂げてない仕事があるみたいな。
ガドリエルのことを知った今なら、彼は誤解されてると感じてたって言える」
Castiel「・・だが危険はなく、敵意もなかった?」
Sam「・・なかった。明らかに俺は間違ってたよ・・あいつはケヴィンを殺したんだから」



スポーツ紙を読むCrowley。紙面にはアメフトの記事、"海賊が聖者を倒す"
Gavin「なぜ俺があんたを嫌いかだって!?」
Crowley「私はおまえを殴り、飢えさせた。家に戻っては酒を飲み、また殴る。
二日酔いで起きれば・・あぁ、そうだ、また殴った。
公平に見ても私はどんな役目の手本にもならなかった。母は魔女だった!」
Gavin「俺は自分には何もないと思って大人になった。ないよりもないって!
あんたは俺を馬車馬よりも働かせた。学校にも行かせてくれなかった。今でも字が読めない!」
Crowley「大げさだな。ヨーロッパの大半では読み書きができなかったんだぞ。読みたいのか?」

CrowleyはGavinの額に一瞬触れる。
Crowley「読め」
新聞を渡す。
Gavin「・・"海賊たちが聖者を倒した"?・・こんなことありえるの?・・字が、読める・・」
Crowley「地獄の王には多くの特権がある」

Gavinの表情が突然ゆるむ。
Gavin「もしあんたが王なら・・俺は王子ってこと?」
Crowley「おまえは私に何も与えられなかったと言う。肩書きがあるじゃないか!」
Gavin「俺があんたを父親として認めれば、俺は地獄の業火から逃れられる?俺の犯した罪がどんなものでも?」
Crowley「・・私と取引きするつもりか?さすがだな」
Gavin「きっとうまくいく。この人生で初めて可能性ってのがわかった。未来も。
すぐに俺の時代に戻してくれれば、俺は新世界への船に乗り込める」
Crowley「その船だが・・」
Gavin「なに?」
Crowley「・・大したことじゃない。・・・準備ができたとアバドンに伝えてくれ」



森の中で誰かを待つCastiel。やってきたのはGadreel。
Castiel「来てくれてありがとう。一人で来てくれたことに感謝する」
Gadreel「あんたのことはサム・ウィンチェスターの目を通して見ていた。彼はあんたを信頼してる。名誉という評価だ」
Castiel「一部ではな。評価については、君の場合はそれが独り歩きしてる」
Gadreel「ガーデンのことは俺のやったことじゃない」
Castiel「誤解を受けているのはわかっている。君は名誉挽回に必死だ、おそらく挽回以上のことも」
Gadreel「天国を再構築するためのメタトロンの活動を手伝っていることを言ってるのか?」
Castiel「手伝い?彼のために軍を作り、彼のために殺してる。
君がより大きな利益のためだと信じてやってるのはわかる、
だが君はその信頼を間違った主君に置いてしまった」
Gadreel「あんたは彼のことを知らない」
Castiel「私は嫌というほど知ってるんだ、ガドリエル!
私は同じ間違いをおかし、墜落を導いてしまった」
Gadreel「墜落は俺をやり直すチャンスへと導いてくれた!」
Castiel「これは君だけの話じゃないんだ!」
Gadreel「キャスティエル、あんたは俺の忠誠心を変えようというのか?」
Castiel「本来の忠誠心を取り戻すように提案してるんだ。天国において我々が仕えていた任務を」
Gadreel「それをしてる」
Castiel「君はだまされてる。君が経験したのと同じくらい悪く、気が遠くなるほど長い間隔離される。
メタトロンの下ならもっと酷くなるぞ」

その言葉を聞き考え込むGadreel。突然Castielの背後に剣を持った天使が現れる。
Gadreel「キャスティエル!」
Castielはその天使を倒し、現れた別の天使も倒す。Gadreelの姿は消えていた。

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Castielのオフィス。DeanはMagnusによって初めてブレイドを握ったときのことを思い出す。
携帯が鳴っても気づかない。Samが手を叩く。
Sam「ディーン!どうしたんだよ、電話鳴ってるの聞こえないのか?」
電話に出るDean。
Dean「・・やっとか。今までどこにいた?」
Crowley「アバドンを見つけたら連絡すると言ったはずだ。だから・・連絡した」
Dean「今どこだ?」
Crowley「まずはファーストブレイドの隠し場所を教える。私はアバドンを見張ってるから
おまえら二人で取ってこい。そうすればあの女を名簿から削除できる、永久に」

