Shoot At The Devil

―All evil bitches will see the two lights.

 
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Spn S10-4 Paper Moon


なんとなくDeanの方がセリフが多かった気がします。Samが黙ってるのが多かった。
Deanの復帰一作目だからまぁ当然っちゃー当然かも。
インパラシーンも多いね。これでもかってくらい。
久しぶりに兄弟一緒だからこれもまぁ当然っちゃー当然かも。


湖畔のほとり。イスに腰掛けてビールを飲むSamとDean。
Dean「・・なぁ、聞いておきたかったんだけどさ」
Sam「どうぞ、言ってみて」
Dean「おまえってさ・・今まで蹴られたり噛まれたり引っ掻かれたり
刺されたり憑依されたり殺されたりしたのにさ・・ヒジをねん挫?」
Sam「ねん挫どころじゃないんだよ、わかる?悪魔にやられたの。でも・・」
Dean「でもなんだよ。その吊ってるのはデザートに出てきた泣き虫パイのオマケか?おい、カンベンしてくれ」

笑う兄弟。
Sam「・・気分はどう?」
Dean「・・絶好調」
Sam「おい」
Dean「調子はいい、本当だ。トランクには冷えたビールがあと3ケースもあるし、俺たちは調子を整えてる。
これまででベストの決断だ」
Sam「じゃ乾杯」

ボトルを合わせる。沈黙が流れる。
Dean「・・・今朝の新聞見たか?」
Sam「・・動物が殺されてたやつのことかな」
Dean「3件の殺害だ。同じ街、先月だけで」
Sam「そうだね、誰かに連絡して解決してもらおう」
Dean「それがいい、賢明だ」
Sam「解決」

ふたたび流れる沈黙。
Dean「・・・あるいは・・俺たちなら出入りできるかも。いつものパターンだ」
Sam「それは、ない」

Deanはかけていたサングラスを外す。
Dean「なぁ、サム。俺たちがここでしてることはたしかにいいことだ、それはわかってる。
俺とおまえで遊んでる・・・でも俺は仕事がしたい。必要なんだ」
Sam「・・もし悪化しそうなら、ちょっとでも悪くなりそうなら前もって知らせてくれ」
Dean「わかった、約束する」


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警察署。狩猟区管理人姿のSamとDean。
Officer「来てくれて助かるよ。こういうことには君らの方が慣れてるだろうから」
Sam&Dean「もちろんです」
Officer「アライグマが娯楽室にいたり、クマがプールで泳いでたことはある。
だが今回は・・さっぱりわからん」
Dean「・・えーっと、じゃあまずはどこから始めます?ネットのアクセス記録?」
Sam「温暖化」
Dean「ビットコインとか・・大統領とか」
Sam「あの、もしよかったら事件現場に案内してもらえます?
なにかおかしな類似点があるかもしれないので」
Officer「唯一おかしなことは被害者たちの殺され方だ。みんな引き裂かれて心臓がない」
Dean「心臓がないってそれは・・」
Officer「食べられた可能性が高い」
Dean「目撃者は?」
Officer「現場は駐車場もある街のど真ん中だ。犯行は深夜遅くだったがバーがある。
酔いつぶれたやつらがいる場所だが、トミーが何かを見たらしい」
Dean「何を?」
Officer「正直言ってわからんよ。信頼できる目撃者とは言いきれん。
少女がバーカーと裏に行って一緒に殺されたのを見たとか言ってるようだが」
Dean「じゃあ二人目の被害者?」
Officer「そうだ。トミーが酔ってたことを除けばな。
そこに遺体はないし、DNAも検出されていない。遺体を引きずったような跡もない。
証言を裏付けるものが何もないんだ」

保安官は別の保安官に呼び出され兄弟から離れる。
Dean「・・行方不明の心臓・・オオカミっぽい気がするよな?」
Sam「ワーウルフと考えても問題ないよ」
Dean「少女の方だと思うか?」
Sam「調べよう」



バー。酔っぱらった状態のTommyに話を聞くSamとDean。
Tommy「バーカーと俺はバカ騒ぎをしてきたんだ、ずっとバイクに乗ってきた。
あいつはどこかで自分がいつ終わるのか、わかってたんだ。
それはラクなもんになりそうじゃなかったけど・・あんな風になるか?動物にやられただと?
そんなはずない」
Dean「よかったら何があったか話してくれないか?」
Tommy「バーカーは店の裏に行った。それからみんなが叫び出して、あいつはズタズタになってた」
Sam「保安官が言うには、君はそこに少女がいたのを見たとか。彼女も殺された?」
Tommy「いや、違う」
Dean「少女はいなかったってことか?」
Tommy「言えない」
Sam「・・俺たちは警官じゃない」
Tommy「バッヂ持ってるのは同じだ」
Dean「外で俺たちがどんなやり方で仕事をしているかも知っておいた方がいいぞ。かなりのおかしいことは見てる。
説明できないこともな。この目で見るまで信じなかった」
Tommy「あんたはこの街で生きてるわけじゃないだろ。バカにされることもない」
Dean「俺はイカれたやつは自分が思ってる半分もイカれてないかもしれないって言ってるんだ」
Tommy「・・もし誰かにゴーストを見たって言われたら、あんたらは信じるか?」
Dean「すべてを信じると思ってくれていい」
Tommy「・・わかった、それじゃあ・・別の夜、俺はバイクに乗ってて古い農場の前を通ったんだ。
バーカーとよく遊びまわってたことを思い出しながら。そこで彼女を見たんだ」
Sam「彼女って?」
Tommy「あの女だよ」
Dean「事件の後に?」
Tommy「そうだ。あの女は血まみれでそこに立っててこっちを見てた。だから俺は急いで戻ったんだ。
ケガしてたか、とにかくなんかあったと思ってさ。だけどもう女はいなかった。まるで消えたみたいに」
Sam「ゴーストみたいに、か」
Tommy「サツの言うことなんかウソっぱちだ。あの女はあそこにいた。あいつが食ったんだ。
間違いなくゴーストだ」


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SamとDeanはTommyが少女を見たという農場にやってくる。
Sam「ゴーストは人間を切り刻んだりしない」
Dean「この安ホテルならまだサンズ・オブ・アナーキーは飲み込んでないみたいだな」
Sam「彼女は不良が好みか」

二手に分かれて納屋を調べる。周囲には胸部が裂けたニワトリの死骸と扉につけられた3本の爪痕。
中に入ると電話をしている一人の女性。Deanが背後から近づく。
Woman「無視するのはやめて。すぐに連絡してちょうだい。こんなはずじゃなかったのよ・・」
突然女性は電話を切ると周囲の匂いを嗅ぎ出し、走り出す。
裏口から入ってきたSamとぶつかる。Samは女性の顔を見て固まる。
Dean「どうした」
振り向いた女性は大学の友人にワーウルフに変えられたKateだった。
Dean「ケイト?」

兄弟はKateを縛り上げる。
Kate「あんたたちが何者なのか知ってる」
Dean「おめでとう」
Kate「大学での事件の後、私のこと逃がしてくれたんだと思ってた」
Sam「あぁ、君が遺体を捨てるまではね」
Kate「え?」
Dean「バーにいた男がおまえを見てた。彼の友人におまえがウルヴァリンする前にな。
だから・・驚いただろ?俺たちが来たってわけ」
Sam「ケイト、君は理性をもって生きると言った。何があったんだ?」
Kate「・・状況は変わったのよ。これになって・・強くなろうとした。でも飢えには勝てない、無理だった。
オオカミ人間になったときの説明書なんて誰もくれないもの」
Dean「今のところかなり上手くやってるみたいだな。心臓を取り出して食ってる」
Kate「私は一人きりだった・・進化したの」
Sam「それで罪のない人々を殺してるのか?」
Kate「あんたたちが何かするつもりなら・・やればいい」

Deanは銃口をKateに向ける。しかし引き金を引く前にその腕をSamが押さえる。
Sam「ちょっと・・」
兄弟はKateから離れる。Kateの爪が伸び、縛っているロープを削る。兄弟は気づかない。
Sam「あのさ・・俺にやらせてくれ」
Dean「どうした?」
Sam「兄貴はやらない方がいいと思う」
Dean「何言ってんだ?」
Sam「ディーンはまだ準備ができてない」