Crowleyの横にはAbaddonが立っていた。


兄弟はCrowleyの指示通りに墓場である棺を掘り起こす。ふたを開けるとまだ腐敗途中の遺体。
思わず顔をそむける兄弟。
Sam「・・マジかよ、クラウリー・・死体の中に隠す必要あるわけ?
なんで死体と一緒に、じゃなく死体の中に、なんだよ」
Dean「こういうのは初めてじゃない・・よし、やるか」

Deanが遺体に触れようとするとどこからか獣の唸り声が聞こえてくる。
Sam「・・ディーン?聞こえる?」
周囲を見回す。
Dean「・・ヘルハウンドか」
やがて唸り声を上げながら兄弟めがけて獣が飛び出してくる。
二人は霊廟に逃げ込み、Samは内側からドアを押さえDeanは急いでCrowleyに連絡する。
Crowley「もしもし?」
Dean「てめぇこの野郎!墓場に番犬つけやがったな!」
Crowley「ばかな」
Dean「ヘルハウンドがいる!」
Crowley「いやいやまさか。あのコは回収された」
Dean「ここいるんだよ!」
Sam「早く!」
Crowley「生意気にも王に逆らう者などいない」
Dean「スピーカーにしてやるからよく聞け!」

今にも扉を破ろうとするヘルハウンドに携帯を向けるDean。
Crowley「ジュリエット?パパだよー。下がりなさい」
途端に鳴き声が止み、遠くに消えていく獣の足音。
Deanがかざした携帯の画面には666の番号。
Crowley「どういたしまして」
兄弟は息を整えながら戻る。Deanが遺体の腹部を開ける。
Dean「・・よし、それじゃ今度こそ・・」
Sam「あのさ・・俺がやった方がいいのかも」
Dean「サム、大丈夫だ。安全に取り出すから、その、印の力とかなしで・・」

Samは遺体に手を突っ込む。粘液にまみれたブレイドを取り出す。
Dean「・・さぁ地獄の騎士を殺しに行くぞ」

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Gavin「何言ってんだよ、戻ったら船に乗り込むに決まってるだろ!自分の時代に戻りたいんだよ!」
Crowley「いいアイディアとは言えない」
Gavin「東部の植民地に行くんだ。国境を越えて働く。約束したんだ!」
Crowley「ギャビン、父親の言うことは聞きなさい。おまえにとって・・」

Gavinはドアを閉める。
Crowley「・・おまえにとって何がベストかわかってる・・」
Crowleyの携帯が鳴る。
Crowley「・・スクイレル。おまえは父親に優しかったといいんだが」
Dean「は?黙ってろ。ブレイドを手に入れた」
Crowley「そうか。クリーブランド、フンボルトホテル。もちろん最上階だ。
着いたらアバドンのところに案内する。私が彼女を引き留める、おまえが無知な醜い女をくし刺しにしろ」

眉をひそめるAbaddon。Crowleyはスピーカーを手で覆い彼女に小声で言う。
Crowley「・・ただの売り文句だ」
Dean「・・わかった。そっちに向かう」
Crowley「そうだ、ディーン、今すぐ動くんだ。ポキプシーからドライブするにはいい日だぞ」
Dean「何の話だ?まだそんなとこまで行ってない」
Crowley「あぁ、だから言っただろ。今すぐポキプシーから離れろ」

Deanは電話を切る。
Sam「・・問題なし?」
Deanはしばらく考える。
Dean「・・あぁ」


Abaddon「上手いわね。でもあなたはしばらくの間、あの二人と共謀してた。
彼らがここに着けば、あなたにウィンチェスター兄弟、ファーストブレイド、
そしてちょっと前の私がひとつの場所に集う。合理的にいきましょう」

Abaddonは銃を取り出すとCrowleyの肩を撃つ。椅子に倒れこむCrowley。
Crowley「・・正気か!?」
Abaddon「ヘンリー・ウィンチェスターからちょっとしたトリックを学んだのよ。同じ目にあったわ。
デビルズトラップが彫られた弾よ。致命傷じゃない、ただ・・無力になるだけ」