Samの携帯が鳴る。相手は保安官。
Sam「もしもし?」
Officer「高校の体育館で動物に襲われた遺体がまた見つかった。
被害者は警備員、手口は他の3人の被害者と同じだ」
Sam「いつです?」
Officer「警官が着いたときにはまだ被害者の血は温かかったらしい。おそらく1時間も経ってないだろう」
Sam「ありがとうございます、ではまたあとで・・問題発生」
Dean「オオカミ人間のバービーがまだいるってのか?」
Sam「別の殺しが起こった。街の反対側、夜になる前に」
Dean「ケイトは殺しをやってからどうやってここに戻って・・おまえは彼女の仕業じゃないと思ってるのか?」
Sam「わからない。でも今のところ気になるのは・・」

Kateがロープを切り逃げ出す。兄弟が振り向いたときにはすでに彼女の姿はなかった。
Dean「クソッ!」
兄弟はインパラに向かう。
Dean「もし彼女が殺してないなら、なんでビッグ・バッド・ウルフのフリなんかするんだ?」
Sam「群れで逃げるためとか?仲間を守ろうとしてるとか」
Dean「高い代償だな」
Sam「それは?」
Dean「彼女のケータイ。俺たちが縛り上げる前に誰と話していたかたしかめる」

繋がった先はモーテルの受付だった。

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インパラ車内。
Dean「・・それで、俺は仕事に戻る準備ができてないってどういう意味だ?」
Sam「俺は・・俺はべつに何かを始めようとしたわけじゃないよ、ディーン。
休むことが俺たちには一番大切だと思っただけだ」
Dean「わかったわかった、何も心配すんな。それよりおまえはどうなんだ?」
Sam「・・どういう意味?」
Dean「おまえは準備できてんのか?」
Sam「なんでそう思うわけ?」
Dean「レスター」
Sam「レスター?本気で言ってんの?なんでここでレスターが出てくるんだ?」
Dean「勘違いすんなよ、俺はべつに・・俺だってべつにひと騒動起こそうとしてるわけじゃない。
ただそのことについて話し合った方がいいのかもって言ってるだけだ」
Sam「・・わかった。何も話すことはない予想はできるけど」
Dean「オーケイ」
Sam「・・・オーケイ」

沈黙。
Dean「・・俺はただ、俺たちが話せるようになったときから、
おまえが悪魔に魂を売らせた男についての話をしたがってるのかもしれないって思っただけだ」
Sam「その男は兄貴に殺された。俺たちが話してるのって同じ男のことだよな?」
Dean「俺は悪魔だったんだ」
Sam「へぇ、悪魔だったの?気づかなかったよ」
Dean「遅かれ早かれレスターは魂を売った代償を支払うことになってた。だから厳密にはおまえの責任だ」
Sam「俺にどうしろっていうんだよ、ディーン。なんとも思ってないわけじゃない、
でも俺には兄貴を見つける必要があった。だからもし・・少しだけルールを破らなきゃいけないなら・・」
Dean「闇に落ちる」
Sam「闇にだって落ちるよ。兄貴がそう名付けたいならそれでいい」
Dean「なぁ、俺は文句言ってるわけじゃないんだ。むしろ俺は正反対のことをしてる。
俺は・・レスターや他のやつらと・・」
Sam「他の人間なんていなかった」
Dean「どっちにしても俺たちにはタイムオフが必要かもな。これでいい、大丈夫だ」
Sam「・・わかったよ」


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モーテル前の駐車場。車内で待つDean。
Sam「夜明け前、ルーム3にブロンドの女性が入って行ったらしい」
Dean「一人か?」
Sam「従業員はそう思ってるみたい」

部屋から帽子をかぶった女性が出てくる。
Dean「・・動いたぞ」
後を追うSamとDean。公園の中に入った女性は前方からきたジョギングの男性を追うように角を曲がる。
Sam「どうしたんだろ?」
Dean「朝メシを探してる」

立ち止まった男性に足早に近づく女性。兄弟は背後から銃口を女性に向ける。
Dean「ケイト!」
Sam「ここまでだ」

振り向いた女性はKateとは別人だった。驚いた様子で両手を上げる。
Girl「お願い、撃たないで。なんでもするから!」
ジョギングの男性は3人に気づかないまま森の中に消えていく。
Sam「ケイトはどこだ?」
Girl「誰?」
Dean「彼女の部屋から出てきただろ」
Girl「あれは私の部屋よ」
Dean「なんでさっきの男性をつけてた?」
Girl「ロビーのこと?だって知り合いだから、ちょっとびっくりさせようかなって・・」
Sam「・・テストしよう」
Girl「テストってなんの・・?」

Deanは銀のナイフを取り出す。
Girl「ウソでしょ・・!助けて!誰か助けて!」
Dean「いいから落ち着け」
Girl「私は・・私は死にたくないのよ・・!」

突然女性が牙をむき、Deanを突き飛ばすとSamに馬乗りになり首を絞める。
Kate「ダメよ!やめなさい!」
女性を制止したのはKate。女性はその場から逃げ出す。
その背中に銃口を向けるDean。
Kate「やめて!あの子は妹なの!」

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Dean「見失った」
DeanはKateに銃を向ける。
Dean「ケイト、どうしておまえの妹がワーウルフになってんだ?理由を言え!」
Sam「なぁ、おい、彼女に話してもらおう」
Dean「今やってんだろ!」
Sam「じゃあ銃を下ろせよ」
Dean「それでまたこいつを逃がすのか?断る」
Sam「彼女は俺たちを助けてくれたんだぞ」

Deanは不満そうな表情を浮かべながらやむを得ず銃を下ろす。
Kate「妹がワーウルフになったのは私が変身させたからなの」
Dean「自分自身の手助けをさせるためだろ」
Kate「そんなのどうでもいい、もうウソにはうんざりなのよ」
Dean「これだけはハッキリさせておく。俺たちがおまえを逃がしたのは同情したからだ。
なのにおまえは仲間を増やしたっていうのか?人間を殺し始めただと!?」
Kate「そんなんじゃない!私は人殺しじゃないわ!」
Dean「おまえが残した殺人フィルムを思い出すよ、おまえが彼氏の親友を殺したフィルムだ」
Kate「それはブライアンがおかしくなったからよ。私にはどうすることもできなかった」
Sam「オーケイ、ケイト。もし君の仕業じゃないなら・・」
Dean「本当に"もしも"の場合だ」
Sam「誰がやったんだ?君の妹か?君の妹がやったのか、ケイト?」

Kateは何も答えない。
Dean「へぇ?おまえは妹の前に立ちはだかったのに何も知らないのか?」
Kate「私に何を言えっていうの?」
Dean「真実だ!」
Sam「おい・・」

ジョギングの集団が3人の脇を通っていく。
Sam「他の場所に行かないか?」
Dean「そうだな。コーヒーでも飲むか、クマの心臓がいいかもな。パーティーだ」


ダイナーに移動した3人。
Kate「私はこれを持ち歩いてる」
ポケットから何かを取り出そうとするKate。Deanが銃に手を伸ばす。
Dean「おい」
Kate「見せたいだけよ」

彼女が取り出したのは銀のナイフ。
Kate「ブライアンがなったように自分を見失った場合、あんたたちが私を殺す必要はない」
Dean「言うのとやるのとじゃ大違いだぞ」
Kate「本気よ。私のことを信じる信じないは関係ない、私は誰ひとりとして傷つけたことなんてない、
生きる価値のないやつでも。何があっても人間の心臓は食べなかった」
Sam「納屋の死んだニワトリの説明がつく」
Kate「見つけられるものを食べてる、なくなっても人にバレないものをね。
瞑想もしてる、ヨガで助かってる」
Sam「ヨガ?」
Dean「なるほど」
Kate「あんたはそうやって笑うけど・・もう一人の自分をコントロールするためなら私はなんだってやる」
Dean「すごいな、ケイト。本当に。新世代ヒッピーが自分の妹にいい影響を与えていてよかったよ」

Kateは深いため息をつく。
Kate「ターシャは・・彼女は違うの。大学を辞めた後、私は・・フラフラしてた。さまよってた。
どこにいけばいいのかも、何をすればいいのかもわからなくて。
だから・・安心できる場所に行った。家に帰ったの。自分が汚れたものになっても家族のことは考えた。
みんなを守るにはどうすればいいかって。私はワーウルフよ。
もしあんたたちがやってきて私を殺そうとしたらどうなる?
そんなリスクはおかせない。だから・・家族から離れた。
電話もしないし手紙も書かない・・私は新しい生活を始めたの。
妹のフェイスブックを見るまでは。
ターシャは大きな交通事故に遭ってしまった。医者は助からないだろうって。
私たちはずっと仲良しだった。だから・・別れを言いに行ったの」