路地裏にCastielとGadreel。
Gadreel「俺は関係ない、暗殺者があんたを襲うのがわかってたら会わなかった。わかってくれ」
Castiel「・・なぜ私に話す?」
Gadreel「あんたと俺はこの状況で正反対の立場にいるのに、俺もそこに名誉がなければならないと信じてる。
たとえ戦争の問題であっても」
Castiel「あんなことがあってもメタトロンについて私の言うことが正しいという証明にはならないのか?
君は誠意をもって私に会った。なのに彼は嘘をつき、私を殺すために君を利用した」
Gadreel「キャスティエル、」
Castiel「何世紀も前に誤った判決で君が取り消されたのと同じように、
メタトロンへの君の誤った信頼が再び君自身を破滅させるぞ」
Gadreel「彼に約束したんだ。俺に彼と戦うことに期待してるのか?」
Castiel「・・いや、そうじゃない。君には正しい場所にいてほしいんだ。
メタトロンが何を計画しているのか報告してくれ。いつ彼が攻撃するのかも」
Gadreel「それが俺たちが話していた名誉なことか?」
Castiel「メタトロンのスパイが私の部下の中にいるのは明らかだ。だから我々の密会がバレた。
目には目を。私の申し出をよく考えるんだな」



ホテルに着いた兄弟。Samがブレイドを持つ。
Sam「・・よし、じゃあ始めよう」
Dean「おい、ちょっと待て。最上階に行く前にざっとこのホテルを調べた方がいい」
Sam「いいけど、なんで?」
Dean「クラウリーが地下に悪魔たちが向かっているのを見たって。あいつも調べたらしいけど、
それをアバドンに知られた可能性もあるだろ」
Sam「それいつ言ってた?」
Dean「電話で。あいつがここにいることをアバドンは知ってるかもしれない。
だからおまえが地下を調べてくれ。俺はメインフロアを調べるから」

DeanはSamからブレイドを取るとホテルに入る。メインフロアは調べず、直接最上階の部屋のドアを開ける。
そこにはイスに倒れ込んでいるCrowley。
Crowley「・・ハロー、ディーン。血に飢えた狂気を含んでるおまえの目はいいな」
Deanは何も言わず自分の肩を指す。Crowleyの肩からは血が流れる。
Crowley「時間を無駄にするのはよそう。おまえをアバドンのとこに連れて行ってやる・・・すぐそこだ」
飛びかかってきた悪魔をブレイドで殺すDean。しかし突然壁にはりつけとなり身動きがとれなくなる。
笑いながら現れるAbaddon。
Abaddon「一人の男とブレイド・・それでも新しい女王には適わない」
力を強めるとDeanの体がさらに壁に押し付けられる。
Abaddon「それじゃまずは・・あなたに死んでもらう。それからクラウリーの目の前で息子を殺して王自身にも。
ブレイドを破壊する。それがやるべきこと」

Cainの印が光り出し、右手が壁から離れる。Abaddonの顔色が変わり、さらに力を込めるが
Deanの体は完全に壁から離れる。
力を強めるもDeanは一歩ずつ確実にAbaddonに近づく。しかしブレイドを落としてしまい、
ふたたび身動きが取れなくなる。嬉しそうに笑うAbaddon。
Deanが床に落ちたブレイドを見つめていると、やがてひとりでに動き出し右手に戻る。
そこに地下室を調べていたSamが部屋に入ってくる。
Deanはブレイドを手にまっすぐAbaddonに向かう。激しく動揺したAbaddonは成す術もなく
ブレイドに腹部を貫かれる。
強い光を発し、悲鳴を上げながらAbaddonの体が床に倒れる。
しかしDeanは動かなくなったその体をさらに何度も刺し続ける。
Sam「・・ディーン!」
周囲に血が飛び散る。
Sam「ディーン!やめろ!」
顔中に返り血を浴びるDean。
Sam「やめるんだ・・」
我に返ったDeanはそこで初めてSamを見る。ブレイドを手放した右手は血まみれなっていた。

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Crowleyは苦悶の表情を浮かべながら肩に埋まった弾丸をナイフで摘出する。
Crowley「・・おまえらちょっとは・・手伝ってくれ」
Sam「おまえを殺さなかっただろ、クラウリー。今ならカンタンにやれるのに。それで十分じゃないか?」
Crowley「私に借りがあるだろ。これが罠だと警告した私への称賛はないのか?
"ポキプシー"だ、わからないか?」