意識不明のまま病院のベッドに横たわるTashaの手を握る。
彼女の腕にはKateとおそろいのブレスレット。
Kate「・・そこでひらめいたのよ。この呪いは痛みと苦痛をもたらすだけ。
でももしかしたら何かできるんじゃないかって。
ターシャをワーウルフに変えれば傷は治って妹の命は助かる、セカンドチャンスを与えることができる。
それで・・私はとんでもないことをやってしまった。
最初は失敗したと思った。ワーウルフなら傷はすぐに治るのにターシャは遅すぎた。
目を覚ました妹はもう苦しんでなかった。いっぱい質問してきたわ、何があったのか、なぜ病院にいないのか。
私は正直にすべてを話した。いいことも悪いことも、残酷なことも。
私たちが何者でなぜ二度と家に帰れないのか、私たちが変化するものをコントロールしなければならない責任も。
飲み込むには多すぎた。でも私たちにはお互いがいる、それだけで十分だった・・・私はそう思ってた」

外から戻ってきたKateはモーテルの部屋の電気をつけようとするがつかない。床には外された電球。
暗い部屋を進んでいくとTashaが血だまりの中で人間の心臓を食べていた。
Kate「妹は私が警告したことすべてに屈した。たとえ許す気にならなかったとしても、妹を失うのはわかってた」
Sam「だから納屋に戻ったのか。全部ターシャを守るためだったのか?」
Kate「家族だから。それに私は撃たれて当然のことをした。
あの子はこれまで以上に私を必要としてる。これは私の問題よ、私がカタをつける」
Sam「どうするつもりなんだ、ケイト」
Kate「ターシャをこの街から出す」
Sam「君の言うことは聞かないんだろ。なんで妹は出て行くって思うんだ?」
Kate「わからないわ、でも・・やってみなきゃ」
Dean「チームを結成するには少しばかり遅いとは思わないか?」
Kate「妹を見捨てろっていうの?私がやったのよ。私には妹のやりなおすチャンスに義務があるの」
Sam「もし上手くいかなかったら?」
Kate「・・そのときは私がなんとかする」
Dean「なんとかするって?その意味わかってんのか?」
Kate「ブライアンに聞いて」
Dean「・・そんなこと必要ないかもな。おまえが最初から俺たちにちゃんと話してたら、
すぐにおまえを助けることができたかもしれない」
Kate「どういう意味?」
Dean「二人とも治すってことだ」

思わずDeanを見るSam。
Kate「できるわけないでしょ。ワーウルフの治療法なんてないわ」
Dean「本当だ。必要なものはそろってる。だが時間は進んでる、あと必要なのはターシャだけだ。
おまえが妹抜きでやりたいって言うなら話はべつだけどな」
Kate「いいえ、そんな・・長いドライブになるけどあの子の居場所ならわかってる」


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駐車場。
Sam「どういうつもりだよ、治療法なんてないだろ」
Dean「ひとつだけある」

Deanは銀のナイフを見せる。
Sam「ディーン、それは余計複雑になるぞ」
Dean「ケイトとターシャはモンスターだ。今はどうかわかんねぇけど、俺たちはモンスターを殺してる」
Sam「そうだけど、でも妹のために戦ってるケイトを責められるのか?俺たちだってずっとそうだろ」
Dean「あぁ、素晴らしい影響を与えてうまくいってる」
Sam「俺たちはまだここにいるよな?」
Dean「でもそれは正しいのか?おまえが俺のためにいろいろやっても、俺の腕にはまだカインの印がある」
Sam「それは俺たちで解決するんだ。いつもそうしてるだろ。
でも俺たちに何があっても、兄貴に何があってもその問題を彼女たちの足元に放り出すなよ」
Dean「よし、じゃあどうするんだ?教えてくれ、作戦は?」



インパラ車内。後部座席にSam、助手席には眠るKate。
Sam「ケイト?」
Dean「・・寝てる」
Sam「そっか、じゃあ・・兄貴に言っておかなきゃいけないことがあるんだ。
俺・・・レスターのことでウソついた」
Dean「え?」
Sam「他にもいたんだよ」
Dean「他のやつにもやったのか?」
Sam「いや、違うよ。数人のハンターを撫でたっていうか一方的には殴ったけど。
でもディーンには理解してもらわないといけない。
俺は兄貴が死ぬのを見た。遺体を部屋まで運んで、冷たくなった兄貴をベッドに寝かせた。なのに兄貴は・・」
Dean「・・あぁ・・わかってる。あの書置きで納得してくれると思ってた」
Sam「"探すな"ってあの書置きが?たしかに役に立つ情報だったよ、ありがとう」
Dean「俺は・・」
Sam「・・なんだよ」
Dean「・・恥ずかしいんだよ」
Sam「なにが?」
Dean「全部。あの書置きとか・・クラウリーとか、全部が」
Sam「ディーンは悪魔だったんだぞ」
Dean「俺が?そうか、ありがとう、気づかなかった」
Sam「言ってろ」
Dean「・・言うまでもなく、"ありがとう"なんて言ったこともない。だから・・」
Sam「言う必要なんかない、俺にはね」
Dean「・・そうか。じゃあ問題ないみたいだな。少しの休暇を取って俺たちは仕事に戻る」

DeanはKateを起こす。
Dean「あとどれくらいだ?」
Kate「もうちょっとよ」
Dean「そこはどういうとこなんだ?」
Kate「ターシャと私がまだ小さかった頃、両親と一緒に泊まりに行ってたキャビンよ」
Sam「どうしてターシャはそこに?」
Kate「妹がワーウルフになったとき、大変なことになるってお互いにわかった。
だから何かマズイことが起こったときのために脱出計画を立てたの」
Dean「待ち合わせ場所ってことか」
Kate「そういうこと」



キャビン前。
Dean「で、どうするんだ?」
Kate「先に私が行って全部説明するっていうのは?」
Dean「いい案だ」

Kateが車から降りようとするとDeanが彼女の手に手錠をかけ、ハンドルにつなぐ。
Kate「何すんのよ!?」
Deanは何も言わない。
Kate「・・サイテー野郎!治療法なんてないんでしょ?信じてたのに・・
これはあの子のせいじゃない、私が悪いの!」
Dean「彼女は人間を殺した」
Kate「私が妹を変身させたからよ。人殺しの対価が欲しいなら私を殺せばいい」
Dean「おまえとはあとでケリをつける」
Kate「でもあの子は助けるべきよ!」
Dean「ダメだ。ターシャはもう深くまで落ちた。そこから戻ることはできない・・二度と。行くぞ、サミー」
Kate「待って!お願い、やめて!サム、お願い!」

兄弟はインパラから降りる。SamはKateを気にしながらもキャビンに向かう。
明かりのついたキャビンの中にはKateたち家族の写真が飾られている。
Samが寝室に入るとTashaがベッドに座っていた。彼女はSamを気にかけることなく手元の人形を見つめる。
Tashaに銃を向けるSam。
Tasha「・・実の姉に裏切られるなんて信じられない」
Sam「彼女は裏切ってない」
Tasha「私を撃つことはできないわよ」
Sam「どうかな」
Dean「サム・・」

Samが振り向くとDeanが別のワーウルフに銃を突きつけられていた。
Tasha「銃を捨てないとこのイケメンが吹っ飛ぶことになるわよ」
Dean「聞くなよ、サム」

Deanは殴られ床に倒れる。
Tasha「どうするの・・サミー?」
Samは仕方なく銃を捨てる。そこに拘束を解いたKateが入ってくる。
Kate「ターシャ!いったい何を・・この人たちは?」
Tasha「ブランドンとトラビス。私が変身させたの。新しい家族よ」
Dean「あぁ、完全にサイコなブレディ一家だ」

牙をむくワーウルフ。
Sam「やめろ!」
TashaがSamをつかみベッドに押し倒す。そのままSamの首を絞める。
Kate「やめなさい!」
Tasha「姉さんはエサの趣味が悪いわね」
Kate「ターシャ、話し合いましょう」