SamはDeanを見る。互いに何も言わない。
Crowley「ドラマチックな展開だな」
Dean「・・クラウリーに息子がいるって事実が俺には信じられない。どうするつもりだ?」
Crowley「どう思う?」
Dean「・・元の時代に戻すんだろ?彼の時代に」
Crowley「戻ればあいつはアメリカ行きの船に乗り込む。その船は嵐で沈み、全員死ぬ。
人生を変えるためにはこの世界が唯一のチャンスだ。おまえはすべての終わりが悲劇であってほしいのか?」
Dean「どう言えばいいのかわかんねぇけど、ルールはルールだ。彼を戻せ」
Sam「伝承は一様に同じこと言ってる、少しでも過去をいじるとその波及効果は後に続くものすべてに衝撃を与える」
Crowley「頼むよ、誰もおまえらみたいにルールをねじ曲げてない。たった一人の子供だぞ。
誰にも影響なんか出ない」
Sam「ルールを曲げちゃだめだ、ぜったいに。彼をバンカーに連れて行って、戻れる方法を探す。
そうするしかない」
Crowley「せめて別れを言ってもいいか?」

兄弟は何も言わない。
Crowley「・・この日を歓迎するよ。わずかに残っていた人間性が私の中から消えた日だ・・感情がな」
CrowleyはGavinの部屋に入るとドアを閉める。慌てて兄弟がドアを開けると二人の姿はなかった。
Dean「クラウリー!」


Gavin「船は沈む?おかげで残りの人生に備えられる」
Crowley「めそめそするな、ギャビン。違った展開になるかもしれない」
Gavin「俺はこの21世紀がなんなのかも知らないんだぞ!」
Crowley「おまえなら大丈夫だ。安い酒と娼婦は避けろ。父親らしいだろ?」
Gavin「・・それじゃここでお別れ?」
Crowley「そうだ、永遠に。おまえがタバコを吸ったりしたときは別だ。そのときはひっぱたいてやる」
Gavin「・・それじゃさよなら・・それとありがとう、父さん」

ハグをしようとするGavin。
Crowley「おいおい、落ち着け。直れ」
Gavinはあきらめる。
Crowley「じゃあな、ギャビン・・あぁ、それから、"地獄の王子"の件は忘れろ。
多くの場面では上手くいかない」


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インパラ内。
Dean「警告のことを言わなかったのはおまえがどうするかわかってたからだ。
おまえはぜったいに俺と一緒にあの部屋に乗り込んでた」
Sam「・・それって俺たちがいつもしてることだろ?
この件では俺たちは本当のパートナーで互いの背中を守り合ってるんだから当然だろ?」
Dean「おまえが理解してくれるとは思ってない」
Sam「やってみろよ」

Deanはしばらく考えた後、口を開く。
Dean「・・初めてブレイドに触った時・・わかったんだ。自分を止められないってことに。
アバドンを倒すために他に何かを犠牲にしなければならないってことを。
それはヒーローにあるようなもんじゃない。あれは・・ただ穏やかな気分だった。
だから・・俺は一人でやるしかなかったんだ、サミー」
Sam「・・・そうだよね。つまり俺を守るのはまた今度だったってこと」
Dean「おまえはアバドンに捕まって、あいつの逃げる交渉材料になる可能性があった。
失敗はできなかった」
Sam「・・・あのさ、俺は上手くいって嬉しいんだよ、本当に。
ブレイドがディーンに強さや冷静さやとにかくなんでも与えてることも嬉しい。
でもさ、ディーン・・ブレイドには他にも何か作用があるような気がするんだ」
Dean「・・たとえば?」
Sam「わからない。ディーンに影響するような何か・・
なぁ、ちゃんとクラウリーを殺す決意をするまでブレイドをどこか遠くに保管しておかないか?
どこか安全な場所に保管するんだ、それでいい?」
Dean「・・・ダメだ」


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Author:miku[el]
海外ドラマ・スーパーナチュラルをメインに好きな映画やその他ドラマについて好き勝手に書いています。天使フリーク。Spnはシーズン11について書いてますのでネタバレは困る!という方はお気をつけください!US放送済み分については予告なしでネタバレします。DVD発売後でもエピタイトルは原題で表記してます。英語が堪能ではありませんので、ブログ内はほぼ個人的解釈を含んだ意訳です。誤訳もあるかと思いますがご容赦ください・・
★拍手コメントのお返事は同記事のコメント内でさせていただきます。生存確認はツイッターまで。

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