TashaはSamを放す。
Tasha「こいつらは私を殺そうとしたのよ。なのに姉さんはこいつらを守るの!?」
Kate「そうじゃない、私はあなたを守ってるのよ」
Tasha「私なら平気よ、ありがとう。
それで提案があるの、姉さんが出て行くか、私に協力するか」
Kate「私は出て行かないわ」
Tasha「じゃあそれを証明して・・こいつの心臓を食べて」

Samを見るTasha。
Sam「・・ケイト。こんなことしちゃダメだ」
Tasha「誰もあんたの話なんか聞いてないのよ、ポール・バニヤン!・・さぁ、どうするの?」
Kate「イヤよ」
Tasha「・・二人を連れて行って。好きにすればいい。あ、心臓はドギーバッグで持って帰ってきてね」

二人のワーウルフが兄弟を連れ出す。
寝室に残ったKateとTasha。
Kate「あなたがよくなるように手伝うわ」
Tasha「私は最高よ。頭はキレるし強いし最高。私はスーパーヒーローなの」
Kate「罪のない人々を殺してるのは誰?あなたはヒーローなんかじゃない。
あなたはいい子だったのに」
Tasha「弱くて臆病だっただけ。みんなが私を素通りしていった・・ママ、パパ、友達、恋人・・姉さんも。
でも今の私はもう弱くなんかない、怖いものなんてない。私が恐怖よ」
Kate「私はあなたにセカンドチャンスをあげたかったの。
あなたは普通じゃなかった、私たちにはお互いがいたのに」
Tasha「今もそうよ。でもこの生活を人間たちから逃げながら過ごすつもりはないわ。
私たちは強いのよ、ケイト。望む場所にどこだって行ける、
やりたいことはなんでもできる、誰にも邪魔はさせない・・
もう一人で苦しまないくていいの。一緒ならできるわ」


リビングに連れ出された兄弟。
Travis「ひざまずけ!」
殴られ床に倒れる。
Dean「・・大丈夫か?」
Sam「まぁまぁかな・・こいつら、信じられる?」
Dean「マイナーリーグの二人組だな」
Travis「おい!おまえは死ぬんだ、おしゃべりもできなくなるぞ。それどころか・・」

その隙にSamがBrandonをナイフで殺す。Deanのナイフを止め、牙をむくTravisをSamが殺す。
Dean「・・メジャーリーグにようこそ」

Tasha「ケイト、私たちなら上手くいく。最高よ」
Kate「・・愛してるわ」
Tasha「私も愛してる」

Tashaを抱きしめるKate。突然Tashaの顔色が変わり、口から血が流れる。
Kate「ごめんね・・」
倒れるTasha。その胸には深い傷とKateの手には血にまみれた銀のナイフ。
Kate「本当にごめんなさい・・」
寝室に戻る兄弟。そこにKateの姿はなく、Tashaの遺体だけが残っていた。

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インパラ。
Dean「ケイトを追うか?」
Sam「・・わからないよ、ディーン」
Dean「でもおまえは受け入れるしかない、いざってときに彼女はよくやった」
Sam「そうだね・・ディーンが彼女を撃たなかったのもいいことなのかも」
Dean「へぇ?あとから文句でも言うつもりか?」

Samはため息をつく。
Dean「・・もしおまえがひっかきたいなら・・」
Sam「なぁ、ディーン。俺たちは二人でこの件に関わった。
でも本来は休むためだった、俺たちが・・兄貴が体験したことをコントロールできるように。
仕事に戻るには早すぎたかもしれない。ディーンは悪魔だったんだ。
腕にはまだ印もある。話したくなかった?」
Dean「話す?どうやって話せばいいんだよ。何が起こったのかわかってる。
そこにいたんだからな、思い出したか?
逃げようとはしてない、俺はただ・・とにかくそういうことじゃない」
Sam「じゃあなんなんだよ」
Dean「仕事に戻るってことだ。いいことをやる、俺自身の問題にわずらわされることじゃなく」
Sam「準備ができてなかったら?」

携帯が鳴る。鳴ったのはKateの携帯。
Dean「・・ひとつ教えてやるよ、上手く逃げたな」
Kate「死んだままでいるよりも生きてる方がいいって決めたの」
Sam「気休めになるかわからないけど、ありがとう。彼女は君の妹だったのに」
Kate「いいえ・・妹なんかじゃなかった・・」
Dean「・・よく聞けよ、ケイト。とどまるな、面倒なことに巻き込まれるな、連絡もやめる」
Kate「わかった、そうする。でも約束はできない、だって・・」
Sam「わかってる」
Dean「じゃあまたな」
Kate「二度とごめんよ」

Kateは一人、夜道を進む。腕にはTashaのブレスレット。
Dean「・・おまえは正しいよ」
Sam「なにが?」
Dean「なにもかも。俺はまだ仕事の準備ができてないのかもしれない・・・
でも俺は正しいことをやろうとしてるだけだ。間違った方向に進むのはもううんざりだ」


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"just assume we believe everything."なんてDeanに言われたらなんでも相談してしまいたくなる。
全部受け入れてくれそう。でも仕事がしんどいやら生きてるのがつらいとかうじうじ言い出したら
確実に蹴り飛ばされそうな気もする。むしろいっぺん地獄に行って来いって言われそう。
最初のインパラ内の会話でLesterのことを喋ってるけど、なにかと出てくるねこの人。ちょっと嫉妬。
ゲストの1回きりなのに何かと兄弟のひっかかりになってるこの人。なんか嫉妬。
でも兄弟が互いにLesterを放り投げてる感じでちょっとおもしろい。
まぁ、一人の人間の命への責任を互いになすりつけてると思うとちょっとアレですけどね、アレ。
Tashaのセリフ、"Drop the gun or dreamboat here gets his mind blown."
dreamboatというのは理想的な夢のような男性という意味らしいのでつまりは超絶イケメンということですね。
なので「イケメン」の前には(超絶)と思っても問題ありませんね。
個人的にSamがTashaにぶん投げられて2回も馬乗りになって首絞められてるシーンが好きだったりします。
大きいSamと小さいTashaの身長差萌え。
あんな大きいのに女の子に首絞められるとか不憫なのにどこか可愛いSam。
Paul Bunyanというのはアメリカのおとぎ話のホラばっかり吹いてた巨人なんだとか。
いやもうどこから突っ込めばいいのその設定。
ホラ吹きだったので誰も話を聞いてくれない、さらに巨人ということで上手いですね。

相変わらず「大丈夫だ、俺たちは大丈夫だ」と言い聞かせながらのこの手探り感がさすがこの兄弟。
キーッってなりながらも根底にある繋がりが揺るがないからいいんだよねぇ。
だからよくDeanはあとからぼそっとSam, you're right.ってなる。お兄ちゃん、素直だわ。
でもたまにはインパラ運転しながらじゃなくて、テーブルに座ってちゃんと話し合った方がいいんじゃ?とも思う。
まぁそれじゃドラマの画的におもしろくないんだけどねー(´・∀・`)

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miku[el]さん、こんばんわ~^^
いつも、訳して頂いてありがとうございます♪

最初の湖畔での二人のシーン、良いですよね♪
うまくいえないけど、穏かにみえる2ショット、
見れて嬉しいんだけど、せつない感もあって。

Dean昔に比べて、素直ですよね~♪
強がるんだけど、すぐ素直になっちゃう感じが
かなりツボです♪(笑)

これからの兄弟のシーン、かなり楽しみです♪
>たれももんさん
強がってガーッと言っちゃうんだけどしばらくして反省して認めるんですよねw
お互いそんな感じで後から自分の非を認めるというか・・
このエピは兄弟の間に流れる微妙な間の沈黙が多くて
そこがやたらとおもしろかったり、いろいろ考えさせられたりしておもしろかったです。
今シーズンが進むにつれて兄弟の関係がまたなにか変化するのかどうか、楽しみですね。

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miku[el]

Author:miku[el]
海外ドラマ・スーパーナチュラルをメインに好きな映画やその他ドラマについて好き勝手に書いています。天使フリーク。Spnはシーズン11について書いてますのでネタバレは困る!という方はお気をつけください!US放送済み分については予告なしでネタバレします。DVD発売後でもエピタイトルは原題で表記してます。英語が堪能ではありませんので、ブログ内はほぼ個人的解釈を含んだ意訳です。誤訳もあるかと思いますがご容赦ください・・
★拍手コメントのお返事は同記事のコメント内でさせていただきます。生存確認はツイッターまで。

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